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Ruby(ルビー)

Ruby(ルビー)は他のプログラミング言語とは違い、比較的簡単に構成されたプログラミング言語であり、設計されています。そして、オブジェクト指向言語であり、様々な場所で活躍しています。また、Ruby(ルビー)はシンプルに書きやすく読みやすい為、未経験でも簡単に身に着ける事が出来る言語の一つとも呼ばれています。それに皆さんがよく使うWebサービスの食べログ、クックパッド、GitHubなどもRuby(ルビー)が使われています。

Ruby(ルビー)に出来る事

Ruby(ルビー)で出来るサイトをご紹介していきます

ブログサイト

ブログは、PHPで開発された【WordPress】が有名ですが 、Ruby(ルビー)でも似たような事が出来ます。必要な機能を自分自身でチョイス出来る為、ページの大きさもコンパクトで、本体の更新作業も必要ありません。

ショッピングサイト

一からプログラムを組む手法もありますし、【Solidus】というPackageを使って決済機能を作る事も出来ます。

ポータルサイト

最近は、シンプルに見えるポータルサイトも色々な機能が追加され進化しています。今後、更に飛躍する事は間違いないでしょう。

SNS(Social Networking Service)

SNS(Social Networking Service)に必要な利用者の登録、ログイン、データベースを簡単に作成する事が出来ます。また、Railsを使用すると、Facebookと連動したログイン機能やSmartPhoneの対応デザインなど、後の機能追加やデザインの変更も対応出来ます。

SmartPhoneのアプリ開発

AndroidやIosのアプリ開発は、Javaなどが使われているイメージが付きますが、Ruby(ルビー)も【RUBYMOTION】というソフトを使用すれば、AndroidアプリやIosアプリを開発する事が出来ます。

ゲーム制作

ゲーム開発はC言語のイメージが付きますが、こちらもRuby(ルビー)でも作る事が出来ます。

Scraping(スクレイピング)

Web上で、情報を取得する時にScraping(スクレイピング)が便利です。Ruby(ルビー)の場合、【Nokogiri】という便利なPackageがあり、プログラミング未経験でも短いコードで、簡単にScraping(スクレイピング)を使う事が出来ます。

Crawler(クローラ)

常にWebサイトを閲覧、収集し続けるプログラムをCrawler(クローラ)と言いますが、Ruby(ルビー)を使うとある程度の短いコードでCrawler(クローラ)を作成する事が出来ます。短時間で情報収集したい時には、Crawler(クローラ)が活躍してくれそうですね。

Ruby(ルビー)には出来ない事

Ruby(ルビー)は、大体の物を開発出来ますが、Smartphoneのアプリやディープラーニングは苦手です。苦手と言っても、Smartphoneのアプリを作る際に、他のプログラミング言語同様に物を作る事は出来ます。しかし、他のプログラミング言語とは違い、アプリ開発用のツールが必要になる上に、Ruby(ルビー)で開発する事自体おススメ出来ない要因です。ディープラーニングにおいては、Pythonのように特化していない事に加え、関連のライブラリが豊富では無いので現状、Ruby(ルビー)がディープラーニングに向いているとは言えません。しかし、最近Ruby(ルビー)は需要が右肩上がりになっているので、Smartphoneのアプリ開発やディープラーニングなどの苦手分野を克服する事もあるかもしれませんね。

Ruby(ルビー)とPythonの分野の違い

Ruby(ルビー)とPythonに共通する特徴は、読みやすく書きやすい点です。ここからは、お互いの得意分野について説明します。Ruby(ルビー)が得意とする分野はブログやショッピングサイトのようなWebサービスです。Frameworkを使う事で効率的に作業が出来るので、一人でサイトを構築する事が出来るのがRuby(ルビー)の最大の強みです。そして、Pythonは、統計学や解析、分析が得意分野であり、ディープラーニングや人工知能分野で注目されています。

まとめ

今回Ruby(ルビー)で出来る事や他のプログラミング言語と比較した特徴などをご紹介しました。基本的にRuby(ルビー)で出来る事はPythonでも出来ます。ただし、同じ事をする場合Rubyの方がコードが短い場合が多く管理も簡単で触れる人も多い為、開発の引継ぎも心配する事がありません。全てのプログラミング言語は得手不得手あるので、その現場にマッチしているプログラミング言語を使っていきましょう。因みに、Ruby(ルビー)の名前の由来は、プログラミング言語Perlが6月の誕生石である為、開発者の同僚の誕生石のルビーを取って名付けられました。