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  • 「英語✖️プログラミング」で最強人材

はじめに

皆さん2030年の暮らしを少しでも想像したことがありますか。私たちの当たり前が通用しない時代は必ずやってきます。世界人口の増加を例に挙げてみましょう。まず世界の人口が85億人へ、さらに2050年には97億人と増加することが予測されています。人口増加に伴って私達たちが直面する課題は食糧・水問題、環境問題などが挙げられています。日本人にとっては少子高齢化も大きな課題になっています。少子高齢化は著しく労働人口の減少に繋がり、将来私たちの働き方を大きく変えることでしょう。世界的にみても超高齢化社会トップクラスの日本は、担い手を確保する必要があります。現時点で労働者不足の日本は、Artificial Intelligence(AI)やロボット、Internet of Things(IoT)を発展させてヒトからモノへシフトしていくしかありません。テレビなどのメディアでこれらのIT用語を耳にしたことがある人も多いはずです。世界が大きく変わろうと革新を遂げる中で、今と同じ生活や仕事で世の中に対応していけるでしょうか。あなたは時代の波に逆らいますか?それとも上手く波に乗りますか?全てあなた次第です。2030年までまだ時間が十分にあるように感じられますが、行動を起こすなら今がチャンスです。

無くなる仕事と生き残る仕事

さて、先程説明したAI(人工知能)の発達によって私たちの人間の仕事は無くなっていくのでしょうか。筆者も前職は接客業でしたが、徐々に人間の仕事が最新機器の導入により身の危険性を感じました。例えば、紙媒体の書類や資料のペーパーレス化を目的に電子機器の導入、また清掃ロボット導入により人の仕事が機械化されていく現実を目の当たりにしました。良く言えば、機械が仕事をこなし私たちの負担が無くなり、他の作業に時間が充てられるようになったかもしれません。

さらに、私たちの生活スタイルを大きく変えた新型コロナウイルス感染症の拡大は、リモートワーク化を一段と進めました。もしかしたら読者の皆さんもリモートワークを経験されたことでしょう。店舗に足を運ぶ人は減少し、自宅から簡単に注文できる通販などの物流に頼る人が急増しました。これらを考慮すると、今後も人との関わりを減らすオンライン化が進むと言えます。2015年に行われたオックスフォード大学の調査結果では、今後10〜20年の間で約半数の仕事が消える可能性があると推測されています。下記は話題のAIによってなくなるであろうと予測されている職種の一部です。

なくなる可能性がある仕事

・一般事務員
・銀行員
・スーパー・コンビニ定員
・ホテル客室係・受付

共通点はやはり事務作業をメインとする職種だと見てとれます。単純な入力作業などはAIによって仕事を奪われやすいです。しかしながら、高品質なサービスを提供する高級レストランや宿泊施設はサービスを主に対価としているので今後も需要があると言えますが、反対にそうでなければ、自動でチェックイン可能なシステムや券売機等の導入が加速し、今ある仕事はAIによって奪われることになります。ではどの職種がAIが発達してもなくならない仕事、もしくは比較的確率が低いのでしょうか。

残る仕事

・営業職
・コンサルタント
・エンジニア
・教師

やはりスキルが必要とされる専門職が強いですね。今の職種がAIによって代替されそうなら、転職を考えてみた方が良いかもしれません。リモートワークや自分に合った働き方を可能にするWEB関係のエンジニアはこれから注目の職種です。



小学生でもプログラミングを学ぶ時代になる

小中高等学校の授業にプログラミング授業の導入が文部科学省によって決定しています。導入の背景としてはプログラミング的思考の育成が目的とされています。実際のところ、ITに関する人材が不足しているというのも一つの要因だと考えられます。しかし小学生がプログラミングを学習する時代になったとは驚きですよね。個人的には、大人になって一から独学というのは非常に厳しいので、学べる環境にあるのはとても恵まれている思います。逆を取れば、今後プログラングスキルがないと時代に対応するのが難しいとも言えます。時代の流れに伴って、自らも柔軟に対応できる人材が生き残るでしょう。

英語×エンジニアで得られるメリット4選

1.最新情報をリアルタイムで入手できる

ITに関連する最新情報はどこから発信されるでしょうか。シリコンバレーと呼ばれる米国カリフォルニア州北部に位置するサンフランシスコ・ベイエリアです。この地域には世界で最も影響力があるGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)をはじめとするIT企業が数多くあります。IT業界は技術発展が著しく、情報も随時アップデートされています。もちろん英語で情報が発信されるので、誰かが日本語に翻訳するのを待たなければなりません。もし英語ができれば最新のトレンドをいち早くゲットすることができます。

2.情報量が多い

世界92カ国のIT技術者の人数で比べてみましょう。ヒューマンリソシアの「92カ国をデータで見るITエンジニアレポートvol.1 世界各国のIT技術者数まとめ」によると米国がトップの477.6万人、ついで中国の227.2万人、インドの212万人と続き、4位が日本の109.0万人です。米国には日本の約4倍以上ものIT技術者がおり、単純に考えるとITに関連する情報もそれだけ存在します。実際にYouTubeでプログラミングについて調べても、英語の情報の方が圧倒的に多く高品質なものが多いです。

3.働き方が選べる

英語力があり、かつプログラミングができれば就職先や選択肢が格段に広がります。日本企業だけでなく外資企業も可能ですし、国内外問わず働くことができます。正社員として企業に勤めるという一般的な働き方だけでなく、企業に雇用されないフリーランスとしての働き方も視野に入れることができます。就労体験が許可されているワーキングホリデービザなどを利用すれば、海外の現地企業での就労も可能ですし運が良ければ永住も夢ではありません。

4.待遇が良くなる

英語力により収入にも格差ができます。「英語ができるエンジニア」と「日本語しかできないエンジニア」では扱える案件も広がり、給料にも影響します。スキルを持ったエンジニアだけでは競争率が高くても、そこに英語力が加わるだけで圧倒的にライバルは減ります。技術と語学力の兼ね備えたエンジニアは日本でもまだ少なく必ず重宝されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「英語×プログラミング」をセットで学ぶといかに選択肢が広がるかがお分かりいただけたのではないでしょうか。今後さらに需要が高まるエンジニア職と公用語の英語を組み合わせるだけで、世界でも十分に通用する武器になります。グローバル化やIT化がさらに進むと予測されている中で、あなたはどのように生き抜きますか。