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◎はじめに

企業研修とは、「新入社員研修」又は「スキルアップ向上研修」に分けられています。 新入社員研修には「新卒採用社員」が対象の研修と「中途採用社員」を対象にした研修があり、研修内容は異なります。 新卒採用社員と中途採用社員で最初に課題となるのが未経験の業務へ問題なく取り組める事です。 そこで必要になるのが、「新入社員研修」となります。
「スキルアップ向上研修」は、文字通り社員の「スキルアップ・成長」を目的とした研修です。 若手社員、中堅社員、管理職など、社員はそれぞれの業務に必要に応じて求められるスキルが違います。 その為、スキルアップ向上研修の内容はセグメントによって異なります。

また、一般的に「研修」と「教育」は間違われやすいですが、目的がことなりますのでしっかり違いを理解することが重要になります。 教育とは、仕事や社会人としての姿勢などを長期間的に、教えていくことになります。 将来会社を担っていく人材に成長させることを目的としているのが教育といえます。 一方、研修とは、業務を行う上で必要な知識を対象の社員に教える事を目的としています。 行われるタイミング時期としては入社時や昇進時、などの立場や環境に変化があったタイミングで行われることが多いようです。 研修を行う事で、業務に必要な知識を得ることにより、業務の幅、質を広げるまたは上げることを目的としております。

◎企業研修のメリット

■スキルアップ

企業研修を行うことにより、対象社員のスキルアップや知識幅の向上になります。 企業研修後、学習したことをアウトプットすることにより理解度が深まり、より効果的となります。

■社員の一体感

企業研修は、同様の立場の社員と行われます。 企業研修でお互いコミュニケーションをとり理解を深め、一体感を高めることができます。 また、スキルアップだけでなく、企業理念や企業方針を研修内容に含めることで、社員の会社への理解や帰属意識も深めることができます。

■社内の雰囲気改善

社内風土は、時代や環境に合わせて変えていく必要があり、変化が必要と感じた際は、企業研修を利用し、 社内風土を改善、変化に役立てます。 また、マネジメント研修を行う事により、管理職へステップアップする意識を受講社員に持たせることができます。 社内に人材育成をおこなう雰囲気ができれば、自主的にスキルの向上に取り組む社員もでてくるでしょう。

◎【企業研修】社外研修について

■社外研修のメリット

社外研修には、社内にはない知識や価値観を学ぶことにより、社内にはない知識や発想、考えを学べるメリットがあります。 受講社員は、社外の人が講師をすることにより、より学ぶ体勢に入ることができまた、社内の講師担当者側にとっても、はじめから研修内容を考え、教える負担が減少するので業務の負担を大幅に削減することが可能となります。

■社外研修のデメリット

社外研修では、場合によって研修を行う側の意図通りに研修が進まないといったデメリットがあります。 例えば、企画段階ではクオリティの高い研修内容だったとしても、研修を担当する講師の力量で結果は大きく異なります。 研修の効果は、講師の「力量」、「人柄」により大きく変わってきます。 また、多く研修を企画している会社が存在するので、講師及び研修プログラムを見極める為の時間や研修費用が発生するといったデメリットも存在します。

■社外研修のまとめ


【メリット】研修プログラムの準備が簡単。
【メリット】専門的なスキルや知識が身に付く。
【メリット】自社にない考えが学べる。
【デメリット】講師の力量におよっては研修プログラムの意図通りの研修ができない場合がある。
【デメリット】講師に大きく左右される。学べるスキルが大きく変わる。
【デメリット】費用が高額。

◎【企業研修】社内研修について

■社内研修のメリット

社内研修では、自社特有の業務への考え方など自由に研修で行えるといったメリットがあります。 自社で共通し、浸透している仕事の進め方、考え方は、マネジメントが行える管理職の社員が直接教育を行うのが一番良い方法です。 仕事への考え方には企業理念等も含まれており、このような研修を社外研修で行うと、認識のすり合わせに工数が発生する場合があるので、とても非効率になります。

■社内研修のデメリット

社内研修には、受講者側のモチベーション低下等のデメリットがあります。 社内の管理職などの上層部がトップダウンした研修プログラムや、自分の所属部署とは異なる部署の社員が作成した研修プログラムでは、 自分には関係ないという意識が付いてしまい、研修内容が身に付きにくい等が起こる場合があります。 また、研修担当者側は、研修プログラムの考案や選定、講師の社員と受講者側のスケジュール調整などに工数がかかってしまいます。 研修後の研修プログラムの効果検証や改善も行わなければならないので、非常に手間と時間がかかってしまいます。

■社内研修のまとめ


【メリット】社風に合った研修を行う事が可能。
【メリット】継続的に時代に合った研修内容へ改善を行うことが可能。
【メリット】受講社員からのフィードバックがしやすい。
【デメリット】受講社員のモチベーションが低下傾向にある。
【デメリット】研修の用意・改善に工数がかかる。
【デメリット】研修内容が毎回同じになりやすい。