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今回はシステムエンジニアによくある出来事、そして生態について簡単に説明していきます(なお、すべてのシステムエンジニアに当てはまることではありません)。

システムエンジニアにありがちな考え方

エンジニアの価値観

本来だと時間が掛かるものを素早く終わらせるために時間をかけてシステムを開発することがエンジニアだと考えている人がいるようです。これはもっともな話であり、業務効率を挙げるために社用システムを開発することが多い訳ですが、これらをシステムに代行させて操作を簡略化させることがシステムエンジニアの基本にあるといえるかもしれません。

エンターキーを強打してしまう

打鍵している中でエンターキーを強打してしまうことがありますよね。これはよくエンジニアにありがちなことと言えるかもしれません。ちなみにエンターキーを強打してしまう人は心理学的にエネルギッシュで活動的な場合が多く、語尾の抑揚がある人に多いとされているようです。

「ほぼ」という言葉を信用しない

システムエンジニアにとって「ほぼ」という言葉ほど信用していない言葉はないでしょう。言葉としても非常に曖昧で、いざ行動を起こす際に不安を抱いてしまいます。システムエンジニアでは、構築したシステムが動かない等の問題に直面するケースも多いので、「ほぼ」という言葉にどうしても反応してしまうようです。

サービスで障害が起きると反応してしまう

日常生活において実装されているアプリケーションやソフトウェアにおいてサービスに障害が起きてしまうとその原因について詳しく知ろうとするのがシステムエンジニアです。今後の開発において同様の障害を回避するという意味でやはり反応してしまうみたいですね。

営業とのすれ違い

システムエンジニアは、営業が案件を獲得することによって初めて、開発に携わることが出来ます。営業から開発もしくは実現可能なシステムについて聞かれた際に可能である旨を伝えると「明日までにお願い」なんていう無慈悲なことを言われる場合があるようです。システムエンジニア、若しくはシステムエンジニアを目指している方は、実現可能であっても、実現に必要な事項を予め伝えてから、可能である旨を伝えましょう。

機械全般に強いと思われがち

システムエンジニアはパソコン関連の内容であれば、なんでもできるいわゆる機械全般に明るいイメージを持たれがちです。唐突に聞いたこともないシステム、ソフトウェアについて質問をされる場合がありますが、分からないものは分かりません。ただ、システムの場合は設計が似通っていたり、近しい部分が場合は、解決できてしまう場合があり、結果として頼られてしまうということがあるようです。

システム修正が深夜になる

稼働しているシステムは基本的に止めてしまうと業務やサービスに影響を及ぼします。ただし、稼働後に不具合が見つかってしまうのがシステムというもの。この場合は、サーバーが停止しても問題ない時間帯に修正するしかないので、結果的に深夜作業となってしまうことがあります。

漠然とした説明をされる

指示をもらう際などに漠然とした内容の場合がありますが、システムエンジニアも人間です。内容が詳細でなければ、分からないものは分かりません。原因究明には、情報収集が必要で短時間での対処が困難な場合があることを念頭におきましょう。

プログラミングができない

システムエンジニアは基本的にプログラミングが出来ません。なぜなら、システムエンジニアは要因管理、スケジュール管理、報告書作成、顧客対応といったことをメインで進めるからです。プログラミングはプログラマが行うのが普通です。プログラミングも出来るシステムエンジニアもいる場合がありますが、極稀なものだと考えましょう。

報告書とスケジュール管理

システムエンジニアは報告書とスケジュール管理を行うことが多く、プログラマ、開発進捗、顧客への報告といった部分に多く時間を割かれます。また、WordやExcelを触る機会が多いのでそちらに詳しくなります。

まとまった休みが取りにくい

これは案件によってまちまちだと思いますが、まとまった休みが取りにくい場合があります。理由は案件内容の質問や別案件への唐突なアサインです。結果的にまとまった休みを取れない場合があるようです。

属人化することのある作業

場合によっては同じ案件を継続していると、そのうち案件から離脱していく人が出てきます。そして、同じ案件を継続しているとそれらの知識が必要であるにも関わらず、対応できるのが自分だけということが発生します。専門性が高い場合は、その人がいないと仕事が回らなくなってしまう状態になることもあり、結果として属人化してしまうことがあるようです。

出勤時間が遅い場合がある

これは案件にもよりますが、出勤時間が通常よりも遅い場合があります。結果、担当要員の出勤がずれて相談ができないという場合も。基本的に9時出社の場合がありますが、案件、もしくは案件を提示された顧客、企業の出社時刻が、一時間ずれている場合があります。