支援対象地域:札幌、仙台、関東、愛知、関西、広島、福岡


0.はじめに

新卒で事務として勤めたいと考えている方は、志望動機に頭を悩ませているのではないでしょうか?面接でも試行錯誤することの多い志望動機、自分自身の希望とスキルを合わせて志望動機をまとめ上げることには苦労するでしょう。正直、ずっと事務を希望して就職活動をしていたわけでもないし・・・という方も多くいらっしゃると思います。今回は「事務」に就職を希望する新卒の方に向けて、求められるスキル別に志望動機を伝える例を簡単にまとめて解説していきます。

1.事務に求められるスキルとは?

事務職にも様々な種類がありますが、主に事務職に求められるスキルは以下の通りです。

・正確に処理できること

・ルーティーンワークが得意であること

・数字に強いこと

下記にスキル別に求めれる理由、志望動機の例を簡単に解説していきます。

・正確に処理できること

事務に限らず仕事に求められますが、事務職は書類の取り扱いが他の部署よりも多くなる傾向があることから、より正確性が求められます。他の部署が獲得してきた案件について数字の処理を求められたり、会議やクライアントに提出する書類の作成を行う際に、何かミスがあっては困ります。そのため、タイピングや変換ミスはもちろん、数字の計算やグラフの出し方、クライアントに提出する上で顧客Aの情報が顧客Bに渡ってしまうなんてミスが起きない様普段から正確に処理できること、確認もれを起こさない注意力が必要です。
特に事務職は表立っていない分、他の部署の補佐をする場面が多くなります。何かミスがあったときに顧客に謝罪をするのは営業職や他の部門になる分、正確に処理ができることは新卒であれどより求められるスキルです。もし新卒で志望動機を伝える場合は「普段から重要なことに対しては確認を怠らずに、正確に作業ができる様に勤めています。アルバイトでもミスがないことを褒められる経験が多いため、在学時に取得した資格を生かし事務職として勤めることで、様々な部署がサポートできる様な人材になりたいと思い希望いたしました。」と記載できるでしょう。

・ルーティーンワークが得意であること

事務職の多くは毎日行う作業が多くことがほとんどです。そのため、同様の処理を毎日繰り返すことができることは事務職に向いているスキルと言えるでしょう。
ルーティーンワークが得意であることのメリットは、同じ作業を忘れず、退屈せずに行えることです。そのため志望動機を伝える際には「ルーティーンワークが得意で、毎朝の行動や授業、趣味でも同じことを繰り返す作業を忘れずに行うことができます。顧客管理や入力作業を正確に行えると考え、ルーティーンを忘れず正確に行えることで業務に貢献し、新たな仕事も積極的に覚えていける事務職を志望致しました。」と伝えることが可能です。今までの生活でのルーティーンで忘れずに行っていることや、アルバイト、サークル活動でも忘れずに同じことを繰り返せるということを伝えることができればより良いでしょう。

・数字に強いこと

事務職においては数字に強いことは非常にメリットとなります。特に新卒でも数字の処理を行う資格を取っているならば、より志望動機は伝えやすくなるでしょう。さらに正確性もプラスされると事務職としては新卒でも重宝されます。
例えば「数字の処理を行うことには一定自信があり、資格も取得しております。処理のスピード、正確性を生かし、事務職としてスキルを生かした上で、仕事を円滑に進められる様成長していきたいと考え志望致しました。」と伝えることが可能です。新卒の場合でも、資格があることで面接の中で志望度合いの高さをアピールすることが可能です。他の部署の補佐や会社の数字を担う職として、桁が大きい数字でも正確に処理できること、何かミスがあったときに数字に違和感を持てることができれば、事務職としてのスキルを発揮することが可能です。

2.志望動機をわかりやすく伝えるには?

志望動機は履歴書、面接の受け答えでどちらも聞かれますが、履歴書の内容をただ読まずに若干言葉を足して話をするのが良いでしょう。もし面接の中で答える場合には「結論→理由→将来」の順で話すと面接官にもわかりやすく伝わるでしょう。履歴書に記載をする場合には「〜の為、御社を死亡いたしました。」と結びますが、話し言葉の場合には「〜と考えている為、新たな知識を取り入れて様々なことに挑戦し続ける人になりたいです。」と将来像を交えて話すと相手にもビジョンが伝わりやすいでしょう。

3.最後に

いかがでしたでしょうか。今回は新卒で事務職を希望する方に向けて、求められるスキル別の志望動機を簡単に紹介いたしました。転職者ではなく新卒者であるからこそ、「なぜ初めて働く場としてこの職種を希望したのか?」という部分が強く問われます。苦手な職種に就くというよりかは、今までの得意なところを生かしてさらに成長できる環境に身を置くことが重要です。事務職は正確性・数字を管理する立場として会社になくてはならない存在です。志望動機で迷う点も多々ありますが、簡単な参考例とともに自分の強みを合わせて伝える様心がけてください。新卒者の方がこちらの記事を少しでも参考にしていただけましたら幸いです。