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アプリケーションエンジニアの仕事内容

1971年に「特種情報処理技術者試験」が新設され、1994年の制度の関係により「アプリケーションエンジニア試験」と改めて名前を変更し、年1回試験が実施されてきました。その後、2009年の制度の関係により、形式の変更及び「システムアーキテクト試験」と改めて名前を変更しました。特種情報処理技術者試験の広範囲に網羅している試験は、現在、システムアーキテクト試験として実施していますが、「プロジェクトマネージャー試験」、「ITストラテジスト試験」にも同じような問題範囲がふんだんに使用されています。よって、これら3つの試験に、カバー範囲が分けられたと考えられます。ステップアップのモデルとしては、「システムアーキテクト試験」「プロジェクトマネージャー試験」「ITストラテジスト試験」の順でステップアップを想定して作られており、レベルに応じて試験の難易度は徐々に難しくなる傾向があります。しかしながら、システムアーキテクト試験は、情報処理技術者試験全体の中では最高難易度に位置し、「高度情報処理技術者試験」に含まれています。システムアーキテクトの資格を持っている事で、システム開発において必要とされる幅広い知識・スキルがあり、プロジェクトリーダーとして開発を導く事が出来る高尚なIT人材だという事を客観的に証明できます。

アプリケーションエンジニア資格・試験

APエンジニアに関係する資格・試験はたくさんありますが、特にシステムアーキテクト試験とプロジェクトマネージャー試験がおススメです。これらの資格は国家資格に分類されていますし、難易度も高めです。だからこそ、合格すればAPエンジニアとしての実力を十分にアピールすることができ、就職や転職に有利になります。

アプリケーションエンジニアに活かせる国家資格、上級エンジニアを目指す人

システムアーキテクト試験とは、国家試験として認定されているIT資格であり、情報処理技術者試験の分類に含まれます。経済産業省が高度なIT人材を育成する為に設けている資格・試験で、ITエンジニアとして上級レベルを目指したい人に注目されています。試験では、上流工程に加わる為のシステム開発の設計やプログラミング技術を試され、多くのIT企業の中には、この資格を持っている人を優遇したりもするでしょう。アプリケーションエンジニアとしてやっていこうと思っている方は、時間がある内に取得しておきたい資格です。利点としましては、エンジニアとしての技術力を十分にアピールできます。経験・資格なしでもアプリケーションエンジニアになる事は出来ますが、インターネット上の求人を見ても、資格取得している人が優遇される傾向にあります。また、IT業界は人手不足のため高度な技術を持っている人材には高い年収を払ってでも獲得したいという企業がたくさんあるでしょう。その為、システムアーキテクト試験にチャレンジして、合格すればキャリアアップを図る為の転職にも有利になります。

プロジェクトマネージャー試験

プロジェクトマネージャー試験とは、システム開発の構想や設計だけでなく、プロジェクト全体をマネジメントするために必要な能力を証明出来る試験です。アプリケーション開発を成功させるためには、必要な人員や資源の確保、スケジュール調整が必要になります。プロジェクトマネージャー試験では、それらの能力を備えることを目標にしています。試験に合格すると、AP開発の市場調査やユーザー需要の把握、プロジェクト全体の進行状況見極めが出来る人材として評価されます。情報処理技術者試験の中でも高難易度に分類され、国家資格でもあるのでエンジニアとしての能力を十分にアピール出来ます。

アプリケーションエンジニアに必要なスキル

システムの分析・設計から開発までを担う開発プロジェクトリーダーが、プロジェクト全体を管理する事が多いため、資格以外の技術も必要になります。

幅広い業務知識

メンバーやプロジェクトを正しい方向に導く為に必要です。業務レベルでもネットワーク・ハードウェア・ソフトウェア・DBを扱ったり、フェーズとして設計~保守・運用まで、責任者として幅広い知識が求められます。

管理能力

プロジェクトが納期に間に合うように進捗管理するスキルが必要です。

コミュニケーション能力

プロジェクトマネージャーとメンバーの間に入りプロジェクトを円滑に進行させる必要があるため、コミュニケーション能力が必要になります。幅広い知識と現場とのコミュニケーションから得た情報を基に、プロジェクトを成功に導くために自分自身が何をするのかを考え、進捗管理をしつつチーム全体を正しい方向に導いていくスキルが必要です。

まとめ

本記事では、アプリケーションエンジニアエンジニアとして必要な資格・スキルについて書いていきました。試験は難しいですが、取得する事で市場価値を高める事が出来ます。そして、エンジニアとして成長する事も出来ます。難点としましては、国家資格であり高難易度に分類される為なかなか合格する事が出来ず、そもそも忙しくて勉強する時間も受験する時間すらない方もいるかもしれません。しかし、本当にアプリケーションエンジニアを目指しているのなら、1日30分だけでも勉強するなり、有給休暇を取得するなりして自分自身で時間を作っていくしかありません。