WEB系フリーランスの種類とそれぞれの特徴について
はじめに
WEB系のフリーランスに興味がある人へ向けて、それぞれの職種の特徴について紹介していきます。またあわせてWEB系フリーランスになるメリット・デメリット(注意点)についても紹介していきますので、参考にしてみてください。
WEB系フリーランスの種類
WEB系フリーランスの職種は、大きく以下の5つに分ける事ができます。
1.エンジニア
まず1つ目は「エンジニア」です。システムの設計やプログラミングなどを行うのが仕事で、WEBサービスからゲームまで様々なものを開発しています。ちなみにエンジニアに関しては完全個人のフリーランスで仕事を受けている人は少なく、フリーランスエンジニア向けのエージェントを利用している人が多いとされています。エージェントを利用すると企業に常駐する案件が多くなるので、フリーランスになった意味がないと感じる人もいるかもしれませんが、収入が安定するなど様々なメリットがあります。
2.WEBデザイナー
2つ目は「WEBデザイナー」です。商品を紹介するためのランディングページ(LP)や、企業のホームページなどを主に制作しています。エンジニアと同じようにフリーランス向けのエージェントを利用して仕事を受けることも可能ですが、フリーランスのWEBデザイナー向けの案件紹介サービスやクラウドソーシングサービスなどを利用して仕事を獲得することも可能です。(ただしクラウドソーシングサービスの場合は単価の幅が大きいため注意が必要です)
3.UI/UXデザイナー
3つ目は「UI/UXデザイナー」です。スマホ向けアプリやゲームなどのデザインを制作しています。先ほどのWEBデザイナーと同じように、フリーランス向けのエージェントを利用して仕事を受けることが可能となっています。ちなみにフリーランス向けの案件紹介サイトやクラウドソーシングサービスではほとんど仕事が見つからないため、フリーランスになる場合はエンジニアのようにフリーランス向けのエージェントをフル活用して働く方が良さそうです。
4.WEBライター
4つ目は「WEBライター」です。企業などから依頼されたテーマで、様々なジャンルの文章を作成しています。ちなみに仕事はクラウドソーシングサービスや案件紹介サイトで探すのが基本となっており、エンジニアやデザイナーのようなエージェントサービスは用意されていません。文章が書ければ誰でもなれる為他の職種よりも敷居が低くなっていますが、継続して仕事をもらい収入を得ていくことは簡単ではありません。
5.ブロガー
最後の5つ目は「ブロガー」です。4つ目のWEBライターと同じように主に文章を作成してお金を得る職業ですが、ブロガーの場合はWEBライターとは違い、依頼されたものではなく自分の興味のあるテーマやジャンルのことを中心に記事を書いて報酬を得る形になっています。自分の好きなことを書くことができますが、WEBライターと同じように継続して収入を得ることはかなり難易度が高くなっており、様々な知識が必要になります。
WEB系フリーランスになるメリット
ここではWEB系フリーランスになるメリットを3つ紹介します。
1.ネットさえつながっていればどこにいても仕事ができる
まず1つ目のメリットは、ネットさえつながっていればどこにいても仕事が出来ることです。わざわざ企業に出社しなくても、自宅やコワーキングスペースなどで仕事をすることができます。ちなみにエージェントを利用する場合は企業に出社して働く形が基本になりますが、一部企業によってはリモートや自宅での勤務を許可しているところもあります。
2.短期間でスキルアップすることができる
2つ目のメリットは、短期間でスキルアップできることです。会社員の場合は担当する範囲がある程度決められていることが多いですが、WEB系フリーランスは仕事の幅が広くなることが多く、1つの仕事をこなすだけでも様々な知識を得ることができます。
3.自分のスキル次第で収入を増やしていくことができる
最後の3つ目は、自分のスキルがアップすればするほど、比例して収入も増えていきやすいことです。会社員の時よりも自分の頑張りがより報酬面に反映されやすいといわれており、フリーランスのエンジニアであれば数年で年収を100万円以上UPさせることも不可能ではないといわれています。
WEB系フリーランスになるデメリットや注意点
メリットだけではなく、デメリットや注意点についても整理しておきます。
1.基本的に自分1人での作業になるので孤独を感じやすい
1つ目のデメリットは孤独を感じやすいことです。企業に出社しない場合、だれとも会話せずにチャットツールでのやり取りだけで1日を終えてしまう可能性もあります。上手く気分転換をしないと精神衛生上よくないので注意しましょう。
2.エージェントなどを利用しないと収入が不安定になりがち
2つ目は、フリーランス向けのエージェントを利用しないと収入に波があることです。企業に出社する形が基本にはなりますが、エージェントを利用すれば収入が安定しやすくなります。フリーランスになることを考えている方は、エージェントの利用を検討してみてください。
3.営業から事務まで全て1人でこなす必要がある
最後の3つ目は、メインの専門業務だけではなく営業から事務まで全て自分1人でこなさないといけないことです。色々な業務に幅広く対応することが求められます。
ちなみにフリーランス向けのエージェントを利用する場合、こういった業務を代わりに担当してもらえるといったメリットもあります。
まとめ
今回はWEB系フリーランスの職種の種類と、WEB系フリーランスとして働くメリット・デメリットについて紹介しました。
エンジニアやデザイナーとして働くことを検討されている方は、フリーランス向けのエージェントを利用するとより安心して働くことができるので覚えておきましょう。