支援対象地域:札幌、仙台、関東、愛知、関西、広島、福岡


CompTIA CTT+の概要について

ここでは、CompTIA CTT+について説明させていただきます。 CompTIA CTT+はCompTIAが主催する資格であり、 トレーニング分野で卓越した基準を達成したことを確認したいインストラクター向けの資格となります。インストラクターは、企業や組織にとって重要な役割を持ちます。従業員の仕事についてより良くする方法を教える責任があり、高い専門知識を必要とします。また、さまざまな方法生徒のやる気を引き出す方法を知っている必要もあります。 優れたインストラクターになるには専門的な知識や優れた人前で話すスキル、さまざまな方法で教える能力 、モチベーションスキルなど多くの知識が必要となってきます。 ITインストラクターの給与はいくつかの要因によって異なります。これらの要因には、場所、教育機関の種類、私立教育機関と公立教育機関、あるいは企業などどういった組織において教育を行っているかが含まれます。 ちなみに米国のITインストラクターの平均給与は年間63,000ドルです。これは1時間あたり31ドルに相当し非常に高い水準となります。日本国内での平均給与は明らかではありませんが、専門的な知識を保有している場合は高くなる傾向にあります。
CompTIAは1982年に設立され、ベンダーニュートラルなIT関連資格・認定などを行っているIT業界団体です。EDIが様々な規格で利用され情報が飛び交う中、ISOやIEEEに対し標準化を提言するため、各社が集まる場として設立されたことがその背景となります。 CompTIA(The Computing Technology Industry Association)は「CompTIA A+」「CompTIA Network+」「CompTIA Security+」 「CompTIA Cybersecurity Analyst」「CompTIA Pentest+」「CompTIA Cloud+」 「CompTIA Server+」「CompTIA Project+」 「CompTIA CTT+」 「CompTIA Linux+ Powered by LPI」など多くの資格認定を主催していることでも知られております。CompTIA CTT+は学習環境で教育を成功させるために必要なツールとテクニックの知識と使用法を検証します。IT業界だけでなく、様々な業界においても活用することのできる資格となっております。 もちろんIT業界で活躍するためにCompTIA CTT+を学ぶことで活躍の場が広がりますし、エンジニアの方が学習することで新しい知見を得ることができます。 多くのIT人材がCompTIA CTT+を学習することで自身のスキルアップだけでなく、キャリアの幅を広げることが可能になりますので、技術系の資格だけでなくマネージメントや教育系の資格の学習を行うことも非常におすすめです。 CompTIA CTT+は様々な業界におけるインストラクターとして、教室での講義、練習課題、試験を計画するための能力を獲得することが可能となります。また、それらの知識を体系的に学習するために CompTIAは包括的なトレーニング基準を提供し、最前線で活躍する人材になるための強力なバックアップを行います。
では、CompTIA CTT+の特徴についていくつか説明させていただきます。 一点目は大手からの信頼性が高いということです。デル、マイクロソフト、アドビ、シスコ、IBM、リコーなどの企業は、インストラクターがプログラムを教える資格があることを証明するためにCompTIA CTT+を導入しております。 CompTIAの認定資格は世界的な信頼性と権威があるという点も、大手企業からの導入が進められる背景として補足説明しておきます。
二点目はトレーニングスキルの向上となります。 トレーニングセッションの準備、提示、促進、評価に必要なスキルと知識があることを検証します。 CompTIA CTT+では、認定の一環としてトレーニングセッションの説明のビデオ提出を要求することにより、 候補者が効果的な教育スキルを持っていることを保証することができます。 それにより、知識だけでなく第三者からみてもトレーニングスキルを保有している証明となるでしょう。
三点目は基本的な教育モダリティを検証ための能力を獲得することができるという点です。 トレーニングアソシエイトが実施した調査では、回答者の87%が、主要な学習モダリティとしてインストラクター主導のトレーニング(ILT)を使用しています。 さらに、組織の74%は学習に混合アプローチを採用しており、モバイル、ビデオ、またはソーシャルコンポーネントのいずれかでILT配信を強化しています。 CompTIA CTT+を取得すると、仮想教室または物理教室のトップトレーナーとしてのスキルを検証できます。 CompTIA CTT+では、コンピューター・ベースド・テストとパフォーマンス・ベースド・テストの両方について 合格することで認定されます。 コンピューター・ベースド・テストではコース事前準備、教授法と教育媒体、インストラクターの信頼性とコミュニケーション、グループの円滑化、トレーニングの評価について出題されます。 パフォーマンス・ベースド・テストについては、要求される各スキルの評価値を合計することで算出され評価が実行されます。 以上が簡単ではありますが、CompTIA CTT+に関する説明とさせていただきます。

CompTIA CTT+試験について

CompTIA CTT+試験について説明させていただきます。 問題数は95問、試験制限時間は90分で実施され、100~900のスコア形式で実施され655スコア以上で 合格となります。 また、一次試験後、二次試験のパフォーマンス・ベースド・テストが実施されます。 まず試験範囲について説明させていただきます。 CompTIA CTT+では、コース事前準備、教授法と教育媒体、インストラクターの信頼性とコミュニケーション、 グループの円滑化、トレーニングの評価が出題範囲となります。
コース事前準備の出題範囲は13%で、 組織のニーズと受講生の背景を確認し、学習目的に関連付けるための知識が問われます。 例えば受講者から質問を引き出すようなキーコンテンツや組織や受講生より求められている内容や情報に 関する知識がそれにあたります。 受講者のニーズや状況に合わせて学習内容を調整するテクニック、 学習内容や設計が当初の意図を維持できる、明確な学習目的、受講者分析の実施、 受講者向けにカスタマイズしたトレーニングを作るためのインストラクショナルデザインのテクニック、 クラスルームまたはバーチャルセッションで使用される有効な学習リソースとツールなどに関する 知識も必要とされます。 また、この項目では学習効果を高める環境を築くための知識も必要となります。 学習セッション前および学習セッション後における様々な準備や対応について学び、 受講者のやる気を引き出すための具体的な知識について理解することが可能となります。 具体的には、学習セッション前の運営上の必要事項(例:受講日、教材の提供方法(受講者または教室に配送、ダウンロードの手順とリンクの送付)、机や機器の配置、設備の妥当性、機器、教材、受講者の登録、事前課題。バ ーチャルトレーナーでは、セッションルームの設置(設定)、ユーザーへのログイン手順の送付、ユーザー権 限の設定、セッション教材のローディングとテスティング、すべての機器のテストが含まれる。)や 学習セッション後の運営上の必要事項(例:機材や教材の返却、処分、または次回の使用準備。教室の後 片付け。教室、設備、備品、教材で問題がある場合は適切な人物への報告。バーチャルトレーナーの場合 では、レコーディングの終了、ファイルの保存、セッションルームの終了、出席者レポートの実行、受講者状 況のアップデート、セッションの記録、技術的問題の調整が含まれる。) などになります。 これらについて正しい知識を獲得することで受講生は安心して学習を行うことができるというメリットがある点と、意欲を引きだすことができます。
教授法と教育媒体の出題比率は14%で、 トレーニング形式の選択と実施について学習します。 また、プレゼンテーションおよびインストラクションのための教育媒体の使用についても学習します。
インストラクターの信頼性とコミュニケーションの出題比率は10%で、 インスタトラクターとしての知識やスキル示すことや、プレゼンテーションスキルやコミュニケーションスキル について出題されます。口語表現、技術用語、略語、業界用語を学習することや、 非言語コミュニケーション(例:内容の要点を強調または明確にしたい時に、アイコンタクト、ジェスチャー、休止/間を置く、動作、顔の表情を使用できる)などの理解を行うことで より高レベルのコミュニケーションを身につけることができます。抑揚を付ける、強調する、間を取るなどの方法で、重要な項目を明確に説明するなどについても学習を実施します。これらの知識はあらゆりビジネスシーンで活用できるスキルと言えるでしょう。
グループの円滑化の出題比率は45%で、 受講者中心の環境作りと環境の維持や受講者の取り組みや参加意欲を促すなど、 受講者が円滑にグループで活動できるための知識を学習します。 グループダイナミクスやコース設計、コース実施などについて理解をする必要があります。
トレーニングの評価では、トレーニングの全過程および終了時での受講者の達成度を評価することや、 インストラクターの能力とコースの評価の知識が問われます。
次にCompTIA CTT+のパフォーマンス・ベースド・テストについて説明させていただきます。 CompTIA CTT+ パフォーマンス・ベースド・テスト(スキル試験)の最終スコアは、要求される各スキルの評 価値を合計することで算出されます。評価対象となるのは 12 のスキル分野です。各スキルの評価は、「1 (著しく不完全)」から「4(優れている)」までの4段階方式で判定される形となります。 規定された12のスキルのどれか、もしくは提出フォームのいずれかに1の評点がつくと、パフォーマンス・ベースド・テストの結果は自動的に不合格となってしまいますので、 注意する必要があります。 パフォーマンス・ベースド・テストに合格するためには、(1)スコアの合計値が 36 またはそれ以上、(2)要求され るすべてのスキルについて、最低でも「2」の評価を獲得している、という2つの条件を満たすことが必要です。 スコアレポートは、提出物および受験料の受付から2~3週間以内にメールで送信されます。 CompTIA CTT+ではコンピューター・ベースド・テストとパフォーマンス・ベースド・テストの両方について 合格することで認定されますので、しっかりと準備を行うことが重要となります。 以上がCompTIA CTT+試験についての説明とさせていただきます。

CompTIAラーニングソリューションについて

CompTIAのラーニングソリューションについて説明させていただきます。 試験に合格するための学習方法としてCompTIAは様々な方法を受験者に提供しており、受験者は自身のスキルや生活スタイルにあわせて効率的な学習を実施することが 可能となります。忙しいエンジニアが普段の業務の間に学習を行い試験に合格するためには、 効率的な学習を行う必要があるのはいうまでもありません。 また、そのためのツールなども提供されておりますので、積極的に活用し試験対策をスムーズに 進めることが大切となります。 CompTIAラーニングソリューションについていくつか紹介させていただきますので、 是非参考にしてみてください。
一点目がStudy Guideです。 Study GuideはCompTIAの公式の書籍として紹介されており、実際の業務で発生するようなトピックスに関連していて実務的なスキルを習得することが可能となります。 受験者の知識や経験、あるいはどの試験を選択するかという点によっても異なりますが、参考書を繰り返し学習することで合格ラインに到達することができる試験も少なくありません。 Study Guideが最もオーソドックスな学習方法でしょう。
二点目がCompTIA Labs/CertMaster Labsです。CompTIA Labs/CertMaster Labsは ブラウザーベースでバーチャル環境のハンズオントレーニングを提供するトレーニングツールであり、 非常に効率的に学習をすすめることができる環境を提供してくれます。 CompTIA Labs/CertMaster Labsを利用することで実践的なテスト対策を行うことが可能になります。
三点目がLearning with CertMaster Learnです。 所謂イーラーニングのトレーニングであり、自学で学習計画を立てて進める上で効果的なインタラクティブな教材が提供されます。テスト前に実施する ためのソリューションとして非常に有効な方法の一つと言えるでしょう。
四点目がExam Prep with CertMaster Practiceとなります。 Exam Prep with CertMaster Practiceは知識を整理し、認定資格試験への準備を確認するラーニングツールです。 自身の理解している部分とそうでなく部分を把握し、学習に役立てることは 試験対策として非常に重要となります。 上記で紹介した教材やトレーニングはCompTIAのショッピングサイト「CompTIA Store」より購入することが可能となります。 有料となってしまいますが、いずれも学習を効率化し試験合格のためのツールとしては非常に有効であることは間違いありません。 以上が簡単ではありますがCompTIAの ラーニングソリューションについての説明とさせていただきます。

CompTIA Stackable Certificationについて

CompTIAの資格としてCompTIA Stackable Certificationを紹介させていただきます。 CompTIAでは、様々な認定資格を発行しております。 また、国際的に信頼性が高くエンジニアとしてのキャリアアップを強力にバックアップするものばかりです。 CompTIA Stackable Certificationでは、そのようなCompTIAの資格を複数所有することで専門性の高い知識やキャリアアップに必要なスキルを証明するための制度となります。 CompTIA Stackable Certificationの取得により、様々なIT業務に必要とされるスキルを育成することで、深いスキルと知識を持っていることを証明し、より多くの雇用機会を広げることに繋がりますので、CompTIA CTT+だけでなく複数の資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。 CompTIA Stackable Certificationの対象となるのは、有効期限内のCompTIA継続教育(Continuing Education)プログラムが必要となりますので注意が必要となります。
では、CompTIA継続教育プログラムについて簡単に説明させていただきます。 ISO(国際標準化機構)/ANSI 認定を受けている認定資格には、取得から3年間の有効期限が設定されます。取得後、3年が経過するまでに更新することが推奨されておりますがそれらは必須でははありません。なお認定資格の有効期限を過ぎると失効扱いとなりますので注意が必要です。 CompTIA A+、CompTIA Network+、CompTIA Security+、CompTIA Linux+、CompTIA Cloud+、 CompTIA PenTest+、CompTIA CySA+、CompTIA CASP+などが対象となります。
CompTIA Infrastructure Career Pathwayについて説明させていただきます。 CompTIA Infrastructure Career PathwayはCompTIA A+、CompTIA Network+、CompTIA Security+、CompTIA Server+、CompTIA Linux+、CompTIA Cloud+を組み合わせることが可能です。 CompTIA Infrastructure Career Pathwayはその名の通り、CompTIAのインフラ資格における領域の資格であり、ITオペレーション全体で必要なスキルセットを習得し、そのスキルを可視化することで、自社の事業に貢献することが可能な能力を証明することができます。
CompTIA Cybersecurity Career Pathwayについて説明させていただきます。 その名の通り、CompTIAのセキュリティ領域の資格となります。 CompTIA A+、CompTIA Network+、CompTIA Security+、CompTIA CySA+、CASPの組み合わせにより、CompTIA Cybersecurity Career Pathwayにおけるサイバーセキュリティスキルのファンダメンタルからエキスパートまでのスキルを育成します。 CompTIAの資格の領域を可視化し自身のキャリアアップのための学習計画を実施することは大きな成長に繋がります。 そういった意味でもエンジニアの成長の重要な役割を果たすことは間違いありません。 以上が簡単ではありますがCompTIA Stackable Certificationの説明とさせていただきます。

関連する資格について

CompTIA CTT+に関連する資格について説明させていただきます。 CompTIA CTT+は本文でもお伝えした通り、トレーニング分野で卓越した基準を達成したことを確認したいインストラクター向けの資格で、効果的なトレーニングが実施できるための様々なスキルを身につけることができます。
CompTIA CTT+に関連する資格として、まず一つめにICT支援員能力認定試験を紹介させていただきます。 ICT支援員はなかなか聞きなれない言葉でありますが、ソフト活用やネットワークなどに関する技術や知識、教育現場で実際に行われている教育活動や教員組織の理解、 そこで問題解決のためのコミュニケーション力などさまざまな実践的能力が要求される仕事です。 ICT支援員試験は、前期・後期の年2回実施されます。内容は、ICT支援員としての知識や判断力を確認するA領 域と、問題分析力や説明力を問うB領域があり、いずれもが合格点に達した場合、ICT支援員として認定書が発行 されます。ICT支援員上級試験は、課題や面接等で問題解決能力とコミュニケーション能力を確認し、合格者には 上級としての認定が与えられます。 ICT支援員認定では、A領域(実践的知識)とB領域(問題分析・説明力)の2領域の試験があり、このうちA領域(実践的知識)がCBTSで実施されます。 B領域は別途、別方式で実施され、両方を同時に受験し双方合格点に達したものに「ICT支援員認定証」が授与される形となります。CompTIA CTT+とはやや領域が異なりますが、教育に関して知識を身につけたいエンジニアの方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。 受験資格は原則として20歳以上であり、A領域はCBT多肢選択式36問90分、B領域は課題に対する動画を提出 するという形で実施されます。 A領域はICTに関する基礎知識、実践的知識、判断力・学校文化の理解などについての知識が問われます。 B領域は問題分析・説明力に関する知識が問われます。 また、ICT支援員養成講座「ICT自己研修コース」も用意されておりますので、それらを利用することで 効率的に学習を行うことが可能です。

関連する資格の二つめがJavaプログラミング能力認定試験となります。 Javaプログラミング能力認定試験はサーティファイ情報処理能力認定委員会が認定する試験です。 CompTIA CTT+のように教育面を重視した試験内容ではありませんが、 ITエンジニアのとって最も重要なプログラミング言語の一つであるJavaについての 知識を体系的に学ぶことは非常に重要と言えるでしょう。 Javaプログラミング能力認定試験はJavaに関する基本知識を有し、 オブジェクト指向に基づくアプレットやアプリケーションプログラムを作成できる能力を認定する試験として 知られております。 Javaプログラミング能力認定試験の各級に合格すると情報処理能力認定委員会から認定証が付与されます。 無償で発行されるハイライセンスシールを名刺などに添付して利用することで能力を証明できますので、企業で働くエンジニアなどが対外的に資格保有者であることを提示することが可能となります。 Javaプログラミング能力認定試験自体はプログラミングに関してそこまで難易度の高いものではありませんので、 基礎的な知識を習得という意味で多くのIT関係者に役立つ資格の一つです。 Javaプログラミング能力認定試験は難易度と内容によって Javaプログラミング能力認定試験1級、Javaプログラミング能力認定試験2級、Javaプログラミング能力認定試験3級に分類されております。 Javaプログラミング能力認定試験1級は筆記試験のみであり、Javaプログラミング能力認定試験2級およびJavaプログラミング能力認定試験3級は筆記試験という形で分類されます。 Javaプログラミング能力認定試験を合格することで、転職・就職に有利になるというメリットもあります。 IT業界の転職においては能力や知識を客観的に証明することのできる資格の役割は非常に大きいことは間違いありません。 また、エンジニア未経験者や就職活動を行うエンジニア志望者にとっては知識だけでなく熱意をアピールする材料にもなります。 Javaプログラミング能力認定試験を学習することで他のプログラミング言語の理解や習得になるという点も 大きなメリットと言えるでしょう。

では、Javaプログラミング能力認定試験のそれぞれの級について説明させていただきます。 Javaプログラミング能力認定試験3級は2級と同様にJavaプログラミングに必要なプログラミング知識・技能を出題範囲に従って出題となりますが、 問題数がJavaプログラミング能力認定試験2級が7問に対して Javaプログラミング能力認定試験3級は6問となります。
Javaプログラミング能力認定試験2級はJavaに関する一般的な知識を有し小規模なプログラム(アプリケーション、アプレット)が適切に書けること、 オブジェクト指向についての一般的な概念を理解していることを認定基準とします。 Javaプログラミング能力認定試験2級は筆記試験 (多肢選択解答形式・ マークシート形式)となり、Javaプログラミングに必要なプログラミング知識・技能を出題範囲に従って出題され、 avaプログラミング能力認定試験2級の受験料は6,400円となります。
Javaプログラミング能力認定試験1級はオブジェクト指向に基づく分析・設計(UML)により業務システムの流れを把握し、変更仕様に従ってプログラムの保守ができる能力を有すること、UMLの表記はユースケース図、シーケンス図、クラス図などの基本的な知識を有することを証明する資格となります。 Javaプログラミング能力認定試験1級は実技試験となり、事前に公開している テーマプログラム(2,200行程度)に対する仕様変更、 仕様追加に対応したプログラム作成(コーディング・入力・コンパイル・デバッグを含む)、および変更仕様書の作成を行います。 Javaプログラミング能力認定試験1級の受験料は7,800円となります。 以上が簡単ではありますがJavaプログラミング能力認定試験に関する説明とさせていただきます。

関連する資格の三つめがC言語プログラミング能力認定試験となります。 試験目的はC言語を駆使して応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)を作成する能力を認定する試験となっており、英語表記はC-Language Programming Skills Qualification Testとなります。 C言語プログラミング能力認定試験は難易度により1級、2級、3級と分類されております。
C言語プログラミング能力認定試験1級は最も難易度が高く C言語を駆使し、応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)が作成できる能力を有することや、それらを使用しているOSについて理解をしていることが認定基準とされております。 C言語プログラミング能力認定試験の1級のみ出題形式は実技試験となります。 C言語プログラミング能力認定試験1級の実技試験の内容は事前に公開しているテーマプログラム(1,700行程度)に対する仕様変更、 仕様追加に対応したプログラム作成(コーディング・入力・コンパイル・デバッグを含む)、および変更仕様書の作成となり、 それらに対して採点が実行される形式です。テーマプログラムは1級過去問題集にも収録されており、 事前に確認することが可能です。 C言語プログラミング能力認定試験1級での実技試験を合格することで実践でも活躍できる一定の知識の証明を行うことができます。
C言語プログラミング能力認定試験2級は小規模のプログラム(500行程度)が適切に(理路整然、簡潔、正しく、速く)書けることや、 各種基本アルゴリズムを理解していることが認定基準となります。

関連する資格の四つめがCISM(Certified Information Security Manager)となります。 CISMは教育領域の知識を問う資格ではありませんが、情報セキュリティマネージャーに特化した資格として設計され、情報セキュリティマネージャーの実際の業務分析を元にした、基準と試験問題を提供している資格です。 前提として、情報セキュリティマネジメントとしての経験も必要とされ、難易度が高い資格ではありますがスキルアップには非常に有効な資格です。 また、世界的に信頼性が高く権威性を誇る資格のため日本国内だけでなく外資系企業で働きたいという方にとってもぴったりです。 CISMはISACA(Information Systems Audit and Control Association)が主催しており、 セキュリティマネジメントに関する資格です。 ISACAは1967年に設立され、資格認定を行う組織としては最も古い歴史をもつ団体の一つであり、 80以上の国で12.5万人以上の会員を有する組織として活動を行っている団体として知られております。 日本においては東京・大阪・名古屋・福岡においてISACAの支部が活動を行っております。 地域によって支部があり、それぞれのコミュニティを活用することや試験のトレーニングなど様々な形で業界に活動していることで知られております。
では、CISMを取得するメリットについていくか紹介させていただきます。 一点目が、セキュリティに関する知識を体系的に学習することができる点となります。 CompTIA CTT+のように教育を専門に行うだけでなく、ITに関わる人材としてはセキュリティに関する専門知識は非常に重要です。 特に大企業や政府系機関などにおいてはCISMを取得する メリットは非常に大きいと言えるでしょう。
二点目がキャリアアップです。組織において情報セキュリティとしての専門家であることを示すということは エンジニアの価値を非常に大きく高めます。 企業によっては情報セキュリティ系の資格の合格者を応募条件や推奨としている企業も 決して少なくありませんので取得することで転職市場におけるエンジニアの価値を高めます。
三点目が周囲からの信頼感となります。 あらゆる組織、団体においてセキュリティのプロフェッショナルであるCISMを取得することで信頼を高めることが可能となります。
次に試験について簡単に紹介させていただきます。 CISMは「情報セキュリティガバナンス」「情報リスクの管理」「情報セキュリティプログラムの開発と管理」 「情報セキュリティのインシデントの管理」 の4つの分野によって構成されております。 「情報セキュリティガバナンス」の出題比率は24%で、 情報セキュリティガバナンスのフレームワークと支持プロセスを確立・維持して、 確実に情報セキュリティ戦略が組織の目標と目的と調和し、 情報リスクが適切に管理され、プログラム・リソースが責任を持って管理されるような知識が問われます。
「情報リスクの管理」の出題比率は30%で、セキュリティエンジニアのみならず、全てのエンジニアにとって必要な知識と言えるでしょう。組織の目標や目標を達成するために、リスク選好度に基づいて情報リスクを許容レベルまで管理といった内容が出題されます。
「情報セキュリティプログラムの開発と管理」の出題比率は27%で、 情報セキュリティ戦略と調和するよう情報セキュリティプログラムを確立し管理する内容が問われます。
「情報セキュリティのインシデントの管理」の出題比率は19%で、 情報セキュリティのインシデントの検知、調査、対応、および復旧を行う能力の計画、確立、および管理を行って、ビジネスへの影響を最小限にとどめるための知識やノウハウについての知識が問われます。 セキュリティエンジニアの場合、インシデントが起こらないための知識だけでなく それらを検知することや予防するためのあらゆる知識が必要になります。 特に近年ではセキュリティインシデントは企業の信頼に大きく影響するほどの重要性を持ちますので、しっかりと知識を身につけておきたいところです。
CISMは難易度の高い資格であることもあり、一定の時間を利用し学習を行う必要があります。参考書を使用して独学で行うという方法もありますが、ISACAの準備するオンライントレーニングを利用することも有効な方法の一つと言えます。 これはレビューコースを受講するという方法で、ISACAの準備した国際本部作成のパワーポイントおよび各種資料を併用して教材として、本試験の対策や弱点克服を目的として実施されます。ただし、ISACAレビューコースは2日間という限られた時間で実施させることもあり、 学習を行う際の情報提供などが主な目的となることや事前にスケジュールをしっかり確認するなどが必要です。 以上がCompTIA CTT+に関連する資格の説明となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか? CompTIA CTT+について詳しく解説させていただきましたので、 参考にしていただけましたら幸いです。