TestSigmaとは?詳しく解説させていただきます
概要
ここでは、Testsigmaについて説明させていただきます。
Testsigmaは日本ではあまり知られておりませんが、海外で注目を集めているテストのプラットフォームです。Webサイトやモバイルアプリケーションをテストする際に、様々な機能をクラウドで提供するテストプラットフォームとして機能します。
Testsigmaは主要なテストに対応しており、モバイルアプリテスト、クロスブラウザーテスト、継続的テストと回帰テスト、データ駆動型テストなど様々な形のテストに対応することが可能です。
Testsigmaの歴史はそこまで長くありません。2017年にインドで設立され、資金調達を行いサービスを展開しており、現在では135か国以上でサービスを提供しています。
豊富なアドオン
プラットフォーム機能に対して様々なアドオンが準備されており、開発者やテストエンジニアがプロジェクトに応じて様々なアドオンを選択し、効率的なテストが実施できるように準備されております。
自動化されたアクションとデータジェネレーターのアドオンは、すぐにアクセスしてユースケースに合わせて
様々な形でカスタマイズすることができます。
また、同社のSDKとAPIを使用することでさらに柔軟な拡張を実現することができます。
具体的には、固有のワークフロー、アクション、データジェネレーター、または統合用のカスタムアドオンを構築し、拡張を行うことができます。
メリット
Testsigmaのメリットについても説明させていただきますので、参考にしてみてください。
設定
Testsigmaの大きなメリットは、簡単に設定ができる点です。
複雑なセットアップと構成を排除し、簡単にテストプラットフォームを設定することができる点は開発者やテストエンジニアにとっては大きな魅力です。
具体的には、テスト開発モジュール、ドライバー、統合、テストラボ、およびSDKのベアボーンセットアップなど、テストの自動化に必要な環境をすぐに構築し、開始することができます。
統合の際に外部のAPIなどが不要である点もメリットの一つです。外部APIを使用せずに、データジェネレーターを構築して統合し、Testsigmaにデータを直接アップロードするか、他のテストデータソースにシームレスに接続することで簡単にセットアップが完了します。
また、簡単な設定でエンタープライズレベルのセキュリティを担保することができる点もメリットです。
包括的なテスト管理、ユーザー管理、およびセキュリティを含むソリューションはあらゆる企業のプラットフォームとして機能します。
スクリプト
簡単にスクリプトを作成することができる点も大きな特徴とメリットです。
Testsigmaでは、簡単な英語を使用してテストを約5倍速く作成することが可能です。
自動化アクションを組み込み、カスタマイズ可能なライブラリを利用して簡単な英語でテストスクリプトを作成することにより、テストの速度と再利用性を向上させることが可能です。
これらはTestsigmaアカウントを作成し、無料トライアルにサインアップすることですぐに実現することができます。ChromeウェブストアからTestsigmaの拡張機能を追加することもできますので非常に便利です。
それだけでなく、ユーザーアクションを編集可能なテストケースに自動変換することができます。
テストレコーダーは、ユーザーアクションをキャプチャして、完全に機能する編集可能な一連のテストステップに変換し、リアルタイムシナリオを完全にエミュレートします。
上記のようなユーザーアクションの記録は、テストの作成を簡素化し、チームの全員がテストの作成に貢献できるようにする効果的な方法です。
また、再利用可能なステップ グループを作成して、テストフローを簡単に複製することも可能です。
Testsigmaのステップグループを使用すると、これらのシナリオを含むすべてのテストケースに適用できる一連の再利用可能なテストステップを作成できます。
テスト実行
様々な環境でテスト実行し、さらには詳しいレポートを確認することができる点もメリットです。
Testsigmaはクラウド上で実行をスケーリングするか、ローカルでテストを実行します。
2000以上のAndroidデバイスと800以上のブラウザーおよびOSの組み合わせを使用してテストラボで直接テストを実行するか、もしくはTestsigmaエージェントを使用してローカルワークステーションでテストを実行することができます。
テスト実行の管理も特徴の一つです。
Testsigmaでは複数のテスト環境で実行を作成し、テストスイートを同時に実行してフィードバックを高速化します。フィードバック時間を数日から数時間に大幅に短縮しながら、同じまたは異なる構成のクラウド内の異なるテスト環境を使用して、クロスブラウザー、クロスデバイステストのすべてのテストを実行します。
これらは独自のTestsigma Lab、ローカルテスト環境、またはBrowserStackやSauce Labs などの統合でテストを実行します。
Windows、Linux、Mac、Android、iOS などのさまざまなオペレーティングシステムで動作するデスクトップ、ラップトップ、モバイル、タブレットなど、あらゆるデバイスでアプリをテストします。
デスクトップ、ラップトップ、モバイルなどのさまざまなデバイスで同じテストを実行して、テスト範囲を拡大し、OSが異なるすべてのデバイスでアプリケーションが正常に動作することを確認します。
さらにリアルタイムのエラー、スクリーンショット、ビデオでバグをすぐに発見することができる点も特徴です。
テスト実行の段階的なエラーをリアルタイムで表示します。自動キャプチャされたスクリーンショットまたは録画されたビデオを使用して、観察性とデバッグを向上させます。
レポート機能
また、レポート機能についても特徴があります。
テストプラットフォームにおいてレポートは非常に重要な役割をもちます。
それはテスト結果を確認するだけでなく、分析や様々な改善のための情報を提供してくれるため、あらゆるビジネスのサービス向上に役立つからです。
組み込みのレポート機能を使用して、テスト結果に関する鋭い洞察を得ることが可能です。
Testsigmaの組み込みレポート モジュールを使用して、さまざまなフィルターとドリルダウン アクションを備えたカスタマイズされたレポートを生成します。
レポート詳細
レポート詳細についてはさらにいくつかの機能が提供されております。
一点目がランニング結果の傾向を知ることができる機能です。
テストプラットフォームで行われたテストにおいて、一定期間にわたるテストの実行状況に関する迅速な分析を提供します。
また、すべてのテスト実行を1か所で確認し、重要な特定の実行結果にドリルダウンして、失敗したテストの詳細を確認します。
二点目が複数のテスト環境でテストがどのように実行されているかを確認する機能です。
これは失敗したテストを見つけ、失敗した環境にドリルダウンし、失敗したテストスイートを詳しく調べる役割を果たします。
アプリケーションがすべてのデバイス、OS、ブラウザの組み合わせで実行されることを確認することが
可能です。
三点目がテストスイートの結果の概要を確認できる機能です。
これにより実行ごとに異なる環境でのすべてのテストスイートの結果を把握します。テストスイートレベルでの結果の概要は、失敗したテストにすばやく到達するのに役立ちます。
また、ドリルダウンして、失敗したテストの詳細を見つけます。
四点目が自動バグ報告機能です。
テストの失敗を放置せずに正しく把握することに役立ちます。
これらはテストケースの結果ページからバグを自動的に報告するためのバグ報告ツールとの統合し、
バグレポートを自動的に作成し、普段使っているバグ追跡ツールに送信するのに役立ちます。
AI
TestsigmaのメリットとしてAIのテクノロジーを活かしたサービスである点があげられます。
自動化の台頭に伴い、AIの必要性が高まっています。
テストにおけるAIの使用は、業界で広く普及しており複数のシナリオを同時に分析およびテストするのに役立ち、開発者、テスター、およびその他の利害関係者に実用的な洞察を提供できるためです。
ただし専門的な知識を必要とするサービスも決して少なくないため、まだまだ改善の余地は多いことが課題です。
Testsigmaではこれらの課題を解決することが可能です。
具体的には動的要素を自動修復するAIで確実にテストを実施し、テストの品質を上げることができます。
また、すべてのテストスクリプトの動的要素は、アプリケーションが時間とともに進化するにつれてAIによって自動修復され、安定性が維持されます。
Testsigmaは自然言語処理を使用して、安定した信頼性の高い自動テストをかつてないほど高速に作成します。
また、これにはAIに関する専門的な知識が不要で、誰でも自然言語を使って自動テストを書き始めることができる点も大きな特徴です。
さらに大きな特徴としてTestsigmaを使用すると、手動テストを作成するのと同じくらい簡単に自動テストを作成することができる点でしょう。Testsigmaはテストに失敗した場合はいつでもAIを使用して、影響を受けた可能性のある他のテストを特定することが可能です。また、Testsigmaはテストをある程度自動修正しようとします。
このように潜在的な障害を事前に特定し、実行時間とコストを節約することで手動テストと比較した際に大きなメリットをもたらします。TestsigmaはAIを使用して、関連するすべてのテスト ケースを特定し、テスト ランの一部として含めるのに役立ちます。
これによりリリースサイクルの後半で発生する可能性が高い、突然のテストの失敗を回避します。
また、AIは、回帰計画の影響を受けるすべてのテスト ケースを見つけます。
回帰結果に基づいて、AIはその後影響を受けるすべてのテストケースを識別し、ワンクリックで次の回帰テストスイートを作成できるようにします。
統合
Testsigmaの特徴が統合です。
CI/CD統合で配信パイプラインを自動化することは、自動化において非常に重要な役割を果たします。
Testsigmaは、JenkinsやCircle CIなどの一般的なCI/CD ツールとの安定した統合をサポートし、REST APIを介して他のツールとの統合も可能にします。
また、開発およびQAツールチェーンとシームレスに統合することができる点もその特徴です。
バグ追跡、コラボレーション、およびプロジェクト管理ツールとのシンプルなワンクリック統合を使用するか、
Testsigma APIを使用して独自のツールを構築します。
では、その代表例をいくつか紹介させていただきます。
一点目がJenkinsです。
Jenkinsは、オープンソースの自動化サーバーです。これはJavaで記述された継続的統合ツールであり、アプリケーションの構築、テスト、デプロイのプロセスを自動化するために使用できます。
Jenkinsはソフトウェア開発プロセスの管理の難しさに対するフラストレーションの結果として、2004年に川口浩介によって作成されました。これは、GE Healthcare、Netflix、LinkedIn、Uber、Spotify など、世界中の多くの企業で継続的デリバリーに採用されています。
JenkinsとTestsigmaの統合により、ソフトウェアコードに変更があるたびにスクリプトを実行できます。
Jenkinsは、ビルドをスケジュールしてバッチファイルからテストケースを実行し、テストレポートと実行履歴を保存するのに役立ちます。
二点目がCircleCIです。
CircleCIは、開発者がコードのテストとデプロイのプロセスを自動化するのに役立つ、継続的インテグレーションとデプロイソフトウェア製品です。
これはホストされたサービスであるため、開発者はツールのインフラストラクチャ、インストール、またはメンテナンスについて心配する必要がありません。
また、Git管理用のインターフェイスを提供し、GitHub、Bitbucket、およびその他の一般的なバージョン管理ホスティングプロバイダーと統合します。
開発者はCircleCIを使用して、Node.js、Ruby、Python、PHP などの複数のバージョンに対してコードをテストできます。
CircleCIを使用すると、モバイルアプリとWebアプリの両方のビルド、テスト、配信プロセスを自動化することで、チームは信頼できるコードを迅速にリリースできます。
Testsigma は、CircleCIとのシームレスな統合を提供します。
三点目がAzure DevOpsです。
Azure DevOpsは、開発者や ITプロフェッショナルがソフトウェアを構築、リリース、監視するのに役立つクラウドベースのプラットフォームです。 DevOpsプロセス全体に単一のコントロールプレーンを提供します。
Azure DevOps は、開発者がソフトウェアをより効率的に構築して出荷できるようにする、統合された一連のツールを提供します。
Azure DevOpsをTestsigmaに接続して、独自のワークフローに適合させ、アプリケーションをAzureにシームレスに統合することでアプリケーションを安全に配信します。
四点目がTravis CIです。
Travis CIは、オープンソースコミュニティおよびプライベートプロジェクト向けの無料のオープンソース ホスト型継続的インテグレーションサービスです。もともとはTravis Kalanickによって作成され、現在Travis Foundationによって管理されています。
Travis CIは、デプロイまたは公開する前にすべてが正しく機能することを確認できるように、プロジェクトのテスト環境を提供します。これを使用して、RubyやNode.jsなどのさまざまなバージョンの依存関係に対してコードをテストし、運用環境でこれらのパッケージの正しいバージョンを使用していることを確認することもできます。
Travis CIを使用すると、チームは自信を持ってアプリをテストして出荷できます。TestsigmaプロジェクトをTravis CIと簡単に同期すれば、数分でコードをテストできます。
テストごとの機能
すでに本文で伝えたように、Testsigmaはあらゆるテストにおいて柔軟に対応します。
それぞれにテストごとの機能について説明させていただきますので、参考にしてみてください。
Webアプリケーションテスト
TestsigmaのWebアプリケーションのテストについて説明させていただきます。
Webアプリケーションのテストは、Webアプリケーションをさまざまな種類の攻撃やその他の敵対的な状況にさらすことによって、Webアプリケーションの品質を評価するプロセスです。
Webアプリケーションを実施する開発者やテストエンジニアは、テスト ケースの設計、実行、テスト結果の分析、および欠陥の報告を担当します。
Webアプリケーションをテストする最初のステップは、何をテストする必要があるかを特定すること、次のステップは、各領域で何をテストする必要があるかを特定することです。
これは、システムへのすべてのエントリ ポイント、それらのエントリポイントで発生する可能性のあるすべてのシナリオのいける可能な結果を特定することによって実行できます。
さらに次のステップは、テスト対象のすべての領域をカバーするテストケースの初期セットを作成することです。
最終的なステップは、これらのテストケースを実行し、このプロセス中に見つかったエラーやバグを修正することです。
このような工程を経てテストは実施されますが、最も重要なテストの一つであるWebアプリケーションのテストにおいてTestsigmaは役立ちます。
具体的には拡張可能なプラットフォーム、よりシンプルなスクリプト、自動キャプチャされたページオブジェクトにより、ブラウザテストをより迅速に自動化することでWebアプリケーションのテストを強力にバックアップすることが可能となります。
詳細
いくつかポイントを紹介させていただきます。
一点目が単純な自然言語によるテストです。
Testsigmaは、Webアプリケーション用の自動テストツールを機能テスターとSMEに提供し、単純な自然言語を使用して自動テストスクリプトを記述します。
これは他のテストプラットフォームと異なる点であり、もちろんコーディングのスキルはまったく必要なく、簡単にテスト実施することができます。従来は自動テストは専門的な知識が必要であり、現場の環境に対応したテストを実施するためのコーディングスキルが必要とされておりました。ところが、Testsigmaを利用することで、手動テストと同じくらい簡単に実施することが可能になり、追加コストや不要なリソースを利用することなくより高品質のWebアプリケーションテストを実施することができます。
また、簡単に実施することができるからといって低品質なテストでは意味がありません。
単純に記録や再生ツールではなく、エンタープライズクラスのテスト自動化ツールやフレームワークのすべての柔軟性を備えております。
実際に大手の企業で多数実績があることからもその品質の高さがわかります。
二点目がテストデータの管理です。
テストデータを管理してテストカバレッジを向上させることは、Webアプリケーションのテストの品質を高めることに役立ちます。
テスト範囲を最大限に広げるために必要なことは、準備することができる多くのテストデータセットを使用してWebアプリケーションのテストを実行することです。
また、それらのテストデータを提供するためのさまざまなソースとアプローチを検討し、実行することも重要なミッションです。
Testsigmaを利用すると、優秀なテストデータ管理機能によりこれらの課題を簡単に解決することができます。
Testsigmaではデフォルトで、パラメーター、グローバル、ランタイム、およびランダムテストデータソースを使用することが可能となります。
また、複数の外部データソースを接続してテストデータを取得することもできます。
また、すべてのUI要素を1か所で管理することで複数における自動テスト間で状況の共有を行うことが可能です。
このように複数の自動化テストを複数のテストエンジニアが協力して、同じリポジトリに貢献することで業務の効率化を図ることが可能です。
三点目が通知です。
自動テストツールで通知を有効にして、テストの実行ステータスと結果を電子メールおよびSlackチャネルに送信します。
必要に応じて必要な措置を講じるために、結果をすぐにチームにブロードキャストするのに役立ちます。
モバイルアプリテスト
Testsigmaのモバイルアプリのテストについて説明させていただきます。
モバイルアプリのテストは、開発プロセスの非常に重要な部分です。
高品質のソフトウェアを実現するために、開発者は時間をかけてアプリを徹底的にテストする必要があります。
アプリで実行できるさまざまな種類のテストがあります。
これには、機能テスト、負荷テスト、セキュリティとプライバシーのテスト、およびユーザーインターフェイスのテストが含まれます。
実行されるモバイルアプリテストの種類は、テストされるアプリケーションの種類と開発者の専門知識のレベルによって異なります。
現在のビジネスにおいてモバイルにおける重要性は増加する一方です。
Testsigmaではクラウド上の実際のデバイスを使用してインフラレス化することで、iOSおよびAndroid アプリのテストを簡素化し高品質なテストを実施します。
詳細
Testsigmaのモバイルアプリのテストにおける特徴をいくつか説明させていただきます。
一点目が複数のツールとのシームレスな統合です。
モバイルアプリのテストにおいてこれらは重要な役割を果たします。
具体的にはプロジェクト管理ツール (例: JIRA、ALM)やコミュニケーション ツール (Microsoft Teams、Slack)、バグ報告ツール (例: JIRA、Azure DevOps、Bugzilla)、CI/CD ツール (例:Jenkins、Bamboo、Circle CI)などがあげられます。
二点目がクラウドにおけるテストです。
安全でスケーラブルなテストクラウドでテストすることが可能です。
社内インフラストラクチャを維持するオーバーヘッドを、簡単なスケーラビリティに置き換えます。
テストするモバイルデバイスを選択して、必要に応じてスケールアップまたはスケールダウンすることが可能であり、クラウドにおけるメリットを享受することが可能です。
三点目が影響による調査とテストです。
影響を受けた領域をしっかりと調査し特定することが可能です。
Testsigmaを使用すると、変更によって影響を受ける他の影響を受けるモバイルアプリケーションテストを特定します。
APIテスト
TestsigmaのAPIテストについて説明させていただきます。
APIテストは、APIが正しく機能しているかどうかを検証するソフトウェアテストの一種です。 APIテストは通常、製品のリリース前に行われ、すべてが正常に機能していることを確認することが重要です。
APIテストは、機能テスト、統合テスト、単体テストとも呼ばれます。これらは、手動で行うことも、自動化されたツールを使用して行うこともできます。
自動化されたツールは、何かを修正する必要があるかどうかについてより迅速にフィードバックを提供できるため、利点となる可能性があります。
一部の企業は、開発プロセスでさまざまな種類の自動テストを使用して、製品の新機能を開発したりバグを修正したりするときに、迅速なフィードバックループを確保しています。
TestsigmaではシンプルなUIインターフェイスを使用して、機能テスト内で直感的に記述された自動化された APIテストを使用して、シフトレフトを実現します。
詳細
いくつかのポイントについて説明させていただきます。
一点目がAPIシーケンスを自動化することです。
アプリケーションのワークフローに合わせてAPI呼び出しシーケンスをカスタマイズおよび自動化し、予期しないエラーの発生を防ぎます。
APIシーケンスは、プログラムがAPIと対話するために使用できる一連のAPI呼び出しです。
これらはプログラムのAPIとの対話を記録することによって作成することも、APIプロキシによって自動的に生成することもできます。
最も一般的なタイプのシーケンスは、RESTベースのHTTP要求です。シーケンスの最初の呼び出しは、通常、サーバーからデータを取得するHTTP GET要求です。
また、通常、サーバーにデータを送信するHTTP POST要求です。
二点目が直感的なUIです。
Testsigmaを使用すると、スクリプトを記述せずにAPIテストケースを作成できます。
エンドポイントを入力し、APIメソッドを選択し、ヘッダーコンテンツを追加し、ステータスコードを設定して、テストを実行します。
これらはわかりやすいUIによって設計されているため、開発者のように専門的な知識がなくとも
テストを実施することができます。
また、シンプルなセットアップにて、環境のセットアップとコードの記述の煩わしさを回避します。サインアップしてAPIテストの自動化を開始し、直感的なUIで応答を検証することができます。
三点目がシフトレフトです。
シームレスに統合されたエンドツーエンドのテストを実現し、シフトレフトを推進します。
Testsigmaの統合テスト自動化プラットフォームを使用すると、機能的UIテストとAPIテストを統合し、テストを効率的に実行することが可能となります。
クロスブラウザーテスト
Testsigmaのクロスブラウザーテストについて説明させていただきます。
クロスブラウザーテストは、WebサイトまたはWebアプリケーションをテストして、さまざまなブラウザーで期待どおりに動作することを確認するプロセスです。
これまで、クロスブラウザーテストは手動で行われており、時間のかかるプロセスでした。
しかし、最新のツールとテクノロジーを使用すると、クロスブラウザーテストを自動的に実行でき、結果をすぐに利用できます。
Testsigmaでは最も包括的で継続的なクロスブラウザーテストクラウドを提供します。
これらはデバイスやブラウザー間でアプリケーションの互換性を確保するための、包括的な自動クロスブラウザーテストツールとして多くの企業の導入されております。
詳細
ポイントについていくつか説明させていただきます。
一点目がピクセルパーフェクトなUIを実現するためのビジュアルテストを可能にする点です。
機能テストに加えて、Testsigmaのクロスブラウザーテストツールを使用すると、マルチブラウザーテストを実行して、すべてのブラウザーとバージョンでアプリを視覚的に検証できます。
開発者やテストエンジニアはブラウザを追加することや、デバイスの追加など行うための手間を省くことができます。
また、Testsigmaのクロスブラウザ―テストは、アプリケーションの最新のイメージをベースラインと比較して、視覚的な違いを生みだすことが可能です。
二点目がシフトレフトアプローチです。
Testsigmaではスプリントの最初からテストの自動化を開始するシフトレフトアプローチをサポートします。
Testsigma を使用してすべての実行を簡単に統合し、CIパイプラインのテストを最適化します。すべての実行をお気に入りのCI/CDツールと簡単に統合し、アプリケーションの継続的な配信を保証します。
三点目が包括的なレポートとデバッグツールです。
テキストログ、スクリーンショット、ビデオ録画など、結果をより迅速に分析するためのツールを
環境固有の結果を上位レベルにピン留めします。各テストステップの各ブラウザーバージョンの組み合わせで問題が発生したことを示す明確なデバッグ手順を下位レベルに固定し、さらに階層的で組織化されたテスト結果を含む動的でカスタマイズ可能なレポートを実施します。
また、Testsigmaエージェントを使用すると、ローカルのテストマシンでテストを実行できます。また、安全なトンネルオプションを使用すると、ローカルでホストされているアプリケーションや、クラウドデバイスのファイアウォールの背後にあるアプリケーションをテストできます。
継続的テスト
Testsigmaの継続的テストについて説明させていただきます。
継続的テストは、コードベースに加えられたすべての変更が即座にテストされるソフトウェアテストの方法です。
これにより、バグが蓄積するのではなく、バグを早期に発見して迅速に修正できます。
継続的なテストの利点は以下の通りです。
- ・開発者が製品を出荷する前にバグを見つけて修正するのにかかる時間を短縮すること
- ・新しい変更でリグレッションバグが導入されるのを防ぐこと
- ・チームがより高品質のソフトウェアをより迅速に構築するのに役立つこと
Testsigmaの継続テストでは継続的デリバリーのためのAI主導の継続的テストを提供します。
これらはWeb、モバイルアプリ、APIのエンドツーエンドテストを自動化する統合自動化テストツールとして
機能しアプリケーションの可用性に依存せずに、テストの自動化を開始します。
また、テストを継続的に実行するためのクラウド上のスケーラブルなテスト環境を提供します。
何千ものOS/ブラウザ/バージョンの組み合わせと、クラウドで利用可能な実際のモバイルデバイスでテストを継続的に実行します。
ブラウザーまたはモバイル デバイスを選択して、テストを継続的に実行します。
さらに、バグを修正するための不必要な待ち時間を回避するためのフィードバック時間の短縮を実施します。
Testsigma Labですべてのテストを並行して実行して、フィードバック時間を何倍にも短縮します。
より迅速なフィードバックのために、テストを配布するデバイスをいくつでも選択できます。フィードバックをすぐに開発チームと共有して、バグがあれば修正を開始することが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか? TestSigmaについて説明させていただきましたので、参考にしていただけましたら幸いです。