エンジニアスクールに通ってエンジニアになろう！
エンジニアスクールに通って簡単にエンジニアになろう！
はじめに ~ 今注目のエンジニアになりたい皆さんへ ~
エンジニアってどんな職業？
この記事を読んでいる方は、エンジニアという仕事に興味がある方、現在就職しているが、エンジニアに転身したいと考えている方が中心だと思います。ここ数年注目されることが増えてきた職種であり気になっている方も多いでしょう。
注目の理由はもちろん「簡単に高収入を狙えるから」だと思われます。ただ、本当に簡単なのか、自分に向いているかは今一つ不明瞭なのが現状です。
また昨今ではエンジニアスクールがたくさん存在しているため、実際に利用するかを迷っている方もいると思います。少しエンジニアスクールについて検索をかければ、たちまちYouTubeの広告に「エンジニアを目指すなら、〇〇〇〇::〇〇〇〇」と言ったように出てくるため、さも簡単にエンジニアになって高収入を狙えるかのような錯覚を植え付けられます。
そもそもどうして、簡単に高収入を実現したいのでしょうか？
世の中には様々なお仕事があります。公務員をはじめとして、飲食、アミューズメント、不動産、保険、建築、医療や介護など...様々です。そして、日本では職業選択の自由が保証されており、個人の能力次第で好きな仕事に取り組むことができます。
しかし働く人には共通してある悩みがあると思います。それは
収入があまりにも少ない
ということでしょう。特に介護や福祉の現場や、保育士などは業務量の割に収入が著しく低いことがよく話題に上がります。実際には話題に上がりづらいだけで、長時間の残業をこなしながらも非常に少ない収入でこき使われている方も多いのが実情でしょう。
そんな低収入で悩む方に対して、インフルエンサーが以下のような発信をしているのをみたことがあるでしょう。
エンジニアになれば、簡単に高収入を実現できて、好きな時間に働けます！
安い収入で死ぬ間際まで働かされている皆さんにとってはとても魅力的な言葉に感じると思います。今まで自分たちが身を削って得た収入の何倍も、簡単に得られてしまうのですから。
ただ、そのような甘い話はないだろうと思う方は賢く、状況をしっかりと分析できている人です。そのような話には必ず裏がある、そう思って当然でしょう。ですが、事実として「残業など一切せず」「それどころか週40時間未満の就業時間で」「月単価100万円以上稼ぐ」と言った人も存在しています。意識しないわけには行かないのではないでしょう。
皆さんの収入が低いワケ
そもそも皆さんの給与はどうして低いのでしょうか？残業時間が足りないから？上司に認められるだけの頑張りが足りないから？
このように考えている方は、いつまでも給与は低いままにこき使われます。そしてこのような状態から抜け出しにくい考え方をしてしまっているのです。なぜなら、「自分に裁量が一切ないという状況に慣れてしまっている」からです。自分で仕事を決めて、自分で単価を決めて、自分の責任で持って働くということが出来ていない上に、その状況に違和感を覚えず自分はどこかに所属して歯車として生きるのが全てだと思い込んでいるのです。企業からしたらカモ同然であり、「どんなに低く評価されても文句を言わない都合の良い歯車」としか思ってもらえません。
皆さんも逆に考えてみてください。どんなに低い待遇でも文句一つ言わずに長時間働いてくれるような人の昇給をわざわざ行うでしょうか？据え置きでも働いてくれるのですよ？頑張ったからご褒美なんてものは甘いです。節減できる経費はどんどん削っていくことこそ経営者に求められる責務です。余計な人件費を削って自分の懐に入れるお金を増やしたいと誰しもが思っているのです。
ゆえに「自分の裁量で仕事をコントロールできない」「誰かに仕事をコントロールされている」ことはつまり、低収入に直結するということなのです。
「簡単・短期間で高収入を実現できる」は本当？
エンジニアという仕事はある程度幅があるものの、皆さんが理想とするような「残業一切しない」「週40時間未満の就業」「月単価100万円以上」のエンジニアは大体がフリーランスか、あるいは自分で会社を経営している層です。つまり「自分の裁量で仕事をコントロール」できるというワケです。
一方で、一昔前に言われていた「残業が多い」「激務」「なのに安月給」と言ったイメージをエンジニアに対して抱いている方もいると思います。しかしそれは前述したとおり「自分の裁量で仕事をコントロール」できないエンジニアということです。どこかの企業に属するエンジニアは大体このようなエンジニアです。残念ながらこの状態では高収入を実現することは不可能です。
皆さんが目指すべきは「起業」もしくは「フリーランスエンジニア」になることです。ですが起業するのはそれなりの計画性が必要ですし、失敗したときのリスクが大きいため、少なくともこの記事を読んでどうするかを悩み込んでしまうような人には起業はオススメできません。
まずはフリーランスエンジニアを目指してみるのがオススメです。
エンジニアになるためには？ ~ 必要な知識と技術 ~
ここまで期待したみなさんには酷な話ですが、簡単にエンジニアになることはできません。エンジニアに求められる能力というものは皆さんが想像する以上に広いのです。
以下に、求められる様々な知識の一部をまとめてみました。
- エンジニアにできる限り求められる知識の"一例"
- ・プログラミングスキル(RubyやPython、Go、Java、PHPなど)
- ・フロントエンドのスキル(HTMLやCSSなど、JavaScript、TypeScript)
- ・プログラミング言語のフレームワークの知識(Ruby on Rails、React、Laravelなど)
- ・パッケージマネージャの知識(npmなど)
- ・環境構築の知識
- ・各種ビルドツールやタスクランナーの知識
- ・インフラやサーバの知識(サブネットの知識やAWSなど)
- ・自走能力
- ・ベンダーから要件をヒアリングするコミュニケーション能力
- ・エラーなどにも屈しない精神力
最初から聞き慣れない単語が並び、ウッと思った方も多いでしょう。これはほんの一部分です。これらを見たら少なくとも「簡単に」とは感じないでしょう。
これだけ要求される能力が多いということが希少価値が高いということの証明です。安く奴隷としてこき使われてきた頃とは比べ物にならないくらいの市場価値の高さ。学習価値も当然高いわけです。
ですが、これらの学習を一人で行うのは、費用面でも、精神面でも非常に大変で、さらには膨大な時間を要してしまいます。無理に独学で頑張ろうとした結果うまく進めることができずに潰れてしまい、かけた時間とお金をドブに捨てる人が後を立ちません。
そこで役に立つのが「エンジニアスクール」です。
エンジニアスクールに通おう ~エンジニアスクールのメリット ~
「独学ではどの順番で何を学べば良いかがわからない」悩みが解消される
スクールでは、「どの順番で」「何を」学習するかをカリキュラムに任せることができます。しっかりしたエンジニアスクールであれば洗練されたカリキュラムに加えて、自分の興味のある分野を中心に学習することができます(例えばRuby特化型コースや、インフラコースなど)。
さらに優良なエンジニアスクールであれば、関連企業への就職斡旋を行っているエンジニアスクールも存在します。このような就職斡旋を行うようなエンジニアスクールは企業との営業力やパイプが強く、誰もが名前を知るような優良企業への合格実績を持つといった例も非常に多いです。
もちろん目指すところは高単価のフリーランスではありますが、仕事のやり方を覚えるという意味では、学習目的と割り切って1年程度だけ「踏み台」として企業を経験してからフリーランスになるという人も多いです。そういった目的で関連企業への就職活動を行うということはおかしなことではありません。
学習をしながらの就職活動は非常にハードです。面倒な転職活動はエンジニアスクールに全部任せてしまうことができる、これがエンジニアスクールのメリットと言えるでしょう。
転職活動用のポートフォリオを作れる
エンジニアとして働くには、成果物、つまりポートフォリオが必要です。自分の実力がどの程度存在するかを証明するもので、提出を求められることも非常に多いです。顧客としては実力のわからないエンジニアに仕事を依頼するリスクというものは大きいため、依頼するエンジニアがどの程度のものを作れるのかを知るために、ポートフォリオの質が重要視されます。
しかし、学習をした後に働きながらポートフォリオを作り、転職活動も行うというのは大変です。
エンジニアスクールの課題はそのままポートフォリオとして使える！
エンジニアスクールに通えばそのような問題は意識せずとも解消されるのです。
エンジニアスクールの課題では、「Ruby on Railsを使ったインスタグラムクローン」や「メルカリクローン」などの作成といった課題があります。実際にサービスの1つを作ってみるという実践的な課題です。つまり、エンジニアスクールの課題は世に出せるものであり、そのまま"heroku"などにデプロイすることで、手軽にポートフォリオとして世界中に公開することができるのです！
面倒なポートフォリオを作成する手間をエンジニアスクールで学びながら作れるので、非常に価値があると言えるでしょう。
エンジニアスクールに通うために仕事を辞めるべき？
これは個々人の経済事情にもよるため、無謀に計画もろくに立てずに仕事をやめてしまうのはお勧めできません。完全未経験者がプログラミングに手を出してみたものの、やはり向いていなかったという人は存在します。勢いで仕事をやめてしまった人は露頭に迷ってしまいます。
挑戦しない人は何も手に入れられない
しかしながら、手をこまいていても何も始まらないのも事実です。そういった時に、この記事を読んだ目的を思い出していただきたいです。
低収入で、ひどい残業をしている、その状況を変えたくてエンジニアへの転身を考えたのではないでしょうか？
むしろ、今まで何にも挑戦してこなかった、ただなんとなく日々の仕事をこなせればいい...そんな気持ちでいたから、今カモにされているのではないですか？
もちろん挑戦しないということも手段の一つです。ですが、何かを捨てられない人は何も得ることができません。
これをどのように感じるかはみなさん次第です。挑戦することで、今の生活からさらに悪化することを恐れ、挑戦しないで今の生活を維持するというのも選択肢としてはありでしょう。それでみなさんがどのように感じ、後悔せずに過ごせるかはみなさん次第です。
いかがでしたか？
人生のわずかな時間をエンジニアスクールにかけるだけで、残りの人生を高収入かつ悠々自適に過ごせると考えたら、思い切った決断も可能だと思います。ぜひみなさんもエンジニアスクールに通って楽しいエンジニアライフを過ごしてみてください。