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0.はじめに

これから就職活動をする方、転職活動をする中で「営業職」を考えている方も多いのではないでしょうか?会社の利益を担う営業職は企業の選択肢も広く、年収も高くなる傾向が多いです。頑張りが給与に反映される、自由度が高いと言うイメージで営業職を希望する人も多くなりますが、営業職を志望する時はどんな理由を伝えると印象がよくなるでしょうか?本日は営業職の種類、印象の良い志望理由を簡単に解説していきます。

1.営業職にはどんな種類があるのか?

「会社の何でも屋さん」と比喩されることもある営業職ですが、企業により営業の仕事内容は幅広く、一概に分類できないことが事実です。とはいえ実態が掴めないまま説明を続けることも難しいため、ここでは大きく「無形商材販売の営業」と「有形商材販売の営業」の二つに分けて説明していきます。それぞれがどんなもの売る仕事に分類されるのか、下記に詳しく説明していきます。

・有形商材販売の営業

名前の通り「形あるものを売る仕事」です。例えばコピー機やテーブル、食材や衣服、企業で利用するもの全てが有形のものです。有形商材は顧客にものを見せて魅力を伝えられるため、その商品の魅力を理解し、取り入れることでどんなメリットがあるのかを説明しやすいことが挙げられます。しかしながら、「もう少し経費を抑えたいから、値段を下げて欲しい」と言う要望が顧客から出た際に、原価や利益を考慮しなければいけない点は有形商材ならではの悩みです。また有形であることから経年劣化をした際のサポート、食材の場合は消費期限など商材の利用期限を把握してサポートし続ける必要性があります。顧客との良好な関係を気づく上で、販売からサポートまでを任されるのが営業職の仕事といえます。

・無形商材販売の営業

名前の通り「形がないものを売る仕事」です。広告、人材紹介、IT、Web、コンサル、金融などが挙げられます。無形商材は目に萌えない商材を売り込むため、「これだけ価値があるものを取り入れることで、御社にこれだけメリットが生まれる」と言うことを顧客に納得してもらう必要があります。有形商材営業と比べ無形商材営業は一定難易度が高いと言われている理由は、商材のアピール力、提案力、相手の話を聞く力が問われるためです。継続的にサービスを提供することも多いことから、無理に商材を売った後に顧客満足度が低いとその後取引を行ってもらえなくなる場合もあります。営業職としてもスキルアップにつながることから、無形商材販売の営業を行っていた人はその後の転職でもアピールがしやすくなります。

2.営業職を志望する理由を説明するには?

営業職を志望する上で、正直に「年収が高くなるから」「営業をやってる友達は楽そうだから」と思う方もいらっしゃるでしょう。もちろん実際に面接をする際には正直すぎる内容は言えないため、新卒・営業未経験者に分けて下記に説明していきます。

・新卒の場合

新卒から営業をやりたいと考える際、「人と話すことが好き」と言う志望理由は非常に伝えやすいでしょう。また、営業職が他の職種と違う点として「自分自身の頑張りが数字に直結する」と言う部分です。もし、志望する会社が自分自身に馴染み深い商品を製造しているのであれば、思い入れを話に織り交ぜるとさらに良いでしょう。例えばお菓子販売の会社だとすれば「人と話すことが昔から好きで、魅力をどんどん人に伝えていくことで生活する人々の満足度を上げることが人生の目標です。それぞれの顧客の悩みを正確に把握して、商品の魅力を伝えることで寄り添って解決できるような営業職になりたいと考え、志望いたしました。」と言うような理由ができます。新卒の場合は、今度どんな人になっていきたいかと言う希望を伝えることが重要です。

・営業未経験者の場合

営業未経験者の場合は、今までの経験を生かして営業職に勤めたい理由を説明することが重要です。例えば事務職の場合は「今まで営業職のサポートをすることが多かったため、資料作成やスケジュール管理には一定自信があります。数字管理メインの業務から、自分自身の力で数字を動かす仕事をすることで成長していきたいと考え、志望いたしました。」と言うことができます。転職者である以上、「全く経験がないけどとにかく頑張ります。」と言った言葉だけでは志望理由とは言えないため、今までの経験と営業職の違う点、生かせる点を織り交ぜながら志望理由を話していくと面接官も納得させやすいでしょう。

3.最後に

いかがでしたでしょうか。本日は営業職の種類、志望する理由を簡単に解説いたしました。どの会社にも存在する営業職の仕事内容は多岐にわたり、顧客と良好な関係を築くことが重要です。大変そうなイメージを持つことも多いですが、自分自身の力が数字で反映され、感謝の言葉を直接言われる機会の多い営業は非常にやりがいのある仕事です。今回は簡単な解説になってしまいましたが、営業職を志望している方にこちらの記事を少しでもご参考にしていただけたら幸いです。