支援対象地域:札幌、仙台、関東、愛知、関西、広島、福岡


はじめに

「継続力がない」「継続力をアップしたい」そんなことを考えたことが誰でも一度はあるはずです。私もそのうちの一人でなかなか継続ができないことを悩んでいた時期もありました。しかし今ではやりたいと思ったことは継続力を発揮し、最後までやり通す力を身に着けました。多くの同じように悩む人に、少しでもお力添えができるようにと思いこの記事を書いています。この記事で書いていることがすべてではありませんし、ご自身にあっていないかもしれません。ですが、少なくとも私はこの方法で実践して継続力が身についたという体験談をもとにお話させていただきます。どれか1つでも実践していただけると、効果を実感できるのではないでしょうか。それでは以下の「継続力は誰にでもある」をご覧ください。

継続力は誰にでもある

まず、あなたはなぜ継続力がないのでしょうか?また、なぜ継続力がないと考えているのでしょうか?実はほとんどの人には継続力がすでに備わっています。というのも、今あなたはスマホを持っていると思います。また、ゲームが大好きかもしれません。なんとなく触り始めたスマホ。気がついたら30分、1時間、下手すれば数時間経っているなんてことがあるかと思います。なにか別のことをやろうと思っているのもかかわらず、スマホやゲームに夢中になっているのです。これがまさしく継続力です。

「えっ!?」と思ったあなた。とても良い反応です。そもそもの考え方から変えていきましょう。他にやろうと思っていることがあるのに、別のことをやってしまう。そして別のなにかを継続してしまう。そうです。本当にやろうと思っていなかったことは簡単に継続できてしまうのです。ではその力を利用すれば、やろうと思っていることが簡単に継続できてしまうのではないでしょうか?以下では大まかに3つの継続力を高める方法についてご紹介していきます。

継続力を高める方法

取っ掛かりのハードルを極端に下げる

継続力がないというか、そもそもやり始めるまでに時間と労力がかかってしまう人は取っ掛かりのハードルを極端に下げるということからはじめてみてください。たとえば、資格勉強がしたいのにできないケースで考えてみましょう。普段、仕事をしているなら帰宅して、夕食を食べて、後片付けをしてお風呂に入って、スマホを見て、寝る。だいたいこんな流れになるかと思います。この中に資格勉強の時間を盛り込まなくてはなりません。「明日はこの章を終わらせるぞ!」と思っていてもいざ当日になると気乗りしません。「明日(今日)はこの章を終わらせるぞ!」だと「あんなにやらないといけないのか。。。面倒だな〜」と考えてしまいやすくなります。その結果、その日は1ページ進めるどころか、テキストをまったく開けることもなく一日を終えることになってしまいます。そうならないためには、資格勉強に取り掛かるハードルをグッと下げてみることを提案します。「一日1ページだけ進める」や「テキストを開けるだけでOK」など、その日一日のノルマを極端に下げてみるのです。それができたら「今日のノルマは達成!」というようにあらかじめ決めておくのです。本当に「テキストを開ける」だけで終了しても問題ありません。とにかく取っ掛かりのハードルを下げて下げて下げまくるのがポイントです。

上述したスマホやゲームの話を思い出してください。スマホやゲームはなんとなく触りはじめたら気がついたら長時間触っていた。という経験が誰しもあるはずです。この「なんとなく始める」はとてつもなくハードルが低い取っ掛かりになります。「なんとなく始める」と同じぐらいの取っ掛かりを資格勉強の際にも設定しておくだけで自然と毎日勉強している自分になっています。人の習性として、なにかやりはじめると、その後は集中して作業を継続する働きがあります。これを作業興奮といいます。この力を利用すれば、継続力がアップするはずです。

ご褒美をあげる

継続力をアップさせる方法としてよく知られた方法に「ご褒美をあげる」というのがあります。おそらくあなたも一度は聞いたことがあると思います。しかし、実際にこの方法を実践しているでしょうか?私は残念ながら、この方法は知っていたにもかかわらず実践していませんでした。甘いものやお菓子が好きな私は仕事中でもよくつまんでいます。頭を使ったために糖分が欲しくなり、甘いものを食べて気分転換し、「よくまた頑張るぞ」と気合を入れるためにも取り入れていました。もちろんこの方法でも良いのですが、資格試験などの目標があり、そこに向かって勉強をしたい場合は「この章が終わったらお菓子を食べても良い」「この問題が解けたらデザートを食べよう」というようにご褒美をあげるようにすると、とてつもなく頑張れます。要は「馬の鼻先に人参をぶら下げる」と同じことをするのです。ご褒美をあげてから頑張るのではなく、頑張ったからご褒美をあげる。ご褒美の順番を変えるだけで不思議と頑張れるものです。

目標を設定する

私が実践して継続力がアップした効果的な方法の3つめは目標を設定するです。「いやいや、そんなの当たり前だろ」とツッコまれるかもしれませんが、私は目標を立てるのが好きではありません。目標を立ててもだいたいが期間の割に目標値が高すぎたりと、計画倒れになりやすい傾向があります。自分自身を過剰に見積もってしまうんですよね。いや、できないわけではなく、できない日のことを考えず、タイトなスケジュールを組んでしまったりするのです。そのため序盤から目標までの計画に間に合わなくなるのです。話が脱線しましたが、計画の立て方はまたご自身で学んで頂くとして、目標は「最終目標」「中長期目標」「短期目標」など細かく設定したほうが良いです。この目標があるのとないのとでは、継続力に圧倒的に差が開きます。「最終目標」は言わずもがなで、成し遂げたい目標です。これを達成するために「中長期目標」も設定しましょう。またこの「中長期目標」を達成するための「短期目標」もしっかりと設定しましょう。目標自体は特に決まりはありません。ご自身の思う目標で良いでしょう。そしてその目標と合わせて設定してほしいことがあります。それは「息抜き」や「遊び」です。これは前述した「ご褒美をあげる」と同様のことですが、資格試験に合格することが最終目標なら、模擬試験で合格点を取るということが中長期目標だとしましょう。その目標を達成できたら、「カラオケで思いっきり歌う」や「友人とテーマパークに行く」など、自分がしたいことを設定しておきます。もちろん目標に達成できなかったら息抜きのご褒美はなしです。それが嫌なら必死に頑張るはずです。こうすることで自ずと継続力は身についてくるでしょう。

継続力は努力では続かない。楽しむことが大事

継続力を高める方法として私が特にこれはやったほうが良いと思うことは「取っ掛かりのハードルを極端に下げる」ことです。「作業興奮」という人間が持つ能力を使えば自然と継続力はアップします。そしてなによりも大事なのは楽しむことです。成し遂げたいことがあっても不快だと思うことは長続きしません。楽しいと思えることなら継続します。喜びを感じられるよう自分の状態を持っていくことが継続できる秘訣です。資格勉強でさっぱりわからない問題ばかりだと続きません。その場合は半分程度理解ができる、問題が解けるようなテキストに変えることで学習効率も上がり、継続力アップに繋がります。もちろんご褒美をあげることも忘れずに。努力しようとするのではなく、楽しくすることを心がけると継続力はアップします。

おわりに

継続力の高め方はいかがでしたでしょうか?実際に私が経験した方法で紹介させていただきました。もちろんこの方法が合わない方もいると思います。継続力はこうすれば必ずアップする、というものでもありません。楽しくないことを努力して継続するのではなく、どのようにすれば楽しく継続できるのだろうか?と考えてみてください。そうすると、自分なりの方法を見つけることができるでしょう。