支援対象地域:札幌、仙台、関東、愛知、関西、広島、福岡


はじめに

自由な働き方に憧れてフリーランスとして働きたいと考えている方もいるでしょう。

とはいえ、どうやって案件を受注するのか、安定した収入を得られるのか不安で、なかなか一歩を踏み出せない方も少なくないことでしょう。

そこで今回は、フリーランス初心者におすすめの仕事から案件獲得方法、さらに成功の秘訣や注意点まで詳しく説明していきます。

フリーランス初心者におすすめの職業3選

まずは、初心者や未経験でもフリーランスとして始めやすい仕事を3つ紹介していきます。

現在企業に勤めており、フリーランスとして働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Webライター

Webライターは、ブログ・ニュース・情報サイトなどで記事を執筆する仕事です。記事の内容は多種多様で、グルメや旅行、恋愛などの趣味ジャンルから、ビジネスや金融、医療などの専門的な知識が必要なジャンルまで幅広いです。
クラウドソーシングサービスでは、「未経験可」や「経験不問」の案件も多いため、初心者や未経験者でも案件を受注できます。

Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトのデザイン・レイアウトを決めます。実績よりもセンスが求められるため、未経験からでもフリーランスとして働くことができます。
デザインだけではなく、コーティング・プログラミング・SEO対策・アクセス解析などのスキルを身につけると、安定した収入を得ることができるでしょう。

ITエンジニア

ITエンジニアと一口にいってもSE(システムエンジニア)やプログラマーなど、さまざまな職種があり、仕事内容も多種多様です。
HTML・CSS・JavaScript・PHP・Rubyなどのプログラミング言語、WordPressなどのCMSを使用できる必要がありますが、スキル習得しやすく、案件も豊富にあるため未経験者にもおすすめの仕事の一つです。

フリーランス初心者はなかなか案件受注できなくても大丈夫!その理由とは

フリーランスとして働き始めたばかりの初心者のうちは、なかなか案件を受注できなくても問題ありません。
では、なぜ問題ないといえるのか、その理由と案件獲得方法を解説していきます。

案件が取れなくても焦る必要がない理由

フリーランスとして「一生懸命働くぞ」「たくさん稼ぐぞ」と意気込んだはいいものの、なかなか仕事を貰えない方は少なくありません。
フリーランスとして働き始めたばかりだと実績がない方がほとんどで、十分なポートフォリオも作れないでしょう。そのため、「この人に任せても大丈夫」と思われない可能性が高くなります。フリーランス初心者は案件がなかなか取れなくて当然なのです。

フリーランス初心者のうちは、自分ができる仕事を丁寧にこなし、十分なポートフォリオを作ること、クライアントからの信頼を得ることを重視しましょう。

フリーランス初心者におすすめの案件獲得方法

フリーランスとして仕事を獲得する方法は、人脈を使う、ブログやSNSで情報発信する、セミナーや交流会に参加するなど、たくさんあります。
しかし、人脈がない方や営業が苦手な方もいるでしょう。そこで、おすすめなのが「クラウドソーシングサービス」や「フリーランスエージェント」を利用することです。
上記2点の仲介サービスを活用すれば、例え人脈や営業力がなくても仕事を貰うことができます。

それぞれ詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスとは、不特定多数の方に仕事を委託する仕組みとなっており、発注・受注・納品など仕事に関することをWeb上で完結できるサービスです。
クラウドソーシングサービスでは、「経験不問」や「未経験可」という案件も多いため、フリーランス初心者の方でも十分案件を獲得できます。

クラウドソーシングサービスを利用した案件獲得までの流れは以下の通りです。

  1. クラウドソーシングサービスに登録
  2. 気になった案件に応募
  3. 案件獲得

上記の流れで案件を獲得できますが、もちろん誰でもすぐに案件を獲得できるというわけではありません。
プロフィールやポートフォリオを充実させる必要があり、単価が低い案件であれば実績がなくても獲得することができるため、まずは実績を作ることからコツコツ始めると良いでしょう。

次にクラウドソーシングサービスのメリットを紹介します。

【メリット】

  • 仕事を受注しやすい
  • 好きな時間に働ける
  • 営業しなくても案件を獲得できる

逆にデメリットは、専門スキルや実績がないと単価相場が安い傾向にあることです。またどんなクライアントか分からないため、信用できるクライアントかどうか見極める必要があります。

事前に評価などを見て受注するか判断しましょう。

フリーランスエージェント

フリーランスエージェントとは、個人のスキルや希望に沿った案件を紹介してくれるサービスです。個人で案件を取る場合、契約処理などに時間を取られてしまいます。ですが、フリーランスエージェントを利用すると、これらを代行してくれるため、仕事に専念することができます。
フリーランスエージェントを利用すると、クライアントとの面接時にもアドバイザーが同行してくれます。また自分にピッタリの案件も紹介してくれますので、営業が苦手な方でも安心です。

フリーランスエージェントを利用した案件獲得までの流れは以下の通りです。

  1. フリーランスエージェントに登録
  2. アドバイザーとの面談
  3. 面談結果から自分にピッタリの案件を紹介
  4. 気になった案件に応募
  5. 書類選考
  6. 書類通過したらクライアントとの面接
  7. 条件の交渉や契約
  8. 案件獲得

次にフリーランスエージェントのメリットを紹介します。

【メリット】

  • 交渉を代行してもらえる
  • サポートを受けられる
  • 継続的に仕事を獲得できる

逆にデメリットは、マージン(手数料)がかかることでしょう。その分、手元に入る報酬金額が少なくなってしまいます。
しかし、エージェントを介して交渉した方が結果的に報酬金額が高くなることもありますので、デメリットよりもメリットの方が大きいといえるでしょう。

初心者がフリーランスとして成功するための秘訣とは

フリーランス初心者の場合、まずは自分のスキルを磨かなければなりません。スキルがほとんどなくても、クラウドソーシングサービスやフリーランスエージェントを活用すれば仕事を貰うことはできますが、報酬金額が安い可能性が高いです。

報酬金額を高めるため、継続的に安定した収入を得るためにもスキル磨きは重要です。

近年、ライティング・デザイン・プログラミングなどの基礎知識を学べるオンライン講座が充実しており、有名講師の授業をオンラインで受講できます。中には、フリーランスになることを前提とした内容となっている講座もあるため、スキルアップツールとして活用することができます。

また、こういった講座を受講するだけではなく、仕事をこなすことも大切です。多くの案件をこなしているうちに作業スピードやクオリティも向上します。同時にクライアントからの信頼も得られるようになるため、継続的に案件を受注できるようになり、安定した収入を見込めます。

このように、初心者がフリーランスとして成功するためには「勉強」、つまり日々の努力が重要なポイントとなります。

フリーランス初心者が陥りやすい失敗例から学ぶ注意点とは

ここからは、フリーランス初心者が陥りやすい失敗例を紹介していきます。
同じ失敗をしないように、失敗例から注意点を学んでおきましょう。

失敗例1:体調管理を怠る

「フリーランス=徹夜仕事」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。初心者のうちは数をこなし、スキルを磨く必要があるからといって無理するのは間違いです。
体調を崩してしまい納期を守れないのでは、クライアントからの信頼を失ってしまいかねません。また収入が途絶えてしまい生活に困る可能性も考えられます。
そのため、フリーランスとして働く場合には体調管理をしっかりすることが大切です。

失敗例2:仕事漬けの日々を送る

フリーランスとして仕事がたくさんあることは有り難いことです。しかし、仕事を詰めすぎて納期がカツカツの方や、案件を受注しすぎて仕事漬けの毎日を過ごす方もいるでしょう。
ここで、注意してほしいのが「燃え尽き症候群(バーンアウト)」にならないことです。

初心者のうちは、どうしても単価が安い傾向にあります。いくら一生懸命仕事に没頭しても本人が期待した結果が得られない可能性が高い傾向にあります。そういった場合、不信感・疲労感によって燃え尽きてしまい、意欲を失う可能性も考えられます。
そのため、初心者のうちは仕方ないと割り切って、計画的に仕事をこなしましょう。

パソコンの前に座りっぱなしでひたすらに仕事のことを考えるのではなく、時には外出したりスポーツしたりするなど、ストレス発散や気分転換も必要です。
フリーランスとして長く活躍するためには、仕事とプライベートをきちんと分け、仕事環境を整えるようにしましょう。

失敗例3:クレジットカードの作成やローンを組めない

「フリーランスとして頑張るぞ!」とやる気に満ちあふれている方もいることでしょう。ですが、ちょっと待ってください。まだフリーランスとして働いておらず企業に所属している方は、事前に済ませておいた方が良いことが2つあります。

それは、「クレジットカードの作成」と「ローンを組んでおく」ことです。
フリーランスの場合、いくら個人に実力があっても企業・組織に所属している方と比較すると社会的信用が低いです。
そのため、フリーランスでクレジットカードを作ろうとした場合に断られたり、住宅・車などのローンを組もうとしたら組めなかったり、または融資額を下げられてしまう可能性も考えられます。

このような失敗を防止するためにも、企業に所属しているうちにクレジットカードの作成や新たにローンを組む予定のある方は済ませておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
フリーランスとして働き始めたばかりですと、案件の獲得や収入など、さまざまな不安を感じるでしょう。
ですが、現在インターネットの普及によって、クラウドソーシングサービスやフリーランスエージェントで比較的簡単に仕事を受注できるようになっています。これらの仲介サービスは、初心者や未経験でも問題なく案件を獲得することができます。

これまでの実績がなくても、今後どんどん仕事をこなすことでスキルアップと実績を作り、フリーランスとして長く活躍してみてください。