フリーランスから正社員に転職する際に整理しておきたいポイントとは？

はじめに

今回の記事では現在フリーランスの人が正社員の仕事に転職するメリット・デメリットや実際に転職活動を行う際に知っておきたいポイントなどについて紹介しています。現在フリーランスの方で今後の働き方をどうしようか悩んでいる方などは参考にしてみてください。

フリーランスが転職するメリット

最初にフリーランスの状態から正社員に転職するメリットを整理していきます。

①収入が安定する

まず1番大きいのは収入が安定することです。フリーランスの場合と違って会社員になると毎月決まった額の固定給で報酬がもらえるようになるので収入の見通しが立てやすくなります。フリーランスの場合は仕事が途切れてしまう不安と闘う必要がありますが、会社員になるとこういった不安からは開放されることになります。

②クレジットカードやローンの審査に通りやすくなる

続いて2つ目はクレジットカードやローンの審査に通りやすくなることです。フリーランスの場合はこういった審査で不利になるといわれており会社員のうちに申し込むように推奨されています。

③より規模の大きな仕事にチャレンジしやすくなる

フリーランスの場合は自分1人だけで仕事をこなすことが基本になるため規模の大きな仕事はなかなか手にかけるのが難しいですが、会社員の場合はチーム単位で仕事をしていくことになるので、今までよりもさらに規模の大きな仕事にチャレンジできる可能性があります。

フリーランスが転職するデメリットや注意点

続いてフリーランスから正社員の仕事に転職するデメリットや注意点について整理していきます。

①仕事の内容を自由に選べなくなる

まず1つ目のデメリットは仕事の内容を自分で選べなくなることです。フリーランスの場合は基本的に自分の仕事は自分で選ぶ形になりますが、会社員になると依頼された仕事を行うのが基本になります。自分の興味関心を優先して仕事を選ぶことが難しくなります。

②働く場所や時間の自由度が低くなる

2つ目は働く場所や時間がある程度制限されるようになることです。会社員になると基本的に毎日決まった時間に出社して仕事をこなすことが求められます。そのためフリーランスの時のように自分の好きな時間や場所で仕事をすることが難しくなります。リモート勤務などを許可している会社も増えつつあるようですが、それでもフリーランスの時よりも制約は多くなります。

③協調性が求められる

最後の3つ目は協調性が求められるようになることです。フリーランスの場合は全ての物事を自分1人で判断し決定することができますが、会社員になるとそういうわけにはいきません。自分だけではなく他のメンバーの意見も考慮されたうえで様々な判断がなされますし、上司や同僚と良好な人間関係を築いていく必要があります。

フリーランスが転職活動を行う際の方法について

ここではフリーランスの人が実際に転職活動を行う際の方法とそれぞれの方法のポイントを3つに分けて紹介していきます。初めて転職活動を行う方は知らないことがないかチェックしてみてください。

①会社のホームページから直接応募する

まず1つ目の方法は興味のある会社のホームページから直接求人に応募する方法です。この場合より興味関心が高いことを間接的にアピールできますし規模の小さな会社の場合は社長などがメールをチェックしている可能性もあります。内容がよければ早いスピードで採用が進む可能性もあります。もし入社したい企業や興味のある企業がある場合はホームページ上で採用を行っているかどうかチェックしてみましょう。

②転職求人情報サイトから応募する

2つ目は転職求人情報サイトを活用してまとめて求人情報をチェックする方法です。IT・WEB業界専門など特定の業種に特化した求人情報サービスもあり利用すればより効率的に転職活動に必要な情報を集めることができます。ちなみに様々なサービスがありますが、それぞれの媒体だけの限定求人もあったりするので複数のサービスをチェックしてみることをオススメします。

③転職エージェントを活用して様々なサポートを受けながら転職活動を行う

最後の3つ目は「転職エージェント」というサービスを活用して転職活動を行う方法です。転職エージェントを利用すると転職求人情報サービスのように様々な求人情報をチェックできるだけではなく非公開求人の案件に応募したり応募書類の添削・面接対策など様々なサポートが受けられるようになります。

ちなみに転職エージェントに関しても1つのエージェントだけではなく複数のエージェントをチェックしてみることをオススメします。

まとめ

現在フリーランスの状態から正社員の仕事に転職しようかどうかまよっている方はまずはフリーランスから正社員になるメリット・デメリットを自分なりにしっかりと整理してみることが大事です。そのうえで転職する場合は転職求人情報サイトや転職エージェントを複数有効活用して転職活動を行っていきましょう。