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最初に

今回はITエンジニアを目指す新卒者に長期インターンについて、具体的に3つのメリットがあるのでそれぞれ解説していきます。これからITエンジニアを目指す学生の方向けの記事となっており、実践的なHow toを紹介しますので是非参考にしていただければ幸いです。

長期インターンとは

まず長期インターンとは何なのかというところですが、そもそもインターンシップというのは学生が企業への職業体験を目的として企業内で一定期間働くことを言います。アルバイトは報酬だけが目的になるのですが、インターンは企業内での体験やスキルを積むことが目的とされています。
基本的には無報酬ですが、最近では企業によってはお金が出る企業もあります。インターンには1dayインターンや1週間で終わるインターンと2、3ヶ月程度働く長期インターンがあります。

エンジニアを目指す新卒者にとって長期インターンを勧める理由をこれから紹介していきます。

長期インターンを勧める3つの理由

視野が広がる

まず一つめが、チームでの開発経験を積むことで視野が広がるという点です。
エンジニアは1人で開発をしたり、コードを書いたり勉強をしたりすることが多いので、学生の時点でチームでの開発経験を積んでいることはあまり多くないですが、チームでの開発経験を積むと視野が広がって気づくことが多くあります。

具体的に言うと、例えば学生時代は自分1人でコードを書くので「自分だけが分かればいいや」「適当でも大丈夫だ」というような考えになりがちで、コードや設計に対してあまり深く考えることが無いのではないでしょうか。また、「ここは一時的に対応すればいいや」などとも考えてしまいがちになるのですが、チームで開発するとなるとそのような考えは許されなくなります。チームの他の人とも一緒に実装する機会が増えるので、これまでその場しのぎで対応していたような状況においてどのように考えれば良いのか、チームで開発するのであれば設計をどのようにした方良いのかなどを学ぶことができます。
また、知識レベルでも自分よりも遥かに知識が豊富な方から色々教えてもらうことができたり、自分の書いたコードを他の人にレビューしてもらうことで、もっと良い方法があったなどの気づきを得られたりするので、チームでの開発経験を積めるということはとても大きなメリットになります。

採用につながる

2つめですが、そのまま採用につながるケースが多いという点です。
前述しましたが、インターンシップの目的は報酬ではなく職業体験を積んでスキルを磨くことだと説明しましたが、エンジニアのインターンシップはWeb系メガベンチャーであるYahoo、DeNA、LINEなどといったIT企業を中心に高給を払うケースも多いです。例えば、時給3000円前後~や1ヶ月50万円前後の中堅会社員程度の報酬を出す企業もあります。
つまり、Web系メガベンチャーは多少インターンの報酬を高く設定してでも優秀なエンジニアを獲得したいと思っており、そのまま採用につながるケースも多く見られます。

仲間ができる

そして最後の3つめの理由として、仲間ができるという点です。
これもかなり大きな理由として挙げられます。長期インターンは数ヶ月以上職業体験を積むので、企業内の人々とも深いコミュニケーションを築くことが出来るのです。また、同時期に参加していたインターンの学生の方たちとの交流も活発になります。長期インターンで仲間ができると就活へのモチベーションも上がるほか、インターン生同士での企業の情報交換も行われたりするので、これらが就活への役に立つことも多いでしょう。
インターン生同士でTwitterやFacebookなどSNSのアカウントを交換し、そこから繋がって「一緒にこういうことをしようよ」などとやりとりをしたり、技術的な情報交換をしたり、様々なコミュニケーションを取ることが出来るため、新しい関係が構築できるという面でも非常におすすめです。

まとめ

ここまで解説してきたように、非常に大きなメリットがいくつもあるのでITエンジニアを目指す新卒者はぜひ長期インターンに参加したほうが良いです。重複になりますが、その理由としては大きく3つで、1つめが企業でチームでの開発経験を積むことで視野が広がる、2つめがそのまま採用につながるケースが多い最後の3つめが仲間ができるので就活のモチベーションが上がり、その後の就活も有利に進められるという点です。
今回はITエンジニアを目指す新卒者に長期インターンを勧める記事を執筆いたしました。この記事に書いていること以外にも実際に体験することによって気づくことが多くあるでしょう。是非参考にしていただき、長期インターンに参加してみてはいかがでしょうか?

最後に

インターンシップの実績は、就活の際の面接官も注目するポイントです。ここをうまくアピールできれば、ほかの学生との差別化につながります。ただし、ただインターンシップで働いた事実だけを書いたり、語ったりするだけでは不十分です。どのような経験ができて、どれほどの貢献ができたのかを明確に説明できるようにしておきましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。