個人事業主の仕事内容や仕事の取り方を紹介!
個人事業主ってどんな仕事があるの?
ここでは個人で仕事をしている、個人事業主と呼ばれる人たちの主な仕事について紹介します。
まずは個人事業主として稼いでいける仕事をいくつか列挙し、仕事内容や年収などをご紹介いたします。これから個人で稼いでいきたい人は是非この記事を参考にしてください。
webデザイナー
webデザイナーはwebサイトのデザインを作成する仕事です。デザインの構成を自分で考える事もあれば、クライアントに依頼されたイメージ通りに作成する事もあります。
クライアントの要望にしっかり応えるためには、まめなコミュニケーションが必要になります。
資格は必要ないですが、経験がないと仕事がなかなか取りにくいのが現状です。
平均的な年収は300万〜400万円ですが経験を積み上げれば年収は上がっていきます。最終的にはwebプロデューサーなど教える側につくと稼げるようになります。
webライター
webライターは与えられたテーマやキーワードに沿って記事を執筆する仕事です。特別な資格は必要ないですが、しっかりと自分の書きたい事を文字に起こせるライティング能力が必要になります。
またGoogle検索で上位に表示されるように、SEO知識を持っているライターは非常に優遇されています。
平均的な年収は300万円とそこまで高くないですが、企業の専属ライターになると文字単価が上がり大きく稼げるようになります。
プログラマー
プログラマーはプログラミング言語を用いて、システムエンジニアが設計したシステムを作動させるためにプログラムを組む仕事になります。
「webプログラマー」「アプリ開発」「システムプログラマー」など様々な種類があり、プログラムを勉強するときは、自分がどんなプログラマーになりたいかを明確にしてから勉強しましょう。
資格は必要ありませんが、スキルと経験がないと難しいです。
平均年収は400万円ですが経験と実績を積めば年収1,000万を超える事も可能です。
動画編集
動画編集は撮影された動画に文字や音を入れて編集する仕事です。YouTubeなどと市場が大きくなっているため動画編集者の需要も高まってきています。
平均年収は300万〜400万円とそこまで大きくは稼げませんが、基本的な編集は独学で勉強できます。
クラウドワークスなどでも仕事を取る事ができるため、初心者の方は簡単な案件から経験を積んでいくのも良いでしょう。
個人事業主として仕事をするメリット・デメリット
個人事業主として仕事をしていくのは、会社に勤務する人とはまた違った良さや大変さがあります。
ここではそんな個人事業主ならではの仕事に対するメリット・デメリットを紹介します。
メリット①自由に働ける
個人事業主は自分の好きな事を仕事したり、自由な時間に働いたりできるため、時間というものに縛られる事がありません。
そのためストレスを抱える事も少なく、人間関係で悩む事もなくなるでしょう。
特にパソコンを使って仕事をする個人事業主だと、旅行しながら仕事ができるといった、時間だけでなく場所にも縛られない働き方ができます。
メリット②仕事を選べる
個人事業主は仕事を自分で取ってこなくてはいけません。
営業をかけるのは難しいですが、逆に考えると自分がしたいと思える仕事だけする事も可能です。
上司に押し付けられる仕事もなく、理不尽な条件の仕事をする必要もなく、自分の努力次第で働く環境をいくらでも良くする事ができます。
メリット③収入が青天井
個人事業主は、1つの会社に決めてそこで働かなくてはいけないなんて決まりはありません。
そのため、複数の案件を受け持つ事でいくらでも収入を増やす事が可能です。
また会社に属している時よりも、スキルを身に付ける事で得られる収入の振れ幅がとても大きいのも特徴になります。資格取得やスキルの習得がそのまま自分の収入に繋がるためモチベーションの向上にも繋がります。
デメリット①税金関係の管理
いざ個人事業主として仕事をしていく事を考えると、避けては通れないのは確定申告などの税金関係です。
会社員時代と保険が切り替わり、納める税金も自分で計算しなくてはいけません。 税理士にお願いする方法もありますが費用がかさんでしまうため、収入を得るまでは自分で管理する必要があるでしょう。
デメリット②スケジュール管理
個人事業主になれば納期は相手が設定してくれますが、基本的な業務の進行は全て自分で管理しなくてはいけません。
会社であれば上司が助言をくれたり、会議で照らし合わせたりなど指標になるものがありますが、個人事業主は自分で納期までのスケジュールを立てて作業をしなくてはなりません。
タスク管理が苦手な人は最初は苦労するでしょう。
個人事業主の仕事の取り方
個人事業主になった時にどのような方法で仕事を取ればいいのでしょうか。 ここでは主に使用される4つの方法について紹介していきます。
クラウドソーシングを使う
クラウドソーシングは、様々な業者がネットに仕事の募集をしているサイトです。 パソコンがあれば、簡単に仕事を探す事ができて、応募、契約、支払いをすることが可能です。
ライター、プログラマー、デザイナーなど上記でご紹介した職業の案件が転がっています。高単価の案件ほど応募者が多く、契約が難しいため最初は低単価の案件から契約していって経験と実績を積んでいくと良いでしょう。
企業に営業をかけに行く
コミュニケーション能力のある人は、企業に直接営業に行い仕事を取りに行く方法があります。 実績がないと契約してくれる企業はほとんどないため、実績のない人にはあまりおすすめの方法ではありません。
しかし企業と直接契約してしまえば、長期的な契約が結べるためクラウドソーシングよりも安定して稼げるようになります。
SNS運用
Twitter、Facebook、インスタグラムなどのSNSを利用して仕事を取ってくる方法です。
デザイナーであれば自分の作品をSNSにたくさん乗せて、自分の仕事と関係のある人にいいねやDMなどをして仕事をもらってくるという方法になります。
しかしフォロワーが少ないと信頼が薄いため、まずはフォロワーを増やす事が大切です。 またどういう人なのか分かってもらうために、実績や自分の考えなどを発信してすることをおすすめします。
友人伝手
人脈を使って仕事関係者を紹介してもらう方法です。 なかなか難しい方法ですが、スクールに通うなどと同じ目標を持った友人から仕事を紹介してもらう事があります。
また勤めていた会社の取引先からそのまま仕事をもらえるパターンもあるため、連絡先は消さずにとっておくといいでしょう。
個人事業主になったら気をつけなくてはいけない事
個人事業主になるときに気をつけなければならない事がいくつか存在します。
仕事は自分で取ってくる
当たり前ですが、個人事業主になったら仕事は自分から取りに行かなくてはなりません。どれだけ実績や経験があっても勝手に仕事は入ってきません。 クラウドソーシングで毎日新しい案件に応募したり、発注者に直接メッセージを送ったりと積極的に行動するようにしましょう。
個人事業主は自分の頑張りがそのまま収入に直結するので、行動すると年収はいくらでも増やす事ができます。
書類手続き
会社勤めの時は、確定申告などの面倒な手続きは全て会社がやってくれていました。 しかし個人事業主になると、自分でやるか、税理士に頼まなければなりません。
確定申告をしないと、ペナルティで無申告加算税や遅延税が余計にかかる場合もあるため、しっかりと自分が使ったお金と入ってきたお金を管理するようにしましょう。
税金や保険などの管理
税金や保険も同様に自分で管理する必要があります。
会社勤めの時は給料から天引きされていたため、気にする必要はなかったのですが、こちらも自分でしっかりと納めなければなりません。
支払い期限を守らないと未納税として余計なお金がかかってしまうため注意しましょう。
社会的信用性の低下
個人事業主はサラリーマンと同様に、稼いでいても収入の安定性や将来性が低いと思われてしまい社会的信用が低い傾向があります。
そのため銀行でお金を借りる時や家のローンを組む時に断られるケースがあります。これから個人事業主になる人は、会社を辞める前に先にそういった手続きをしておくと良いでしょう。
個人事業主の仕事は初めが大変!
個人事業主は、サラリーマンと比べるとやる事が非常に多く、厳しい道のりと言えます。
最初は全然仕事が取れなかったり、お金がなくて生活できなくなったり、挫折する人は少なくありません。
しかし努力すれば仕事が安定して取れて稼げるようになり、パソコンがあれば旅行しながら仕事をする事もできます。
個人事業主を目指すのであれば「最初は本当に大変!」これをしっかり頭に入れ、将来自分の理想の仕事ライフを送るためにがむしゃらに努力をしましょう。