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フリーランスの仕事の可能性

フリーランスの仕事はエンジニアやプログラマーが一般的ですが、最近では動画をメインとした投稿者や編集者など、様々な働き方が増えています。
日本ではまだ馴染みの浅い「フリーランス」という働き方ですが、アメリカでは全労働人口の約3人に1人が何らかの形でフリーランス業務に携わっています。

つまり約5,300万人ものアメリカ人がフリーランスとしての働き方に、少なからず魅力を感じてるということになります。 日本では少子高齢化になっていますが、グローバルな視点を持っている年齢層は若年層のためアメリカに影響され、今後の日本でも「フリーランス」という仕事の需要は右肩上がりと言われています。

フリーランスに向いている主な仕事は3つ!

次にご紹介するのはフリーランスの仕事の種類についてです。 一般的な「フリーランスの仕事」と呼ばれてるのは以下の3つになります。

・webエンジニア

・webデザイナー

・webライター

これから3つの仕事は具体的にどのような内容なのか紹介します。

webエンジニア

webエンジニアとは「コーダー」や「アプリケーションエンジニア」「フロントエンジニア」など、ウェブサイト上で動作する機能の開発や、Webサービスの提供に必要なITシステム・アプリケーションの設計・開発を行う職業のことを言います。

フリーランスとして働くエンジニアは、一般的に常駐型とリモート型の2つに分かれます。
エンジニアの中の種類にもよりますが、フリーランスwebエンジニアの平均年収は700万〜1,000万円と言われています。

webデザイナー

webデザイナーとはwebサイトのデザインする仕事であり、デザインだけでなくコーディングやプログラミング、SEO対策などもスキルの一貫として必要になります。
フリーランスwebデザイナーは、未経験でも仕事をもらえる可能性が十分に高いです。

なぜなら現在のIT業界においてWebデザイナーは深刻な人材不足に陥っているため、企業によっては研修制度を設けて未経験のwebデザイナーを積極的に採用しています。

webライター

webライターは、企業から依頼されたブログやコンテンツ記事の執筆をする仕事で、webデザイナーと同様にフリーランスに非常になりやすいと言われています。

しかしwebライターがフリーランスになりやすい理由は、webデザイナーと異なり案件の単価の振れ幅が大きいからです。
webライターの報酬形態は、基本的に文字単価×文字数になります。 文字単価とは1文字あたりの金額のことを指し、この振れ幅が1円や2円もあれば0.1円、0.2円なども存在するのです。

このように、文字単価が低ければ低いほど案件の獲得がしやすいので、結果的にフリーランスになりやすいと言われています。しかし稼ぐにはスキルを磨いたり、単価を上げるための交渉をしたりなど技術も必要になってきます。

ただwebライターは、パソコンやスマホがあればできるので、少しかじってみるのもいいでしょう。

これからさらに伸びていくフリーランスの仕事

次にご紹介するのは、今後さらに伸びていくと考えられているフリーランスの仕事についてです。
今後伸びていくとされるフリーランスの仕事は主に4つあります。

・YouTuber

・動画編集者

・インフルエンサー

・シナリオライター

これらの4つの仕事には「動画」に関連するという共通点があります。

近年はテレビよりも、スマホやパソコンでインターネットを利用して動画を見る機会が増えています。 また5Gなどの通信速度の向上やオンラインメディアの普及によって、動画市場が成長し続けているのです。
その結果、日本の動画市場は2020年には2,900億円まで拡大すると言われています。

そのため在宅や空いた時間を利用して仕事ができるフリーランスとして、今後の需要も兼ね揃えた「動画に関する仕事のフリーランス」が伸びていくのです。
それでは4つの仕事の特徴についてそれぞれ確認していきましょう。

YouTuber

「YouTuber」は、2019年の小学生男子「将来なりたい職業ランキング1位」に選ばれるなど、世代を問わず人気が高いです
YouTuberの仕事とは、TouTubeに動画をアップロードし、視聴回数を増やしてその広告収益で生計をたてることです。

お金の報酬形態は、視聴回数に基づくため稼ぐのには多少の時間が必要になります。 また現在のYouTuberは、事務所に所属している人も多いと言われています。
YouTuber向けのスクールが作られるなど、今後参入していく分野としては比較的入りやすいのではないでしょうか。

動画編集者

動画編集の仕事内容は主に、撮影した動画の肉付けをしていきます。
具体的にはテロップをいれたり、無駄なシーンをカットしたり、動画に挿入歌を入れたりなどです。

現在では動画編集用のスクールが作られるなど、参入障壁も以前より低くなってきています。さらに動画編集で技術を磨きながら、その技術を用いてYouTuberになることも可能です。クラウドソーシングで簡単な仕事からこなしても良いでしょう。

インフルエンサー

インフルエンサーは、一般的な人たちが設立するブログやSNSなどとは違い自分を全面に出し、読者をファンにして仕事をこなしていきます。

インフルエンサーの例として、オリジナル料理のレシピなどを公開しファンの多いサイトを作ることができれば、料理に関連した商品広告をして効率的に収入を得ます。
またInstagram、YouTubeなどの媒体を活用し、自身のアカウントでインフルエンサーとして活動している方が多いです。

シナリオライター

シナリオライターとは、企画として必要な原稿を映像化するために、キャラクターのセリフや肩書きなどを落とし込んでいく仕事です。
仕事内容は基本的に以下のステップを踏んでいきます。

・企画書をつくる

・打ち合わせ

・取材する

・脚本をつくる

・修正

シナリオライターは、フリーランスになる前に映画やアニメーション制作会社、テレビ制作会社などに一度入社してスキルを磨いてからがいいでしょう。

フリーランスは会社員の仕事と全く異なる!

最後にご紹介するのは、フリーランスと会社員の異なる点についてです。
会社員と異なる点は3つあります。

・収入は自分で維持する

・セルフマネジメントする必要がある

・会社に縛られずに仕事ができる

この3つの内容は、フリーランスをしていく上で非常に大切なことです。
それぞれの内容について確認しておきましょう。

収入は自分で維持する

フリーランスであれば、収入は自分で維持する必要があります。会社員として働いていくのであれば月給として、決まったお給料を会社からもらうことができますがフリーランスで働くなら生計を立てるのは自分自身です。 そのため仕事の案件を契約することができない場合は、収入が0になってしまうことも考えられます。
確かにフリーランスでお金を稼ぐことはできますが、稼げない場合もあることはしっかりと把握しておきましょう。

セルフマネジメントする必要がある

フリーランスは、セルフマネジメントする必要があることも抑えておきましょう。
セルフマネジメントとは、体調管理や規則正しい生活リズム、目標設定などが挙げられます。

フリーランス業界では、先ほどもお伝えしたように仕事の最初から最後まで全て自分の責任です。 そのためセルフマネジメントしなければ間違いなく仕事に影響します。セルフマネジメントできないフリーランサーは、収入の不安定に陥ってしまう可能性があります。

会社に縛られずに仕事ができる

フリーランスとして働く最大のメリットは、やはり会社に縛られずに仕事ができることでしょう。
もちろん会社で働いていると「筋の通っていない上司の命令」や「時間通りに出社しなければいけない」など仕事をしていく上で少し面倒に感じることもありますが、フリーランスには上司は存在せず時間通りに出社することもありません。 このように会社に縛られずに仕事をしたいのであればフリーランスとして働くことを始めてみましょう。

フリーランスの仕事は、大変だけど魅力が詰まっている!

今回はフリーランスの仕事について、種類やその特徴をご紹介させていただきました。
フリーランスはスキルを磨くだけでなく体調管理や規則正しい生活を自分自身でしていかなければいけません。

ですので初めてフリーランスを目指す方は大変に感じるかもしれませんが、魅力が詰まっているため諦めることがないように努力していきましょう。