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はじめに

「30代フリーランスへの転職」スキルもない未経験の自分でも出来るのか、不安が募ると思います。
この記事では、注意点やスキル紹介と共に30代未経験でフリーランスになる方法をご紹介します。

フリーランスになりやすい職業

フリーランスになりやすい職業として以下の3つが挙げられます。

ライター
Webデザイナー
エンジニア

この3つの職業の共通点として挙げられることは、スキルが無い未経験者でも簡単に始めることが出来るということです。 それでは、この3つの職業について詳しくご紹介します。

フリーランスライターになるには

ライターになるには「出版社・編集プロダクションで働く」「ライタースクールに通う」「未経験可の仕事を探す」このような方法があります。

まず「出版社・編集プロダクションで働く」では、フリーライターになる為に必要な経験を培う事が出来ます。ライター経験を積むことはもちろん、編集の経験も同時に得る事ができます。そうする事で、仕事の幅も広がります。さらに、企業で働くとなるとフリーランスよりも安定した収入が得る事ができます。

2つ目の「ライタースクールに通う」では、独立する前にしっかりとしたスキルを身につける事ができます。 学費は10万円程度からとお手頃な上に効率的です。資格を取るのに必要な期間は3ヶ月〜1年程必要で、会社員向けのスクールになると平日の夜か土日に行われる事が多いため働いている方でも合間を縫って通う事が出来ます。

30代から本気でフリーランスライターを目指すにはライタースクールに通うのが一番の近道でしょう。30代で家庭を持っていれば収入をゼロにすることはもちろん、減らすことも難しいかと思います。仕事をしつつスクールに通い必要なスキルを習得し、副業として実績を積み、収入が安定してきた際に独立するのがオススメです。

3つ目の「未経験可の仕事を探す」では、クラウドソーシングサイトなどで掲載されている未経験可の仕事から始めることが可能です。 始めは単価が低いかもしれませんが経験を積み重ねていく事で、スキルが徐々に向上し、単価の高い仕事を受けられるようになります。

注意点としては、未経験者を狙って低単価で仕事を提案してくる人がいる事です。初めは仕事をもらえて喜ぶかもしれません。しかし、そういった人の元では必要なスキルも身に付かず、報酬も低いためモチベーションが下がり続かないという事がよくあります。継続する事が何よりも大切ですので、搾取されてやる気がなくなるということは避けたいです。

必要なスキル

必要なスキルは特になく、初めての方でも始めやすいですが、Wordで文字を打つなど基本的なパソコンスキルや文章力は必要になってきます。読みやすく読者の興味を引くようなキャッチコピーやタイトルが必要とされます。

30代だとそれなりに社会人の経験があると思いますが、その点を強みとして活かすようにしましょう。あなたがこれまでに仕事や社会を通して学んだ事、経験したことについてなら、記事を書く事ができるはずです。さらに実体験に基づいていることで信憑性や共感性もあり、良い記事を書く事が可能です。

スキル取得方法

ライタースクールに通う事が1番効率的です。 プロの講師が丁寧に説明し、疑問や改善点をしっかり指導してくれるため学び残しがありません。そして、卒業時にはお仕事スタートサポートもあるので安心して始めることが出来ます。

まずは副業として

30代はまずは副業としてライターのキャリアを始めることをオススメします。

実績を多く積めば積むほどスキルアップしライターとして成長する事が可能です。まずは副業として始めて案件をたくさん受け単価もコツコツ上げていきましょう。収入も仕事も安定すると、独立することも可能になります。ライターとして、執筆スピードが重要視されるためブログが良い練習になると思います。文字をたくさん打つため打つスピードが速くなり、ブログの読者から仕事の依頼が来ることもあります。自身で実績を積むことが大切です。

フリーランスWebデザイナーになるには

求人サイトでお仕事探しから始まります。30代未経験からでも始められる求人もたくさんあります。またスキルや資格を所持していると、採用の可能性が高くなります。

Webデザイナーにも「インハウス」「広告代理店・制作会社で働く」「フリーランス」の3つのタイプがあります。

「インハウス」はいわゆる「社内Webデザイナー」のことを指します。 企業に入り、自社Webサイト制作をします。正社員や契約社員として働くため毎月の収入は安定します。インハウスは好きな商品やサービス、業界のデザインを追求し続けたい方、追求心のある方に向いています。

2つ目の「広告代理店・制作会社で働く」では、Webサイト制作を自社だけではなく、外部から依頼されます。 主に広告代理店や制作会社の社員として働きます。自社だけではないので、多くの分野の案件や技術を身につける事ができます。クライアントと話す機会も多いので、コミュニケーション力も大事になってきます。Webデザイナーとして大きく成長できます。

3つ目の「フリーランス」では、独立して仕事を行います。自分の都合の良い時間や好きな時間に働く事ができるので自由度が増します。自分で仕事を探さなければいけないため収入に多少ばらつきはありますが、実績があれば仕事を得る事ができるでしょう。しかし、未経験の状態でフリーランスになると十分な経験もなく仕事を得ることが難しいため、Web制作会社などに勤めた後になることをお勧めします。 仕事を獲得する事が大切なため、クライアントへのアプローチが重要です。

必要なスキル

企画力、コーディング力、デザイン力が必要です。 年齢層や性別などをしっかり捉えた企画をし、HTMLやCSSなどを使ったプログラムをし、Webサイトのテーマに沿ったデザインをする事が重要となります。ちなみにHTMLはWebサイトの骨組みのことで、CSSはWebサイトの装飾のことを表します。Webデザイナーになるために、これらのスキルは必須になってきているのが現状です。

これまでデザイン、クリエイティブ業界で働いた事がなければ、デザインの面で不安になることもあるでしょう。しかし企業に勤めたことのある30代だと、ターゲットについて考慮し、企画する力がある程度備わっていると思います。そこで更にデザイン力を補い、差別化するようにしましょう。

スキル取得方法

様々な検定を受けると良いですね。「Webデザイン技能検定」「Webクリエイター能力認定」「Photoshopクリエイター能力認定」「Illustratorクリエイター能力認定」があります。Webデザイナーになる為に必須ではありませんが実務経験がない分検定を取得することで、信頼度が上がる可能性があります。

自分のオリジナリティを作品に

Webデザイナーとして必要とされるのは、クライアントの魅力を最大限に出すデザインを手がける事ができるかどうかです。 あなたにしか出せないデザイン性に惹かれ、結果としてあなたのファンが付くこともあります。ですので、自身のオリジナルデザイン+クライアントの意向で案件を完成させる事が重要です。

フリーランスエンジニアになるには

30代未経験でもフリーランスエンジニアになることは可能です。しかし、企業が若い人材を欲しがっているのも事実です。現場のリーダーが20代ということもよくあります。不安に思うかもしれませんが、30代からでも十分可能性はあります。その理由としては、エンジニア業界ではそれほで年齢が重要ではないからです。スキルがあれば、30代であろうと40代であろうとエンジニアになることは可能なのです。

30代であれば社会人を経験している方がほとんどだと思います。ビジネスマナーは既に知っているため、あとはいかにスキルを早く身につけるかが大事です。

必要なスキル

スキルと資格が重要になっていきます。特に、Javaなど人気のあるプログラミング言語だけではなく、プロジェクトマネージャーやネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリストなどの長い間使われている資格・スキルを持っていると企業側は高年俸を出してまで雇いたいと思うのです。この他にも、マーケティングや企画力、業務スキルなどが重要になってきます。自身の仕事の範囲を広げる事が仕事を少しでも多く受けられる秘訣となるでしょう。

企画力やマーケティング力に関しては、ある程度身についている方も多いと思います。そのため、とにかくプログラミングスキルを身につける事が大切です。

スキル取得方法

独学で学ぶための学習サイトがいくつか存在するので、まずはそこで試してみるのがおすすめです。初めからスクールに入ってもいいと思いますが、もしプログラミングが自分に合っていなければ多くのお金を無駄にすることになってしまいます。しかしどんな事においても独学には挫折が付き物です。もし、独学で行き詰まりを感じたらスクール入学を考えても良いと思います。スクールではエラーのサポート体制があるので、エラーが原因で挫折する確率はかなり少ないと言えるでしょう。

もしすぐにでもエンジニアになりたいと考えるなら、スクールに通う一択です。30代はお金より時間との勝負になってきますので、お金をかけてスキルを習得しエンジニアになるということもできます。

まずは転職がおすすめの理由

30代ではスクールの就職サポートをほとんど利用する事ができません。そこで、スキル習得を終えた後ではなく、スキル習得中に転職活動をするといいでしょう。自身のスキルアップができる職場を条件として「転職エージェント」や「求人サイト」などにまずは応募してみてはいかがでしょうか。そして、エンジニアには実務経験が重要となってくるため経験を多く積むことが大事ですね。実務経験があると無いとじゃ報酬単価も大きく変わってきます。その上、実務経験もなくスキルもないと企業から仕事を受ける事が難しくなるでしょう。

転職に失敗してしまったら、クラウドソーシングで仕事をもらい副業として働いてみるのもおすすめです。 クラウドソーシングには独学でもこなす事ができる案件もたくさんあります。会社員として働き、傍ら副業でエンジニアとして働く事で金銭面的な不安は少なくなります。副業で生活費を稼げるようになれば、独立できるでしょう。

注意点

30代未経験でフリーランスエンジニアになる際の注意点を2点紹介します。

スキルのアップデートが随時必要

IT業界では仕事を安定してもらう為に、スキルのアップデートがとても重要です。比較的若い人たちが新しい技術や情報には敏感で、無意識に情報のアップデートを行っています。しかし30代になれば、常に自らアンテナを張って情報を「取りに行く」という姿勢が大事です。勉強会やイベント、セミナーに参加し、アップデートするようにしましょう。

勉強時間の確保が困難

会社に勤めながらプログラミングの勉強をする方が多いと思います。その際、十分に勉強時間の確保ができるかが大きな問題です。30代と20代を比較すると、若ければ若いほど学んだことを吸収する力が高いため、30代の方が学習に費やす時間は長くなってしまいます。そのため、いかに効率よく学ぶかが大切です。

まとめ

30代未経験でフリーランスへの転職にはいくつかの壁があるかも知れませんが、なることは可能です。自身のやる気次第で今の年収の2倍も夢じゃありません。この記事を読んで興味が湧いた方はぜひ無料講習会などに参加してみてはいかがでしょうか。