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【面接の苦手意識を克服しよう】

就活、転職の際に必要な面接ですが、苦手意識がある方も多いのではないでしょうか。いくら高学歴で資格を沢山持っていたとしても1番重要視されるのが面接での対応です。「対面すると上手く話せない」「緊張してしまう」とお悩みの方へ向け、本記事では面接対策として苦手を克服するための手助けをさせていただきます。

苦手意識は克服できる

あなたはなぜ苦手だと感じるのか考えたことはありますか?生まれ持った性格だから変えられないと諦めていませんか?結論から言うと、面接への苦手意識は克服できます。 そもそも面接が得意だという方はそれほど多くありませんので安心してください。みんな何らかの苦手意識がありその「苦手」に対して対策を行って面接へ臨んでいるのです。

苦手な理由【①緊張する】

日常生活で馴染みのない空間は誰しもが緊張します。普段人から注目されることはあまりないですよね。気を許した人なら普通に会話できるけど知らない人と会話をすることができないという人見知りの方も多いのではないでしょうか。集団面接などの場合3、4人の前で話さなければいけず周囲の目が気になり、面接での対応について何か思われているのではないかという不安が緊張に繋がります。

苦手な理由【②心配性】

面接では企業への志望度が高いほど「失敗したらどうしよう」と不安になることがあります。不採用だった後のことなど起こりうる不安要素を考え自信を無くすこともあるでしょう。実際に失敗をした経験があれば「同じことを繰り返すのでは…」と考えたり、自信があったのになぜか不採用になってしまったという経験からさらに面接に対して苦手意識を持ってしまいます。

また、面接へ臨む際受け答えを丸暗記していませんか?不安だからこそ完璧に覚えておけば問題ないということではありません。「完璧にいわなければ…」というプレッシャーや、覚えていたことを忘れてしまったということで焦ってしまい結果的に緊張へ繋がることになります。

苦手な理由【③話すのが苦手】

そもそも日常生活の中では家族や気を許した友達と話すことが多く、LINEやSNSの普及により丁寧な言葉遣いをする機会も減ったのではないでしょうか。思ったことを自分の言葉で、尚且つ正しい言葉づかいで伝えるのが苦手だと感じている人もいると思います。

特に面接の場面では、聞かれたことに対して瞬時に自分の考えを言葉にして伝えなければならず対応力や語彙力なども必要となってきます。順序だてて話すことができず1つの質問に対してあれこれ考えながら話しているうちに言いたいことがわからなくなるといったこともよくあるパターンの一つですね。

解決策【①緊張する】

面接は緊張するものとして臨みましょう。 適度な緊張は集中力を高めることにも繋がります。また、とにかく面接練習を行いましょう!つい聞かれるのが恥ずかしいなどの理由により練習をためらう方もいるかもしれませんが、面接自体の雰囲気だけでなく人と話すことに緊張をするということもあります。面接練習をする機会をできるだけ増やし、繰り返すことで受け答えもスムーズになりますし何より自信がつくことで緊張を緩和できます。

面接直前では、ストレッチと深呼吸も効果的です。本番では焦らずゆっくりと話すことを心掛けましょう。 緊張するとつい早口になってしまうと思いますが面接官の方も聞き取りづらくなりますし、緊張を増幅させてしまう要因となります。

解決策【②心配性】

心配性の人はありもしないことを考えすぎてしまうことがよくあります。まずは考えずに済むよう不安要素を取り除きましょう。 受け答えに関しては全て丸暗記するのではなく聞かれそうな質問を事前に調べ、答え方の要点だけまとめておきます。志望動機や自己PRのような質問される可能性が高いものに関しては面接練習などを通して慣れておくことが重要です。

当日は時間に余裕を持って、身だしなみや持ち物などにも気を付けます。面接以外のところで不安になってしまうと普段通りの実力が発揮できなくなります。

人間だれしも失敗はつきものです。実際就活生は平均15社面接をして1社採用される割合です。失敗してもいいやぐらいの心持ちで臨むと自然に対応できるかもしませんね。

解決策【③話すのが苦手】

面接では、簡潔に述べることを意識し「結論⇒理由⇒まとめ」の順序で話すことを心掛けましょう。 聞かれたことに対して思いついたことを長い時間をかけて答えてしまうと面接官の方も飽きてしまいますし、結局何が言いたいの?と思われてしまうかもしれません。もし、言葉に詰まってしまったら正直に「少し時間をいただけますか」と一言おいてから考えた方が印象がよくなります。

どうしても話すことが苦手だという方は笑顔で聞き取りやすい声量で話すよう意識をするようにしましょう。面接官側からしたら不安な表情をしている自信なさげな人を採用したいとはあまり思いませんよね。鏡を見ながら面接練習をするなど自分を客観的に見ることで気づく点もあると思います。

オンライン面接で注意すべき点

近年、感染症対策としてテレワークが増えるなか対面ではなくオンラインで面接を行う企業が増えてきました。対面より画面を通して行う面接の方が緊張しなくて済むと思うかもしれませんが、オンラインだからこそ気をつけなくてはいけない点もありますのでご紹介していきます。

・ネット環境が安定している所で行う

いざ、オンラインで面接を行うという時に不具合が起きてしまうと面接官の方を待たせてしまいますし、最悪の場合時間内に面接が行えないといったことになりかねません。事前につないでみて映像が途切れるようであればWi-Fiの導入などを検討しましょう。

・カメラアングルを意識する

上半身が見えるくらいの距離で、視線の高さにあわせるのがベスト です。低い位置においてしまうと見下しているように見えてしまうので注意してください。

また、背景ですが自分は気にしていなくても面接官の方は意外と見ています。何かが映っていたりすると面接官も気が散りますし、物が散乱していれば気遣いができない人だと判断されてしまう可能性もあります。

・部屋の明るさ、静かな場所で

部屋の明るさは画面越しに印象づけるのに非常に重要な要素です。部屋が暗いと顔や表情もはっきり確認することができませんし印象も暗く受け取ってしまいます。また、周囲の雑音が騒がしい環境も避けてください。できるだけ通常の面接と同じ環境を作ることができるよう努力しましょう。

・カメラを見る

慣れるまで大変かもしれませんが、モニターではなくカメラを見るようにしましょう。 つい面接官の方の顔を見て話したくなる気持ちはわかりますが、あなたを映しているのはカメラです。モニターや関係のないところばかり見ていると集中もできないのでなるべくカメラを見る癖をつけましょう。

・関係のないソフトは閉じる

パソコン上に関係のないソフトや携帯も含め、通知音がなる可能性があるものに関しては全て閉じておきます。 面接の進行を妨げないよう最低限のコンプライアンスは守るようにしてくださいね

さらに、オンライン面接では画面越しとなるため対面で面接を行うよりも受け答えも印象も伝わりづらくなります。より一層表情やしぐさを意識し、相手に伝わりやすい話し方、声量で話すように心掛けましょう。

まとめ

ここまで面接の苦手意識を克服するためにどうしたらよいか紹介してきました。面接を苦手だと感じる方はあなただけではなく沢山います。苦手だなと感じるだけでなくどうすれば実力を発揮できるのか、自分が苦手だと感じる要素を克服するためになにができるのかを今一度よく考えてみてください。しっかり自分にあった対策をすることで自信がつき採用に結びつくことでしょう。諦めず頑張ってください。読んでいただきありがとうございました。