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コンサルタントとは?

皆様、一度は「コンサルタント」という職業を聞いたことがあるのではないでしょうか。一言にコンサルタントと言っても様々な種類があります。例えば「経営コンサルタント」や「投資コンサルタント」「戦略コンサルタント」など。ざっくりと説明をしてしまえば、コンサルタントとは、「(各分野の)契約した人からの相談に乗り、アドバイスをする人」のことなのです。

コンサルタントの種類

大きく分けると、次の3つに分けられます。

・戦略系コンサルティング

・IT系コンサルティング

・経営コンサルティング

上記3つについて、詳しく説明していきます。

戦略系コンサルティング

特徴

企業が抱えている課題の解決に向けて、経営戦略や事業戦略(マーケティング、営業、ブランド、新規事業立案)などを行います。企業が抱える課題は多種多様であるため、まずは企業の調査や分析から始めます。労働環境が厳しいため、給与が高額なことが多いです。

やりがい

実際に戦略的に対応策を実行することで、目に見えて成果が出ること経営課題を解決することにより、達成感を得られることが戦略コンサルティングのやりがいです。

求められるもの

外資系が中心で、グローバルに展開されているものが多いため、高い英語力が求められます。また、戦略コンサルティングは企業の課題解決がメインとなるため、問題解決能力も求められます。多忙な時期もあり、経営を左右するというプレッシャーを感じることも多いため、自己管理が必須になります。

戦略コンサルティングに活かせる資格やスキル

ロジカルシンキング(論理的思考能力)、コミュニケーション能力、中小企業診断士、MBA、公認会計士

IT系コンサルティング

特徴

IT技術を用いて、企業の課題解決に取り組みます。多くはコンサルティングファーム(コンサルティングに特化した企業)に所属します。各分野に特化した人でチームを組む場合が多く、システムの開発や、運用指導、連携の仕組み作りなどを行います。

やりがい

IT知識を用いて課題を解決できる達成感や、各分野に特化した人でチームを組むことが多いため、多くの人と協力しながら働けることがITコンサルティングのやりがいです。

求められるもの

システムに携わることが多いため、ITに関する専門的な知識が求められます。IT業界は日々進化しているため、常に新しいものを学び続けることも求められます。また、チームや経営層との打ち合わせは何度も行わなければならない場合が多く、残業が発生することも多いです。そのため、勉強時間を確保するなど、スケジュール管理能力も求められます。

IT系コンサルティングに活かせる資格やスキル

IT技術への興味、激務を乗り越える体力、中小企業診断士、SAP認定コンサルタント資格、ITコーディネーター

経営コンサルティング

特徴

企業からの依頼を受け、企業競争の中で優位に立つための計画や方針についてのコンサルティングを行います。財務から戦略まで、企業の経営に関わる全てに対し、経営者と力を合わせて、企業の成長を目指すことが多いです。コンサルティングファームから活躍する人や、税理士や会計士などの業務から発展して経営に関するコンサルティングを行う人など、様々です。

やりがい

経営コンサルティングでは様々な業種や規模の企業を担当することが多いため、幅広く知識を身に付けることができます。

求められるもの

経営に携わるため、経営に関する知識、分析力、判断力などが求められます。また、経営層と関わり、企業の存続に関わるため、プレッシャーを感じることも多くあります。そのため、四股管理が必須となります。

経営コンサルティングに生かせる知識やスキル

ロジカルシンキング(論理的思考能力)、経営や法律に関する専門知識、中小企業診断士、MBA、公認会計士

未経験からコンサルタントになれるのか?

未経験や経験者両方を採用している企業は多く、未経験者でも、下積みを重ねながら、プロのコンサルタントを目指すことが可能です。実際、コンサルティングファームへ中途採用で転職される方のほとんどが未経験です。

未経験で重視される点は、「ポテンシャル」です。コンサルタントの最終目標とは、「企業の抱える課題を解決すること」であるため、論理的思考能力や、経営陣と話し合いを重ねより良い解決策を導き出すためのコミュニケーション能力を面接時に徹底的に見られます。コンサルティングファーム独特の面接形態である、「ケース面接」行う企業もあります。ケース面接で大切なことは、回答結果ではなく、その回答に至るまでに、どういう考え方をしたのかなのです。

必要な資格はあるのか?

コンサルタントになるために、必須である資格というものはありません。公認会計士や、税理士の資格を持っていれば優遇されるファームも存在はしますが、いずれも必須ではありません。

英語についても、絶対にできなければいけない、という訳ではありません。ですが、グローバルなプロジェクトの多いファームでは必須条件になってきますし、実際に英語能力を求めるファームと求めないファームとがあります。英語ができることが通常となってきている現代では、英語はできた方が今後のキャリアアップのためにも何かといいです。

まとめ

「コンサルタント」という職業について、説明させていただきました。コンサルタントと一言に言っても、多くの種類があり、それぞれのファームにより求められるものも、働き方も様々です。以上を踏まえ、コンサルタントへの就職・転職を考える場合にまず1番最初に行うべきことは、「情報収集」です。様々なコンサルティングファームについての情報収集をし、自分はどういったコンサルタントになりたいのか、そのために身につけるべき能力は何か、等の情報収集を行った上で、対策を行いましょう。