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  • インターンに参加することのメリットと

●はじめに

インターンシップは、学生が就労体験する機会のことを指し、さまざまな企業が就労体験の場を提供しています。 しかし、近年では個人情報の取り扱いなどに厳しく、実際の業務を体験する・させることが難しくなってきています。そのため、実際の業務内容ではなく、実業務を理解してもらうための疑似的なシミュレーションなどの体験型プログラムが増えています。そんなインターンシップですが、学生側はもちろんのこと、企業側にも大きなメリットをもたらします。では実際にどのようなメリットが存在するのか、どのようにインターンシップへ参加するのかを記載します。

●インターンはいつから?

一般的なインターンシップは、大学3年の6月ごろから、大学3年の3月ごろの実際に就職活動が始まる前に行われます。最近では、大学1年生や2年生を対象としたインターンシップも増えており、大学生がその企業や業界を知ることのできる機会が増えています。しかし今現在では、新型ウイルスの感染拡大防止のため、インターンシップの実施を取りやめる企業も増えているのも事実です。

●インターン参加メリット

インターンシップに参加している学生は何かしらの目的があって参加している人がほとんどです。 リクルート社が提供しているリクナビのアンケートで「インターンシップの参加目的」を調査しているものがあります。そのアンケート回答が以下の通りです。

出典:リクナビ 就活準備ガイド
インターンシップに参加する意味・目的とは?必要性はある?【先輩たちにアンケート】 より


「業界・企業・職種理解を深めるため」が76.3%で一番多い結果となっています。 興味のある業界や理解の浅い業界への理解向上を目的としている学生がほとんどです。そんなインターンシップですが、学生側にとって以下のようなメリットがあります。

・業界、企業理解を深めることができる

参加目的としても一番多いものではありましたが、その業界や企業への理解することができます。その業界がどういったものなのか、その企業はどのような雰囲気で仕事しているかなどをリアルに体験することができます。そのため、自分が目指したいものややりたいことなどができるか、という点においてのギャップを限りなく少なくすることができます。

最初は興味のない業界、企業であったとしても、その業界や企業を知るにつれてだんだん興味が湧いてくることもあるでしょう。そのため、自分が興味のある業界のみに絞るのではなく、幅広い視野で業界を見ていくことが大切です。

・自己成長につながる

インターンシップに参加することで自己成長につながる場合があります。1Dayインターンなどの短期間のインターンシップでは効果が薄いですが、長期インターンでは実際の業務に触れる機会もありますので、自己成長につながります。

また、企業にはさまざまな年代の方がいますので、コミュニケーション能力やマナーといった社会人として必要な知識、スキルを身に着けることもできます。

・自己分析ができる

自分自身がその業界や企業に本当に興味があるのかなど自分を見つめなおす機会となります。また、他の参加者や企業の方と話すことのできる機会を設けることができるため、自分の特徴や短所、長所を見つけることができたりします。

企業側には以下のようなメリットがあります。

・自社認知度の向上

大手企業などは認知度が高く、インターンシップや採用において多くの学生が集まりますが、中小企業となるとまずは自社を認知してもらう必要があります。しかしながら、自社認知度を高めるのも大変なことです。そのため、多くの学生に自社を知ってもらうための広報活動として、早期インターンシップが有効です。

・学生とのミスマッチを防ぐ

学生側にも同様のことが言えますが、応募した学生がその企業に合っていないと今後の活躍が難しかったり、離職してしまうという可能性があります。できる限り自社にあった人を採用したいと考えることは必然のため、自社の認知度向上とともに、どのような会社であるかを学生側に正確に認識してもらう必要があります。

・優秀な学生を早期に見つけることができる

インターンシップを設けることにより、優秀な学生の早期に見つける機会となります。また、事業内容が魅力的にも関わらず、あまり名前の知られていない企業はたくさんあります。そういった企業にとっては、自社を学生にアピールできる絶好の機会になるといえます。

インターンシップで優秀な人材と判断された場合には、面接免除だったり、内定を出してもらえることもあるようです。学生側にとってインターンシップはメリットばかりなので、積極的に参加することをおすすめします。

●インターン募集サイト

インターンシップ情報を掲載しているサイトは多くあります。以下で紹介しているメディアは長期~短期までを網羅している総合インターンシップメディアの一例です。短期や長期に特化したメディアもありますので、自身のスケジュールなどと照らし合わせて、自分に合ったものを選んでください。

・リクナビ
・マイナビ
・ONE CAREER
・WANTEDLY など

●さいごに

いかがでしたでしょうか。インターンシップを実施している企業は数多くあります。受け入れが大学1年~4年生までとさまざまありますので、今回を機に参加してみてはいかがでしょうか。