SQLを使用して仕事を行うデータベースエンジニアについて
SQLを使用する仕事
IT業界ではシステムエンジニア、プログラマーなど様々な職種があります。
プログラミング言語ではJava、C#、PHPなどがあり様々なプログラミング言語が使用されシステムが開発されています。
プログラミング言語と違いますが、データベースを操作するための言語で、SQLというものがあります。
ここではSQLを使用して仕事を行うデータベースエンジニアの紹介をしていきます。
SQLってなに?
そもそもSQLとは何かを説明します。
SQLはデータベースを操作する言語でありデータベースを操作するために使用します。
データベースには数百万の登録されたデータがあったりと、大量のデータが保存されているため、効率的に操作するためにSQLは使用されます。
SQLではデータベースで
データの検索
データの追加
データの更新
データの削除
テーブルの作成
テーブルの削除
テーブルの定義変更
テーブルの主キーの設定
ユーザー権限の付与
など様々な操作を行うことできます。
データベースにはOracle、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQLなど有名なものとしてあげられます。
SQLを扱う職種
JavaでWebシステム開発を行う際データベースを操作するためにSQLを使うことがありますが、特にSQLを使用をして仕事を行うデータベースエンジニアという職種があります。
データベースエンジニアについて紹介します。
データベースエンジニアの仕事
データベースエンジニアは、データベースの開発、設計、運用、管理を行うエンジニアのことをいいます。
データベースを扱うエンジニアは少ないと言われており、最近では市場価値も上昇しています。
主な仕事にはデータベース開発・設計、データベース管理、データベース運用があります。
データベース開発・設計
データベースエンジニアはまず、クライアントの方などからの要望を受けデータベースの開発、設計を行います。
様々なデータをどのように管理していきたいのかを踏まえ、最適なデータベースを提案します。
開発や設計ではOracle、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQLなどのデータベースを使用しています。
データベース管理
データベース管理は大量のデータを保存するためのストレージサーバーを最適化したり、データを取り出す処理を効率化させるチューニングを行うことでデータベースを正常に稼働させる仕事です。
データベース運用
データベースエンジニアはデータベースを運用することも仕事となります。
主な例では稼動しているデータベースへのアクセス権限の管理やパフォーマンスの監視、データのバックアップ、データベースへの不正侵入、データの流出を防ぐためのセキュリティ設計が仕事内容となっています。
データベースエンジニアに必要な知識スキル
データベースエンジニアはデータベースに関する業務だけでなく、サーバーやネットワークなどのインフラに関わることも多いため情報システムに関する全般知識が必要です。
Oracle、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQLなどのデータベースを扱うためにSQL言語の知識、スキルも必要となっています。
また、Oracle、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQLなどのデータベースに対しての知識も必要です。
データベース内の情報を守るためセキュリティに関する知識、スキルも必要であり、データベース開発のためにデータモデルの知識も必要となります。
データベースの開発者は一人ではなく複数で行っていくため、開発スキルだけでなくコミュニケーションスキルも必要です。
容量に限りのあるデータベースをどのように使うのが最適なのか考える論理的思考も必要となります。
データベースエンジニアに活かせる資格
Oracleの知識、スキルがあることを示せるOracleMaster
マイクロソフト製品の知識、スキルがあることを示せるMCP(マイクロソフト認定資格)
高度なIT知識・技術を証明出来る国家資格である基本情報技術者、さらにその上の応用情報技術者試験
データベースの設計・開発・管理・運用すべての段階で高いスキルを証明出来る資格であるデータベーススペシャリスト試験
上記の資格がデータベースエンジニアで活かせる資格となっています。
まとめ
SQLを使用して仕事を行うデータベースエンジニアについて簡単にですが説明しました。
データベースエンジニアは情報システムへのデータ蓄積、ビッグデータ活用で需要が高まっていく一方、人手も少なく市場価値が上がっています。
現在、データベースは様々な企業で活用され、情報管理が行われています。
ですのでデータベースエンジニアでなくともSQLを覚えることはデータベースを操作することが出来るため得ではあっても損ではありません。