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得意学科を書く時のポイント!~エントリーシートの書き方~

就活生の方は、エントリーシートを書く際にはどのように書いたらいいのか、頭を悩ませていることと思います。エントリーシートは履歴書よりも選考基準の一つとして利用されるため、少しでも内容のあるものを、面接官や人事担当の方の心を惹きつけるものを書きたい!と強く思っているのではないでしょうか。中でも、エントリーシートの欄の得意学科の欄はどのように書くべきか困ってしまう人も多いでしょう。そこで今回は得意学科の欄をどのように書けばよいか、書いていく際のポイントについて紹介をしていきます。

得意学科を通して何が知りたいか

物事に取り組む姿勢

得意学科を通して企業は就活生のどんな情報を知りたいか、というとまず一つ目は、「取り組む姿勢」に関してです。得意学科がどんなものか、成績などはこの「取り組む姿勢」に関してはあまり意味を持っていません。得意学科という答えを通して、どのような努力を積み重ねてきたか、困難な課題に対してどのような対処をしてきたか、また興味のあることに対してどのような熱量をもって取り組んできたかという姿勢、そのプロセスであったりという点が企業は知りたいのです。ですので、例えば成績が良かったことや論文を発表した、など得意なことの自慢話を企業は聞きたいわけではない、ということを頭に置いておきましょう。素晴らしい結果を出すまでにどのような思考プロセスやアクションを行ってきたか、ということが大切なのです。

専門性の有無

先程、得意な学科内容が選考にあまり左右されることはない、ということを説明しましたが、企業にマッチしているような専門性のある学科であれば話は別です。理工系の大学を卒業していれば、大学という環境で専門性の高い研究を行ってきた人材は非常に貴重であると言えます。また、文系であっても外国との強い関わりのある企業であれば、外国語を理解していることはもちろん研究内容によっては更なるビジネスチャンスへ繋がる可能性も見いだされるかも知れません。また文系理系に関わらず大学院生の場合は、研究室でのより専門的な研究の成果を問われることもあります。その専門分野について他の人にも理解してもらえるように説明する能力も同時に問われます。

個性

得意学科を通して個性というものも企業は見ています。得意学科は種類があるととはいえ、他の人と重複することもあります。例え得意な学科が同じものだとしても全く同じ経験をしてきた人は二人といません。目を引くような経験、努力の過程、培った考え方、柔軟な発想などの個性を得意学科という質問を通して企業は知りたいと思っているのです。

得意学科を書く際のポイント

エントリーシートを実際に書いていく際のポイントを紹介します。

①得意学科
②学科の説明
③動機・理由やエピソード
⑤仕事との関連

得意学科

始めは得意学科を一言で言いきりましょう。採用担当者にわかりやすく伝えるためにはまずは結論を言いましょう。だらだらと書いてしまい層にもなりますが、書面であるとともに採用担当者は何枚とエントリーシートをみているので、分かりにくい文章をかいているだけでマイナスの印象を与えてしまいます。

学科の説明

得意な学科についての説明です。どのような分野の学科なのか、どのような研究を行ってきたのかなどを書きます。ここもあまりくどくどと説明をせず、初めて知る人でも理解しやすいように書いていきましょう。

動機・理由やエピソード

次に、得意学科であること動機や得意な学科となるにあたったエピソードなどを書いていきます。一番重要な部分であると言ってもいいでしょう。 ここでは学業に対する姿勢や課題解決に至るまでの過程、または得意な学科である理由などを書くことで採用担当者に対しての「個性」や「人間性」をアピールするチャンスですので一番時間をかけて書くべき箇所であると言えます。

仕事との関連

必ず必要なわけではありませんが、得意学科を通じて得た自身の教訓や考え方・企業でどう活かすか、を書くことで自身の能力や熱意を採用担当者に伝えることが出来ます。特に自身の得意な学科が志望企業と関連のある分野である場合にはチャンスと言えるでしょう。

得意な学科がないという場合…

これまで得意な学科の書き方について説明してきましたが、「得意学科を見つけることが一番難しい…」と悩んでいる方も多いでしょう。ですが、ものは考えようです。得意学科を見つけるためのポイントを幾つか紹介していきます。

努力できた学科

得意ではなくとも一番努力することができた学科、つまり「苦手なこと」に対する努力を行ってきたという姿勢はなかなかできるものではありません。好きでも、得意でもなかったものを克服するためにどのように努力してきたか、という過程を書くことができるのはアピールポイントになるでしょう。

苦手意識のない学科

得意ではなくとも苦手意識のない学科があれば十分得意な学科として書くことが出来ます。大学での研究分野は、その大学では有名であったり一般的であってもそれ以外の人達にとっては専門的な知識となります。苦手でなければ得意科目としてアピールすることができるでしょう。

まとめ

いかかでしょうか。最後に、得意学科の欄だけに関わらずエントリーシート全体を書く際の注意点として、必ず読み返しましょう。ポイントを押さえながら書くことは勿論、自分で声に出して読み返すこと、できれば他の人に読んでもらうことで誤字脱字、理解しやすい文章であるか、全体として一貫性のあるものとなっているかをチェックすることが出来ます。そして、得意学科という悩みがちな欄についての解説を行ってきたことで、少しでも悩んでいる方の力になれれば幸いです。