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はじめに

私たちが生活している中には、ありとあらゆるところにプログラミングの技術が使わています。
スマートフォンやPC以外にも、テレビや電子レンジなどの電子機器、車などいろいろなものがプログラミングの技術により、制御され動いています。この記事ではそんなプログラミングについてお話ししていきます。プログラミングをするとは、正確に言うとどういうことなのか、プログラマーの仕事内容とは何なのか、プログラマーのやりがいや年収について、プログラミング初心者でもわかるように解説していきます。

プログラミングとは

プログラミングと聞くとコンピューターのことを思い浮かべる人が多いと思います。ですが、このプログラミングという言葉、何もコンピューターだけで使われる言葉ではありません。
プログラミングとは、何か行われることを順番に書き出す作業のことを言います。 日本語に訳すと、「番組表」、「計画」、「予定」という意味になります。

例えば、結婚式の進行など、これが終わったら次はこれ、など決められた順番に沿って物事を進めていくことを言います。そして、このプログラミングをコンピューターに置き換えると、「コンピューターにさせたい仕事を順番に書いていくこと」です。通常コンピューターは人間の言葉はわかりません。コンピューターは、「機械語」と言われる0と1を無数に組み合わせた2進数しか理解することができません。そして、この0と1を無数に組み合わせた機械語は、人間に理解するのは不可能と言われており、この機械語を人間にもわかるようにしたのがプログラミング言語です。そしてこのプログラミング言語を使い、コンピューターにしてほしいことを順番に命令として書いていくのがプログラミングです。

プログラマーの仕事内容

システムの開発工程は、「要件定義」、「設計」、「製造」、「テスト」の順で進めていきます。プログラマーは、この工程の内、主に製造とテストを担当します。まず、システムエンジニアがクライアントの要望を聞き出し、設計書を作成します。その設計書を基にプログラマーがプログラミングをし、システムを構築していきます。そして、最後に構築したシステムをテストし、バグなどがないか確認します。プログラマーは、未経験からシステムエンジニアになる最初の登竜門です。プログラマーから入り、システムエンジニア、さらに上のプロジェクトマネージャーなどのマネージャー職やシステムアーキテクトなどの技術職を目指していくのが一般的です。

プログラマーの仕事のやりがいと責任

プログラマーの仕事のやりがいは、システムが出来上がっていくのがわかるというところです。
自分が関わったシステム開発で、自分の作ったプログラムがそのシステムの一部となって動いているのをみると、すごく達成感があります。そして、案件の中には、銀行や医療機関など社会貢献度の高いものもあります。自分が社会の役に立っていると感じられるのでとてもやりがいがあります。その反面、責任も重大です。自分の作ったプログラムには最後まで責任を持たなければなりません。小さなミスが重大なトラブルになってしまったりもします。また、この仕事には必ず納期があります。クライアント約束した納期を必ず守らなければなりません。思いもよらないところでトラブルが発生したりし、なかなかスケジュール通りに行かなかったりすることも多いです。それでも納期に間に合いませんでしたというのは通用しません。プログラマーの仕事はこういったプレッシャーとの戦いでもあります。
ですが、IT業界というのは今後廃ることはありません。むしろどんどん成長していきます。技術が進化しプログラマーやエンジニアの需要はこれからも増え続けると言われています。

プログラマーの平均年収

プログラマーの平均年収は、430万円だと言われています。スキルや技術、仕事内容にもよりますが、月給に換算すると約30万円程度と言われています。プログラマーは、どの言語が出来るかによっても年収は変わってきます。R言語やGo言語などはできる人が少ないため希少価値が高く、年収も高いです。ですが、今の所は需要も少ないためメジャーな言語を習得してから、次のステップとしてR言語やGo言語などを習得すると良いでしょう。その他、年収をアップさせるには、プログラマーの上の階級のシステムエンジニアを目指すと年収に差が出ます。なので、年収をあげたい方はプログラマーからシステムエンジニア、システムアーキテクトやマネージャー職など上の階級を目指すと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。プログラミングの意味やプログラマーの仕事内容を理解していただけたでしょうか。小学校でプログラミングの学習が始まるなど、プログラミングは以前よりも身近になってきています。スマートフォンやIoT、AIの誕生によりどんどんプログラマーの需要は高くなっており、10年後には深刻な人手不足が予測されています。なので、この記事を読んでいただき、少しでもプログラミングやプログラマーの仕事に興味を持っていただければと思います。