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はじめに

ITに興味がある方やITスキルを身に着けたい方が増えているようですが、実際に何をすれば良いのかわからなかったり、初心者にはハードルが高いと感じたり、プログラミングスクールは料金が高そうだから独学で学んで、アプリ開発をしてみたいという方。この記事を読んでサクッとアプリ開発ができるようになりましょう!とにかくなんでも良いので一度は作ってみることが大事です。

アプリとは

そもそもアプリとは何をさしているのでしょうか。パッと思いつくのはiPhoneやAndroidのスマホアプリでしょう。このスマホアプリはAppleやGoogleストアからダウンロードすることで利用できるもので、ネイティブアプリと呼ばれます。しかしダウンロードをせずに利用できるアプリもあります。それはあなたも利用したことがあるはずです。ネイティブアプリとは違い、ダウンロードをせずブラウザで利用できます。これをWebアプリと呼びます。ニュースサイトやファッションサイトなど、その他Webブラウザで利用できるものはWebアプリとなります。YouTubeやFacebook、TwitterなどはWebアプリとスマホのネイティブアプリのどちらもあります。

このようにアプリと言ってもブラウザ上で利用できるWebアプリなのか、スマホなどでダウンロードして利用するネイティブアプリなのか大まかに言ってこの2つに分けられます。(これより以下は便宜上、ネイティブアプリはスマホアプリと記載します)

アプリ開発を初心者が独学で実践するには

アプリ開発をする上で、初心者が独学で実践するためにはまずは何を作りたいかを考えることも大事ですが、おそらくどんなことができるのか未知すぎて想像すらできないのではないかと思います。そのため、まずはWebアプリかスマホアプリかを決めましょう。それが決まれば、早速アプリ開発を行っていきましょう。ここで多くの人がプログラミング言語の文法をしっかりと学んでからアプリ開発に取り掛かろうとします。しかし、これではいつまで経っても実際にアプリ開発をすることなく、その前に挫折してしまいます。私はこのような人を何人も見てきました。文法や構文などを勉強すればするほど、次から次へと覚えることが出てきて、キリがないようにも感じるでしょう。しかし、実際のプログラミングでは使用頻度が低いものを学んでいたりするのです。よく利用する基本文法さえだいたい理解できたら、ササッと次のステージへ進んでください。すべてを理解してから進もうとすると必ず挫折します。そしていつまで経ってもアプリ開発はできません。

初心者が独学でアプリ開発を行うのに手っ取り早い方法はYouTubeやUdemyなどで作成方法について解説してくれている動画があるのでそれを見ながら実践するか、アプリ開発を謳っている本を購入し、それを読みながら実践する方法のどちかがあります。ネット上には数え切れないほどたくさんのプログラミング技術に関する情報が掲載されていますが、これらの情報は断片的で1から初心者がアプリ開発をする上ではわかりにくいものとなっています。アプリ開発に特化した動画サイトや本であれば、こうした断片的な情報ではなく、体系的にまとめられているので、その動画や本一冊でアプリ開発を完了することができるでしょう。それでもわからない箇所が出てきた場合はネットで検索したり、参考書を買って調べるという方法がオススメの手順です。

手を動かすことではじめて理解できる

初心者はどうしても文法から勉強しようとしてしまいます。これは日本の学校教育を考えれば当然のことなのかもしれません。英語も中学・高校と勉強してきたはずなのに話すことができないのは実践を積んでいないからです。たくさん話しをするという実践を積んだ人はきっと英語がペラペラと話せるでしょう。これと同じようにプログラミング、アプリ開発も文法などを少し学んだらすぐに手を動かして実践の段階に進みましょう。実践を積むことで初心者でもアプリ開発に慣れ、個人でフリーランスとしても活動できるようになるでしょうし、企業でも活躍できる人材になれます。
ただし、実践を積むといっても闇雲に動画や本で紹介されている方法をただ模写して作成するだけでは意味がありません。はじめのうちはそれで大丈夫ですが、少し慣れてきたらオリジナルで機能を追加してみると良いでしょう。自分なりの機能を追加することでさらに力がつきます。機能を追加することにも慣れたら、1から自分でアプリ開発をしてみると良いでしょう。作ってみたいアプリを要件定義や設計から考えます。要件定義や設計の仕方がわからなければ、その際にまた動画や本で調べてみると良いでしょう。このように必要な状況になったときに詳しく調べることで極力無駄な時間を減らし、アプリ開発という目的を達成することができるようになります。

おわりに

この記事では初心者がアプリ開発を独学で実践する方法についてお伝えしてきました。初心者で独学だとなにが正しいのかがわからないと思います。そのためネットに転がっている情報を鵜呑みにすると頭が混乱したり、余計に時間がかかる可能性が出てきます。特にIT業界は日々アップデートしていくスピードが早い”ナマモノ”の業界です。古い情報と新しい情報が入り乱れているネットは、自身で取捨選択して情報を選ぶ必要があります。しかし、初心者にとってそれはかなりハードルが高いことです。そのため、最初から最後まで体系的に学ぶことができ、かつ、情報も一貫して同時期のもので解説している動画や本で学ぶことが独学で初心者にとっては最適な方法です。実際に私自身がこれまでプログラミングを学習し、アプリ開発を行ってきた経験からお伝えしてみました。ぜひ参考にしていただければ幸いです。