フリーランスプログラマーの年収の目安や年収をUPさせる方法などを紹介

はじめに

この記事ではフリーランスプログラマーの年収の目安フリーランスプログラマーが仕事を獲得したり年収をUPさせていく方法などについて紹介していきます。フリーランスになることを検討中の方は参考にしてみてください。

フリーランスプログラマーの年収はどれくらいか?

フリーランスのプログラマー・エンジニア向けに案件を紹介しているエージェントによると平均月単価は70万円、年収換算すると※840万円となっています。ちなみに2020年1月時点でのデータによると最高月単価は145万円、最低月単価は30万円となっています。

※あくまでも掲載している案件の単価の平均の数値をもとにしたものになります。フリーランスプログラマーの平均年収ではないので注意してください。

ちなみに厚生労働省の調査によると、会社員のプログラマーの平均年収は416万円程(2017年時点での数字)となっているようです。

フリーランスプログラマーが仕事を獲得する方法

フリーランスプログラマーが仕事を獲得する方法は大きく分けて3つあります。

1.フリーランスプログラマー向けのエージェントを利用する

まず1つ目はフリーランス向けのエージェントを利用して案件を獲得する方法です。フリーランスプログラマー向けのエージェントは多く存在しており案件紹介や企業との面談日程の調整、年収の交渉など様々なサポートをしてくれます。

2.クラウドソーシングサービスを利用する

2つ目はクラウドソーシングサービスを利用する方法です。一つ目のエージェントを仲介する場合とは違い、開発するシステムやサービス毎に単価が設定されており、企業に常駐することなく個人で仕事を行う形になります。

3.自分で直接営業をする

3つ目は自分で直接企業に営業する方法です。中には会社のホームページを見てそこから直接メールで連絡をし、案件を受注した人もいます。

フリーランスプログラマーが年収をUPさせる方法

フリーランスプログラマーが案件を獲得する方法を3つ紹介しましたが、これからフリーランスのプログラマーになることを検討されている方は、まずフリーランス向けのエージェントを利用して仕事をしていく方法が良いかもしれません。

企業に常駐する形になるためフリーランスではなく会社員のように感じる人もいるかもしれませんが、仕事を獲得する際に単価の交渉をエージェントが自分の代わりにしてくれるため他の方法よりも年収がUPする可能性が高くなります。

またエージェントを利用すると経験を重ねた分だけ、それが報酬面にも反映されやすいともいわれています。

フリーランスプログラマーになるメリット・デメリット

フリーランスのプログラマーが仕事を獲得する方法や年収をUPさせる方法などについて紹介してきましたが、これからフリーランスのプログラマーになることを検討されている方は一度フリーランスのプログラマーになるメリット・デメリットについても整理しておきましょう。

フリーランスのプログラマーになるメリット

まずはメリットから整理していきます。

①会社員の時よりも年収がUPする可能性がある

上記で紹介したとおり、フリーランスになると年収がUPする可能性があります。スキルのレベルが高い人だと年収1000万円以上を目指すことも不可能ではないようです。

②リモートで働ける場合もある

フリーランスになるとリモートで仕事をすることも可能です。エージェントを利用する場合会社に常駐する形が基本ですが、スキルがある人だとリモートでの参加を許可される場合もあります。

③スキルアップすれば自分で仕事の内容をある程度選べるようになる

フリーランスの場合スキルアップすれば応募できる案件の数が増えるので、より自分の興味のある案件に携われるようになります。会社員の場合は決められたプロジェクトに参加する可能性もありますが、フリーランスの場合は自分で応募する仕事を選ぶことができます。

フリーランスエンジニアになるデメリットや注意点

デメリットや注意点も整理していきます。

①会社員の時よりも年収が安定しない

フリーランスは会社員の時よりも年収が不安定になるというリスクがあります。フリーランス向けのエージェントを利用して案件を紹介してもらう場合でも、基本的には期限が定められているのでずっと同じ案件を担当して同じ年収をもらうということは難しくなります。

②社会保障やクレジットカード・ローンの審査などで不利になる

フリーランスの場合、年金などの社会保障やクレジットカード・ローンの審査などで会社の時よりも不利になる可能性が高いです。フリーランスになれば年収はUPする可能性がありますが、厚生年金がもらえなくなるので老後にもらえる年金は少なくなります。その点も踏まえてしっかりと判断する必要があります。ちなみに、もしもフリーランスになる場合は会社員の時のうちにカードを作成しておく方が良いです。

③開発以外の仕事も自分で行わなければいけない

フリーランスになると案件を獲得するための営業や経理なども自分で担当しなければいけません。フリーランス向けのエージェントを利用できる場合は負担が軽減されますが、そうでない場合は開発の業務だけに集中するといったことが難しくなる可能性があります。

まとめ

フリーランスになると年収がUPする可能性もありますが、メリットだけではなくデメリットも色々とあります。フリーランスになることを検討中の方は両方をしっかりと踏まえた上で決断するようにしましょう。