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はじめに

みなさんは、Web業界の職種のひとつである「Webディレクター」という職種をご存じですか。WebデザイナーやWebライターは、名前から仕事の内容が想像しやすいのではないでしょうか。それでは、「Webディレクター」とは一体どういった職種なのでしょうか。 今回は、Webディレクターの仕事の内容ややりがい、そして向いている人材についてご紹介します。

Webディレクターとは?

Webディレクターとは、Webコンテンツを制作するにあたっての責任者です。Webコンテンツの制作には、Webデザイナーやプログラマー、ライターなど、それぞれの専門性を持ったクリエイター達が関わります。Webディレクターはそのクリエイターたちを統括し、クライアントの求めるWebコンテンツを作りあげていきます。具体的な仕事内容は、プロジェクトメンバーの選定・スケジュール管理・予算管理・品質管理・顧客折衝・企画・立案など、多岐にわたります。

Webディレクターのやりがい

クライアントの要望にそって、Webコンテンツの制作を行っていきますが、それらの多くは一般のユーザーに目に触れる機会が多いです。自身が手掛けたWebコンテンツが多くの人に見てもらえて、影響を与えることができることが、Webディレクターのやりがいのひとつと言えるでしょう。制作したものが話題になったりすることで、さらにビジネス上の価値が生み出されることもあります。

また、手掛けたコンテンツはアクセス解析などを行うことで、どれだけ効果があったのか数値として確認することができます。予想通りの結果や、予想を上回る結果が出せたときには、大きな達成感を得られます。また、次からも頑張ろうというモチベーションにつながるでしょう。

Webディレクターはプロジェクトメンバーをまとめ、クライアントと話し合いを重ね、いろんな人々と協力をしてプロジェクトを進めていきます。多くの人と関わるため、簡単なことではありませんが、チームワークを実感しながら仕事をすることができる、というのもWebディレクターならではのやりがいです。メンバー達をうまくマネジメントしながら一緒に力を合わせてて制作を行うことで、品質が高いものが出来上がっていきます。

Webディレクターに向いている人とは

とてもやりがいのあるWebディレクターの仕事ですが、Webディレクターとして働くにはどのようなひとが向いているのでしょうか。ここでは、5つ挙げていきます。

チームワークを大切にできる人

Webコンテンツを制作するプロジェクトは規模にもよりますが、5~20人程度のメンバーで進められます。メンバー達と連携を取りながら、ひとつの目標達成に向けて頑張れる方であれば、Webディレクターに向いていると言えるでしょう。

コミュニケーション能力がある人

先述したとおり、プロジェクトはチームで動きます。そのため、チームプレイを円滑にするためにもコミュニケーション能力は必須です。メンバーとのやりとりのなかで、認識の相違がないか確認をとったり、意見を出しやすい雰囲気を作ることも大事です。また、クライアントとも「もとめられている機能」や、「目的がどういったものなのか」「お互いの認識が合っているかどうか」間違いがないよう、意思疎通をきちんとできていることが大事です。

リーダーシップがある人

プロジェクトの目標達成に向けて、プロジェクトに関わる人たちの協力を得る必要があります。そのためにはプロジェクトの目的を明確にして、プロジェクトに関わる人たちから積極的な協力を得られるような環境を作ることがWebディレクターには求められます。自らプロジェクトの舵をとり、メンバー達の士気を高めることができるような方であることが望ましいです。

マネジメントスキルがある人

Webディレクターは、スケジュール・メンバー・予算など、様々なことを管理しなければなりません。そのため、同時に複数のことを効率的に管理をできるスキルが求められます。プロジェクトを俯瞰しながら、全体をうまく調整できるとよいでしょう。

分析ができる人

制作したWebコンテンツが世の中にリリースされたときに、どのような影響を与えるのか、自社やクライアントにどれほどの利益を与えることができるのかなど、いろんな面から分析する必要があります。データや数値を用いて、分析をできる人が向いているでしょう。

まとめ

今回はWebディレクターの仕事内容、やりがい、向いている人材についてご紹介しました。求められる能力も多く、メンバー達をまとめる・クライアントとのやりとり等業務量も多く、簡単な仕事ではありません。しかし、Webについての知識を身につけながら貴重な経験を積むことができるので、キャリアアップにもつながります。やりがいも大きい仕事ですので、興味が湧いた方はWebディレクターに挑戦してみてはいかがでしょうか。