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グループ面接とは?

まずはじめに、グループ面接とは何かを説明していきます。
グループ面接とは、複数の学生、もしくは複数の求職者を同時に面接することを指し、集団面接と言ったりもします。グループ面接をする理由として、主に、一度に多くの求職者の面接をすることにより、人事の負担を減らすと同時に、会社に合いそう、合わなそうといった求職者を、一斉に複数人合格、不合格を出せるからです。いわゆる足切りです。基本的には、一次面接でグループ面接をする企業が多く、応募が多い企業によく採用されている面接です。

グループ面接での注意点

グループ面接の注意点として、3点ほど解説していきます。
まず一点めは、目立ちすぎないことです。「面接は目立ってなんぼ」と言われることもありますが、それは面接がある程度進み、会社の雰囲気や、求めたい人材が分かった段階ですることがベストです。ここで目立ちすぎないと伝えたのには理由があり、一点めに、悪目立ちする可能性があるという事です。業種にもよりますが、基本的にグループ面接で見ているところは、マナーの部分であり、個人のアピールは二の次です。個人のアピールを意識するあまり、発言のタイミングや話の長さから、面接官が聞きたいことや、面接時間の圧迫に繋がってしまう可能性があるため注意しましょう。

続いて二点めは、話は端的にすることです。このことについて当たり前のことではありますが、一点めで伝えたように、自分のアピールをしようとすることにより、話が長くなってしまったり、面接官が聞きたいことから話がそれてしまったりする可能性があるため注意しましょう。実際に、グループ面接で一人当たりの質問の時間が短いため、あらかじめ質問内容を調べておき、流暢に話せるようにしておきましょう。

最後に三点めは、マナーを覚え、マナーを徹底することです
まずはじめに、ここで言っているマナーというのは、面接時のマナーです。ノックや、カバンの位置、あいさつ等、様々ありますので、頭に入れておきましょう。特に忘れがちになるマナーとして、あいづち忘れです。自分の話すことを考えすぎるあまり、他の人が話している際のあいづちを忘れてしまい、聞く態度としてどうなのかと思われる可能性があるので気を付けましょう。面接官が先に部屋を去る場合には、最初に「ありがとうございました!」と言えると、最後にいい印象を与えられますので、面接が終わったと安心しきらず、意識しておきましょう。

グループ面接の対策ポイント

グループ面接の対策ポイントとして大切なのは、マナー、コミュニケーション能力、人柄などがあげられます。グループ面接の評価基準として、絶対評価、相対評価がありますが、絶対評価にしろ、他の就活者と比較はしてしまうものなので、相対評価としてすべきポイントを解説していきます。
基本的なところは、前述の注意点のところに書いてある通りで、それに加え、基本的に枠を外れないように心がけましょう。例えば、「簡単に自己紹介をしてください。」と言われたときに、簡単にと言っているのにもかかわらず、他と差をつけようとするあまり、長々と自分のPRをしてしまうことです。みなと同じようにやることが、面接官が求めていることだったりもするので、面接官の求めることを理解し、枠を外れすぎないよう心がけましょう。

それ以外にも大切なのは笑顔です。やはり、グループ面接をやる際に、面接官からは複数の顔が見えています。その中で一番印象付けになるのは表情なので、真面目な顔、笑顔などを駆使し、面接官に良い印象を与えられるよう心がけましょう。

逆質問について

逆質問とは、企業側から「何か質問はありますか?」と聞かれるものであり、ここですべきことについて解説していきたいと思います。
まずはじめに、逆質問をされた際に、特にありませんという回答はNG です。特にないと言った瞬間に、面接官はこの会社に特に興味がないと思われてしまい、他の就活者と差が出来てしまいます。事前にありきたりな質問ではなく、会社のサービスについての質問や、マニアックな質問を考えておくと、他の就活者と質問被りせず、逆質問を終えることが出来ますので、事前の準備をしておきましょう。

ワンポイントアドバイスとして、企業の業種について伝え方を変えるとより良いです。例えば、営業系でインセンティブの割合が多い場合には、「私は入社後活躍できる人材になりたいのですが、御社で活躍されている方はどのようなことを意識して行動しておりますか?」などの、自分の熱量を伝える質問が出来るとよいでしょう。それ以外にサービス系だと、人のために何かする場合がほとんどなので、やりがいについて質問できると、面接官も仕事の想いを伝える場にもなるので良い印象になります。基本的には、熱量に関してどの企業でも求めるものではあるので抑えておくとよいでしょう。

最後に

最後に、就活をしている方々に向けて、おそらく現在グループ面接を前にして何かしらの不安があり、この記事を読んでくださっていることでしょう。グループ面接自体は、どれだけ気持ちを落ち着かせて、普段通りの行いが出来るかが大切です。もし落ちてしまったとしても、気負いせず、早い段階でその会社に合わないと判断できたとポジティブに考え前進していきましょう。この記事を読んで少しでも良い道に進んでいただければ幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。