駆け出しフリーランスがWordPress案件を受注する方法!
「フリーランスをやっていて、WordPressに興味がある。WordPressで稼いでみたい」本記事はこのような方が対象となっています。WordPressは案件数も豊富で必要な技術も少ないため、駆け出しフリーランスが受注するのにおすすめです。しかし、どんな手順で案件を受注すればよいのか、ご存知ない方も多いと思います。本記事ではWordPress案件を受注する方法についてまとめました。WordPress案件の種類や必要なスキルについても解説しているため、これから何をすべきかがわかります。駆け出しフリーランスの方の参考になると思うため、是非最後までご覧ください。
WordPressとは?
WordPressとは一言で言うと、ホームページ作成ツールです。通常ホームページを作る場合、HTMLやCSSの知識が必要ですが、WordPressを利用することで、そういった技術がない人でもサイト作成ができるようになります。現在WordPressで作成されたサイトは数多くあり、比例して案件数も多いです。
WordPressの案件とはどういったものか
WordPress案件には大きくわけて3つ種類があります。
- WordPressブログを立ち上げる
- WordPressのテーマをカスタマイズする
- 新規テーマを作成する
これら3つは仕事内容が異なるため、違いを覚えておきましょう。
WordPressブログを立ち上げる
WordPressブログを立ち上げるまでの作業を行う仕事です。特別な技術が必要なく未経験者でも行うことができるため、案件を受注したことがない人は、これから始めることがおすすめです。HTMLやCSSの知識も必要なく、1時間もかからず完了します。ただし簡単な分、単価は低めとなっています。
WordPressのテーマをカスタマイズする
WordPressは「テーマ」と呼ばれるテンプレートを使うことで、HTMLを使わなくてもサイトが作れます。ただし、テーマを自社用にカスタマイズする企業が多く、その場合はHTMLなどの知識が必要となります。自社でテーマのカスタマイズができない場合、フリーランスに依頼するケースもあります。テーマのカスタマイズは、3つの内一番多い案件です。
新規テーマを作成する
WordPressの新規テーマを作成する仕事も多くあります。既存テーマではなく新規テーマを使うことで、オリジナルティーがあるサイトにできます。また、機能を厳選した新規テーマを使った方が、その後のサイト更新作業がシンプルになるというメリットもあります。新規テーマを作成する場合、WordPressのファイル構造やPHPなどのプログラミングの知識が必要になります。この案件は単価が高めですが、難しいため初心者の内はまだチャレンジしない方が良いでしょう。
WordPress制作は駆け出しフリーランスにおすすめ!
WordPress制作が、駆け出しフリーランスにおすすめな理由は次の4つです。
- 案件数が豊富
- 高い技術力を必要としない
- 単価も高め
- Webプログラミングの基礎力が身につく
1つ1つ詳しく解説します。
案件数が多い
WordPress案件は数多くあるということが第一の理由です。駆け出しフリーランスは実績がないため、案件を取る難易度が高くなります。そのため、できるだけ多くの案件に応募する必要がありますが、案件数が少ない分野だとそれが難しくなります。WordPress案件は特にクラウドソーシングに多くあります。案件の種類も豊富で「一部分の修正をやって欲しい」という小さい仕事も多いです。小さい仕事なら初心者でも任せてもらいやすいでしょう。
高い技術力を必要としない
WordPress案件はプログラミング案件に比べると、高い技術力を必要としません。もちろんHTMLやPHPを覚える必要がありますが、基礎的な部分だけで十分なため、駆け出しフリーランスの方でも応募がしやすいでしょう。
単価も高め
WordPress案件は技術力を必要としない割には、単価が高めとなっていることが特徴です。需要の高い分野のため、極端に報酬額が低い仕事が少ないです。フリーランスならできるだけ高単価の案件を狙いたいところです。
Webプログラミングの基礎力が身につく
WordPress案件をこなしていくことで、Webプログラミングの基礎力が身につきます。WordPressのテーマをカスタマイズする際に、PHPで書かれたコードを見る機会が多くあります。見慣れないコードを都度ネットで検索して調べていけば、それだけで技術力が高まります。WordPress案件に慣れてきたら、Webプログラミングの案件も受注することをおすすめします。Webプログラミングの案件は更に高単価なことが多いです。
WordPress制作に必要なスキル
WordPress制作に必要なスキルは次の3つです。
- HTML・CSS
- JavaScript
- PHP
これらのスキルは最低限持っておくことが望ましいでしょう。技術力を高めれば高単価の案件にも応募できるようになります。
HTML・CSS
WordPressのテンプレートを修正しサイトの見た目を変更するには、HTMLやCSSの知識が欠かせません。HTMLやCSSはそこまで難しくなく、独学でも十分習得可能です。開発環境を整える必要もなく、テキストエディタがあればすぐに勉強を始められます。まずはHTML・CSSから覚えることがおすすめです。
PHP
テーマの修正を行う場合、PHPの知識もあると良いです。PHPはプログラミングスクールを利用して習得することができます。PHPの関数の使い方や値の取り出し方法など最低限のことを覚えておくと、テーマの修正がスムーズに行えるでしょう。
JavaScript
JavaScriptもPHPと同じくプログラミング言語の1つです。WordPressにおいて、JavaScriptは必須という訳ではありません。しかし、JavaScriptを使うことで、サイトにアニメーションやスライドショーが導入できるようになります。JavaScriptを覚えておくと、受注できる案件の幅がより広がるでしょう。
WordPress制作の仕事を受注するコツ
WordPress案件は数が多く、他分野よりも受注がしやすいです。駆け出しフリーランスの内は、案件獲得に苦戦することが多いため、WordPress案件を受注するコツを紹介します。コツは次の3つです。
- クラウドソーシングを活用する
- ポートフォリオを作成する
- SNS経由でも仕事を獲得する
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングを活用する方法は多くの人が行っています。クラウドソーシングにはWordPress案件が数多くあり、初心者でも比較的受注しやすく、更にクライアントとのやり取りや契約処理も全てサイト上で完結するため、使いやすいです。ただし、手数料が取られてしまうため、注意が必要となります。また、高単価の案件はそれほど多くないため、ある程度案件をこなしたら、別の方法でも案件が受注できないか試してみましょう。
ポートフォリオを作成する
ポートフォリオを作成するのも、WordPress案件を受注する上で基本的なことです。ポートフォリオとは今まで自分が作成した成果物をまとめたものであり、自分の技術力の証明書となります。案件に応募する際にポートフォリオを提出することで、クライアントも安心してその人に仕事を任せられるようになるため、これからWordPress案件を受ける方は、ポートフォリオも作成してみましょう。
SNS経由でも仕事を獲得する
WordPress案件はSNS経由でも獲得する人がいます。SNSのプロフィール欄に自分の実績やポートフォリオのURLを掲載すると、それを見た人が仕事を依頼してくれることがあります。SNSで仕事を獲得する場合、クラウドソーシングとは違い手数料が発生しないことがメリットです。そのためSNSも始めてみることもおすすめします。
まとめ
WordPress案件の獲得方法や、必要なスキルがお分かり頂けたでしょうか。WordPressは案件数も多く、必要とするスキルも少ないため、駆け出しフリーランスが最初に受注するものとしておすすめです。フリーランスの方は、まずはクラウドソーシングでWordPress案件を探してみてください。ある程度HTMLやPHPの勉強が進んだら、ポートフォリオを作成し案件獲得の準備を始めましょう。本記事が駆け出しフリーランスの方にとって、有意義なものとなれれば幸いです。