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0.はじめに

面接で聞かれる場面の多い「自己PR」。1分程度で話す場合がほとんどですが、もし聞かれたら皆さんはなんと答えるでしょうか?自分自身の強みを話す場なので、自分の長所、得意としていることをテーマに話すことが多くなりますが、「好奇心」があることを1分以内で伝えるとしたら、どのように伝えると面接官の印象に残る自己PRになるでしょうか。本日は「好奇心」をテーマとした自己PRをする場合、相手にわかりやすく伝える方法を簡単に解説していきます。

1.相手にわかりやすく伝える構成とは?

自己PRが1分程度だとしても、話し方によっては相手を退屈させてしまうかもしれません。1分でも退屈をさせない様に、大まかに「結論→理由→将来」の3つに分けて話す様にすると、相手の印象に残りやすくなります。ここでいう結論は「自分は○○な性格です」と伝えることです。先に結論を伝えることで後々の理由が理解しやすく、最後の将来像で「どんな風になりたいか」が明確になります。緊張すると忘れがちなポイントになりますが、まずは「自分がどんな人間であるのか」を先に告げるだけでも自己PRの構成が分かりやすくなるため、「私は好奇心旺盛な性格です」と先に伝えることを念頭に置きましょう。

2.好奇心があることのメリットとは?

では次に、好奇心があることのメリットを整理していきます。

・新しいことが好き

・気になったことに迷わず挑戦できる

・知りたいことを探求する

大きく3つに分けて挙げたメリットを、自己PR用に肉付けをしていきます。

・新しいことが好き

新しいことが好きであるメリットは、「今までの先入観に囚われずに挑戦することができる」と言い換えることができます。また、転職者の場合は「今までとは全く違う仕事をすることで自分自身の知識を増やしていきたい」ということもできます。新卒の場合は「好奇心が旺盛なので、新しいことに積極的に挑戦していくことができます。仕事を着実に覚えていきながら、新しい技術や流行も学び、自分自身の知識もどんどんアップデートしていくことで社会に貢献していきたい」と伝えることができます。新しいことが好きであることを説明する際には、「新しい知識、新技術を取り入れることで自分自身も成長させていく」ことをテーマに自己PRをしていくと良いでしょう。

・気になったことに迷わず挑戦できる

迷わず挑戦できることのメリットは「物怖じしないこと」と言えます。特に長く勤めた際、今までと仕事のやり方が大幅に変更されると「今までこのやり方だったのになぜ今更変えるのか」と億劫になってしまう方も多くいることが事実です。その際に積極的にチャレンジすることで、先行投資効果の様にまだ誰も体験していない効果を先に感じることができます。また、性格のタイプによっては挑戦する場合に入念に準備するタイプもいますが、好奇心旺盛なタイプは準備をせずにまずは挑戦するという方が多い傾向です。もちろん準備が甘くなるデメリットもありますが、準備工程が削減されるとその分スピード感を持って挑戦できるため、誰よりも早く結果を知ることが可能です。このことを話す場合は「好奇心旺盛なタイプのため、気になったことに迷わず挑戦することができます。もしその場にいる人がやらなかったとしても、私が挑戦することで意外な結果や新たな可能性を見出して、常に成長し続ける環境を作っていきたいです。」と伝えることが可能です。「挑戦することの意味、可能性」をテーマにすると話しやすくなります。

・知りたいことを探求する

知りたいことを探求するメリットは「様々な可能性を考慮できる」ことです。もしそんなに興味のない事柄を調べるとなった際、様々な角度から考えるということは正直難しいかと思います。しかし好奇心があり「知りたい」と思ったことに関しては、様々な可能性を考慮し検証することが可能です。そしてそこから探求することで今までにない新情報を発見したり、他の人には見つけられない新たな可能性を発見できる場合があります。もし説明するとしたら「私は好奇心旺盛なタイプで、知りたいと思ったことはとことん探求します。めげずに探求し続けることで様々な可能性を見出し、新たな知識を取り入れながら進化し続ける人になりたいです」と伝えることができます。「継続力があること、可能性を見出せること」をテーマにすると話しやすくなります。

3.最後に

いかがでしたでしょうか。今回は好奇心をテーマとした自己PRをする場合の簡単な説明方法を解説いたしました。好奇心旺盛であることは新しいことに挑戦できること、興味を持ったことをとことん追求できることが大きなメリットです。自己PRをする中では、自分の性格をどんな風に生かしていけるか、生かした上でどんな人間になっていきたいかと簡潔に伝えることが重要です。歳を重ねるにつれ好奇心を持ち続けることは難しくなってくる傾向が多いため、好奇心旺盛であることを長所としている方は、ぜひ積極的に伝えて自己PRをしてみてください。こちらの記事が少しでもご参考になれば幸いです。