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はじめに

プログラマーという職に興味があるのでプログラミングを学習してみたいが、どうすればいいかがわからない...

プログラミングのハードルが高そう、敷居が高い、そう思っている方は非常に多いのではないでしょうか。何せ知識がないところから勉強を始めるには非常に労力が高く、まず何から手をつけていいか、どの順番で学習していけばいいかもピンとこないでしょう。本記事を読んでいる方は、プログラミングに興味があるけれどもやり方がわからず手をこまねいているというような人が多数でしょう。実際のところ、スタートさせるのは非常に大変なのです。原因は、難解なプログラミング用語、そして環境構築の手間にあると言えます。幅広く難解なプログラミング言語のおかげで世界は発展していますが、逆に言えば初心者にとってはこれと言ったクリティカルな言語が見つけにくくなってしまい、敷居が高くなってしまっているのです。おまけに用語がわからないためにイメージも掴めず、「勉強のための勉強をしなければならない」と言った悪循環につながります。

世の中にはプログラマーになるためのスクール(プログラミングスクール)もありますが、こう言ったスクールは受講料金が高く、なかなか手を出せないのが現状です。例えばYouTubeなどにも広告を出している日本最大級のエンジニア養成スクールでは、「3ヶ月約600000円(税抜き)」「夜間6ヶ月コース約850000円(税抜き)」と、受講料が非常に高額です。いくらプログラマーを目指すからと言っていきなりポンと出せるような金額ではないため、躊躇してしまうのが当然です。
また、高額な料金を払っていざスクールに入りプログラミング学習をスタートさせたとしても、それがハズレスクールであるということももちろんあります。どんなに名前のしれた有名なスクールであっても、メンターや講師の質が悪いということはよくあります。カリキュラムが整っていない、メンターがスクールを出たばかりのバイト、あまり質問に返答してくれない、時代遅れなプログラミング言語を学習させられる、独学と変わらない学習を強いられるなどです。環境構築(エディタやIDE、サーバ、ターミナルの設定など)も独学で行わなければならなかったり、プログラミング用のパソコンも自分で(受講料とは別に)買わなければならないと言ったこともあります。何のためにスクールに入ったのか、意味が全くないわけですね。

高額な料金を払ってもこのようなリスクを背負う可能性も高いため、プログラマーになりたいと思っても、プログラミング学習に参入する前段階からつまずいてしまうというケースが多いです。ではどのように学習に参入すればよいのでしょうか?本記事で解説していきます。

Progateを使って学習してみよう!

プログラミング学習サービス "Progate"とは?

"Progate" は、プログラミング未経験者や初心者を対象にしたプログラミング学習サービスです。プログラミング未経験者・初心者にとってのハードルとなっていた環境構築などの参入障壁を取り除くことで、プログラミング学習の敷居を大幅に下げることに成功したサービスです。プログラマーになりたい人や、プログラミングの基礎が何もわからない人にとっての登竜門的な存在であり、まずお世話になるであろうサービスの一つとして欠かせないものです。また料金設定も良心的で、有料のコースを選択しても月額約1000円とリーズナブルです。
プログラマーになりたいという方はまずこちらのProgateなどのプログラミング学習サービスを使って学習を始めてみましょう。

プログラミング学習サービスを使うとどんな良いことがあるの?

"Progate"に限らず、プログラミング学習サービスを利用すれば、環境構築などの面倒な前段階を大幅に削減してプログラミング学習をスタートすることができます。初心者エンジニアがつまづく最大の要因は「環境構築」であり、その環境構築を行うためには、聞いたこともないような難しい用語を正確に聞き分けた上で環境を作らなければなりません。その難しい用語を学習して...と大変な悪循環です。

ですが、Progateは前述の通り、環境構築などの参入障壁が取り除かれています。そのため、プログラマーにとって最も重要なプログラミングスキルの向上のための学習にのみ時間を集中して使うことができ、プログラミング学習サービスを利用することがプログラマーになるための最短ルートとなるのです。

"Progate"は、コースの豊富さ、敷居の低さ、かかる料金の安さから、プログラミング初心者に最もオススメしやすい学習サービスであり、またシェアも抜群という点で代表的なサービスです。ここからはProgateを使った学習方法を解説します。

Progateでの学習の流れ

会員登録を済ませたら、様々な学習コースを選択できるようになりますので、そこから1つを選択して学習を開始しましょう。未経験者のプログラマーが最初に選択するべきコースは人によって様々な意見がありますが、イメージを掴みやすい"HTML & CSSコース"がオススメです。
HTML&CSSは厳密にはプログラミング言語ではありません。ただ、自分で手を動かして作っていくというイメージが身につきやすく、またコードに間違いがあった場合にすぐに該当箇所がわかるため、原因不明のエラーに悩まされるということが通常のプログラミング言語よりは少ないと思われます。本格的なプログラミング言語を選択するのはその後でも大丈夫です。

コースを開始すると、スライドが表示されます。内容を確認した後、実際にコードを入力し、正しく書けているか確認します。スライドで学習内容をざっと確認した後、実際にお手本に沿ったコードを入力して学習を進めます。スライドに記されている学習の目的や現在取り組んでいる内容は、随時遡って確認することが可能です。取りこぼししてしまった時や、もう一度確認したいときにも安心です。
この一連の流れを繰り返し、コースを最後まで進めることができれば学習終了です。実際に手を動かしてコードを書いてみる経験を通して、プログラミングの感覚というものがどういうものかを確認しましょう。

Progateを使ったプログラミングのやり方

ここからは、初心者エンジニアから一歩抜け出すための学習ステップを確認して、脱初心者までの流れを見ていきましょう。最初は自分であれこれ考えても効率の悪い学習方法になってしまう可能性が高いですので、右も左も分からないうちは以下の一連の流れを実践してみましょう。

① 学習コースを何か1つ完走する

Progateのコースはプログラミングを行う上での基礎の基礎が詰まっている大切な箇所ですが、初心者にとっては新しいことの連続で、1つ完走するだけで大変だと思います。1つコースを終えた時に「プログラミングは面白い!もっと色々なコースを試してみたい!」と思えるか、「まるで単純作業、何が楽しいの?プログラミングはやはり向いていないな」と感じるか、人それぞれですが、これを見極める判断材料として有効です。

つまり、1つ完走をすることで、「自分はプログラミングに対して抵抗を感じないか」を確かめることができます。実際に自分には合わないなと感じることがあれば、その段階で中断してしまっても構いません。プログラミングスクールに高額な料金を支払わずに、「自分にはプログラマーという仕事は合わない」ということがわかったということが非常に大きいのですから。

② レッスンのコードを1から書こう

スライドを見ながらで良いので、学習内容をコピペをしないで1から書いてみましょう。お手本を見ながらそのまま書いたとしても、小さなミスに気づかずエラーコードを書いてしまうということはよくあります。そうなった時、どこをどう間違えたか?と調べる経験が今後のプログラミングにおいても非常に役に立ちます。「お手本通りに写せなかったから動かなかった」と考えるのではなく「お手本と間違えた箇所がこうなると"どうして動かなくなるのか"」を意識して考えるようにしましょう。プログラミングの基礎とはすなわち、丸写しの技術ではなく、ロジックを考えるところに紐づいているからなのです。

③ Progateは1つのコースを最低10周しよう

まず1つ完走したと思います。フリープランではコースによっては全てのレッスンが解放されていないことが多いですが、進められるところまで構いません。

コース1つを完走した感想はいかがでしたか?

「到底1周程度では理解できない」と言う人が大多数でしょう。

気にする必要はありません。それが普通です。奥の深いプログラミング、1回程度で覚えられるわけがありません。大切なことは何回でもやらなければ覚えられません。逆に、1つのコースを完走できたので、自分は天才エンジニアだと感じた人もいるかもしれません。そういう人は、1時間経過後に何もみずに同じものを書いてみましょう。書けないですよね?少なくとも1回程度では記憶に定着していないのですから当然です。

そのために必要なことが、「同じコースを10周すること」です。人間の脳に記憶を十分に定着させるには、1周程度では足りません。総合的に見て10周程度行ってようやく実践レベルです。10周は大変ですが、みんなやっているので頑張りましょう。

④ 様々な言語に挑戦して、Progateのレベルを上げよう

Progateには様々なコースがあります。HTML&CSSコース意外にも、Java、Ruby、Ruby on Rails、PHP、Python、他にも幅広いプログラミング言語に対応しています。1つのコース10周を終えたら、別の言語に挑戦してみましょう。プログラマーは様々なプログラミング言語を扱えなければなりません。お客様から「これを実現してほしい」と言われて、無理と返答するようなエンジニアは仕事を獲得できません。要件に沿って実装するためには1つの言語しか扱えないようでは話になりません。様々な言語を扱えてこそ、仕事を取ってこれるプログラマーなのです。1つのコースを10周したら、別の言語のレッスンにすぐに挑戦しましょう。

また、Progateでは、自分の学習度合いがレベルという指標で表示されます。これは学習すればするほど増えていくものであり、どれだけの時間を学習に費やしたかの目安になります。厳しいことを言いますが、Progateのレベルが400に到達していない人はプログラマーとして実力が足りていないといえます。まずはProgateレベルが400に到達するようにレベル上げを頑張ってみましょう!Progateのレベルが400に到達していたら、プログラマーの採用面接でもアピール材料になります。

⑤ 自分のオリジナルのコードを書いてみる

Progateのレベルが400に到達したら、自分でオリジナルのコードを書く十分なプログラミング基礎力がついています。お手本のスライドに頼らず、自分自身で考えて好きなプログラムを作りましょう。構文の書き方を復習するためにスライドを開くことはOKです。ただし、それを使って何を作るか?そしてどんな風にコードを使えば良いのかを、考え、調べながら成果物を作っていきましょう。

"Progate"は、慣れたら有料版にしよう

"Progate"を有料版にしようか迷う人もいるかもしれませんが、筆者としてはすぐに有料版にすることをオススメします。発展させた内容のコースは有料版でなければ受けられず、プログラマーの仕事で使う領域も、そちらに凝縮されているからです。もし無料版だけでは物足りないと本心から感じるようであれば、有料版に切り替えて挑戦してみましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。Progateを使えば未経験者であってもプログラマーとしても力をつけることができますね!やり方に悩んでいた皆さんもこれでプログラマーデビュー待ったなしです。そこから自分で色々ポートフォリオを作り、WordPress案件で副業したりフリーランスとして独立することも夢ではありません。
全てはあなたのやる気次第で何でもできるので、是非頑張ってみてください。