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個人事業や副業でのビジネスは儲かる?

この数年で日本における働き方が変わってきています。政府により副業が解禁&推奨されるようになり、政府の決定を受けて企業側でも副業を容認するというニュースを目にすることが増えてきました。

年金制度に対する悲観論なども聞かれる中、会社だけではなく個人でも稼げる収入の柱を複数持ちたいと思う方は増えています。しかし実際に個人で副業や開業してビジネスを始めたとして、本当に儲かる&稼げるのでしょうか?

結論から言うと、個人で事業や副業を始めることで儲かる&稼げるケースはあります。実例も多くありますので、これからしっかりと解説していきます。

個人での事業や副業ビジネスが求められる理由

現代社会で個人での事業立ち上げや副業が求められる理由はなんでしょうか?大きな理由の一つに日本社会全体の停滞感があります。景気の低迷により、労働者1人あたりに対する収入面での改善がなかなか進みません。そんな中では、個人で行える収入の柱を持つことが重要です。

そのため、労働者側は政府が公に推奨する副業や個人での事業立ち上げを行うことに活路を見出そうとしています。企業側も決して安くはない正社員の人件費を簡単に増やすわけにいきません。しかし、副業サラリーマンや個人で事業を行う労働者であれば「正社員」として雇わなくても彼らの経験やスキルを自社の仕事に活かすことができます。

つまり副業や個人事業を行う労働者は現在社会全体から求められる状態にあり、そのチャンスをうまく活かせれば、個人でも儲かる副業、儲かる個人事業を始めることができる状態になっているのです。

個人で儲けるために効率がいいのはエンジニア系事業

では、個人で儲かる事業や副業にはどんなものがあるのでしょうか?儲かるという点に注目して考えてみると、以下の点が重要です。

(1)効率的

(2)時間配分がしやすい

(3)移動する必要がない

(4)需要が多い職種&業種である

副業にしても開業して個人事業主として業務を行うにしても、効率的であることは重要です。1件あたりの単価が大きくても、時間効率が悪いと結果的に月の売上自体は低く、儲かるものも儲からなくなってしまいます。

時間配分がしにくい=拘束時間が長い、あるいは拘束時間が読めない仕事の場合は案件の見込みを立てにくくなってしまい、結果的に月ごとの売上金額に影響してしまいます。移動時間が無いという点も譲れません。東京や大阪などの大都市圏はもちろん、それ以外の都市でも移動時間というのは大きな負担です。移動中に生産性を上げるのはどんな仕事でも簡単ではありませんし、できないことのほうが大きいのが事実です。

需要が多い職種や業種を副業や個人事業に選ぶことも大切です。需要の多い仕事ができればその分儲かることになりますし、継続案件も捕まえやすくなります。需要の多い仕事をこなして案件を継続できるようになれば、副業から個人事業主への転換も可能になりますし、個人事業主としてすでにスタートしている場合は更に収入を増やせることになります。

上記4点を条件にしてみると、自然と職種や業種は絞られてきます。やはり現代において儲かる、個人でできる事業としてオススメなのはエンジニア系職種です。

どのようなエンジニア職種&事業が儲かるのか?

エンジニア系職種&事業は個人で行う副業などと非常に相性がいいのですが、具体的にはどのようなエンジニア職種を選ぶのがオススメなのでしょうか?

(1)Webエンジニア

オススメ商品やお買い得商品など、通販サイトで見るタイミングによって変わる表示内容や表示方法を設計・開発したり、Webサイト内で適切なタイミングによって動画や音楽が再生されたりするように最適化されたWebサイト上でのシステムを作り上げるのがWebエンジニアの仕事です。

Webサイトそのものの仕様書に従ってシステムやアプリケーションを設定するのが主な業務になります。Webサイト制作には動作が不安定になる可能性があったり、想定した動きができそうにないなどの可能性が付きものです。そんな時に、Webサイトを設計したWebデザイナーやクライアントと相談しながらシステムそのものを改修していく手助けをすることもWebエンジニアの大切な仕事です。

上記のような主に「見た目」に影響する部分を担当するのがフロントエンドエンジニア。サイトを訪れたユーザーなどの目に見えない、いわゆる「裏側のシステム」を担当するのがバックエンドエンジニアと呼ばれます。バックエンドエンジニアの場合はサーバーの処理や、お問合せフォームや購入画面などで入力された情報が正しく処理されるかどうかなどの動きが仕様通りに機能するかどうかをチェックし、実装していくのが主な仕事になります。

(2)Webデザイナー

WebデザイナーはWebサイト全体のデザインを作成して、サイト全体の構成やレイアウトを決め、最終的にWebサイトを形成するHTMLやCSSを使用してコーディングしていくのが主な仕事です。状況次第ではバナーやロゴ、アイコンなどの画像データデザインなども考慮しながらWebサイト全体がデザインコンセプトに対して忠実に作られているのかをチェックする業務も求められます。

黙々とPCに向かって作業するイメージを持たれがちなWebデザイナーですが、一緒に作業するプログラマーやWebエンジニア、さらにはクライアントとのミーティングなどを行うこともあります。そのため、技術力はもちろんのこと、相手と細かいニュアンスも含めて理解しあえるコミュニケーション能力も必要とされます。

求められる技術としては基本的にHTML、CSSやJavaScriptがあげられますが、画像や写真のデザインや加工についての調整や打ち合わせを行う仕事もあるため、PhotoshopやIllustratorに関する知識があると、より収入面での上乗せが期待でき案件も獲得しやすくなるでしょう。Webサイトには集客やマーケティングの機能が求められます。技術とコミュニケーションをベースに経験を積み、Webマーケティングの力を身につけていくことも可能な仕事だと言えます。

(3)マークアップエンジニア

HTMLやCSSなど、Webサイトの見た目を構成するコードを実際に組み込んでいく役割を担うエンジニアです。フロントエンドエンジニアと混同されることもありますが、厳密には違います。

Webデザイナーやクライアントが設計・デザインしたWebサイトの機能が滞りなく動き、クライアントの狙い通りの効果が出るようにコーディング内容を調整する役割も担います。いわゆるSEOの知識も使いながらコーディングする必要も出てきます。また、ユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスといった、Webサイトを訪れたユーザーが可能な限り長くサイト内に滞在し、クライアントが望む行動を起こしてくれるようにサイト全体を作り上げていくことが求められる仕事になります。

上記の3職種は個人で仕事を請け負うエンジニアも多く、実績と経験を積んでいけば着実に儲かるステップを踏んでいける職種です。

エンジニア系事業が儲かる&稼げるのはなぜか?

エンジニア系職種=IT系の個人事業や副業は、物販と違って仕入れなどの手間やコストがかかりません。そのため、個人で行う副業や事業の中では儲かる割合が高いと言われています。

2020年現在では新型コロナウィルスの影響もあり、個人か法人か?副業か個人事業か?に関わらず移動に制限がかかったり、他人と対面でやり取りをすることが難しくなっています。エンジニア系事業の場合は打ち合わせなどもオンラインで完結させることが他の業種と比較して容易ですし、在庫の仕入れなど初期投資やランニングコストが必要ないので儲かる確率が高いのです。

飲食業や観光業は2020年に入ってから打撃を受ける状況になっていますが、そんな逆境の中でもデリバリーに舵を切るレストランやカフェ、「密」を避けた個人プランなどを積極的に打ち出す旅館やホテルなども登場しています。新しい試みを始めるそれらの業種が必要な集客方法はインターネットを通じた広告展開になり、自前のWebサイトなどへ集客してアピールすることが主流になり始めています。

Webサイトを作成するためにはWebデザイナー、Webエンジニア、マークアップエンジニアなどが必要です。この分野は個人で副業として行っても案件が獲得できることが多いですし、開業届を出して個人事業主として生計を立てているフリーランスのエンジニアも多い分野です。結果的に儲かる職種ということでもありますが、現在の世の中から求められている仕事なので、今最もやりがいのある職種であり事業の一つであると言ってもいいでしょう。

また、Web系エンジニアの場合はクライアントも含めた関係者全員がWeb系の知識や技術に知見があることも多いです。そのため、リモートワーク用のツールや個人のエンジニアとの仕事の進め方をわかっている方と仕事ができる可能性が高いです。距離に関係なく働けるリモートワークで、個人として案件を獲得しやすいのもWeb系エンジニア事業の特徴でありメリットでもあると言えるでしょう。

今の世の中ではWeb系エンジニアも含めたITエンジニアの需要に対して、エンジニアの総数が追いついていないと言われています。需要の大きい分野だからこそ、参入する価値が高い事業だと言えます。

まとめ:個人で儲かる事業を始めるならITエンジニア系がベター

働き方が多様になってきている現在では数多くの新しい職種が生まれています。そんな中でも安定して仕事の案件が発生し、市場価格も相場が固まっているのがITエンジニア職の特徴だと言えるでしょう。個人で仕事をしても儲かるケースが多く、独立して個人事業主として働く人が多いのも特徴です。

最初の第一歩として触れることになるHTMLやCSSも、他のプログラミング言語と比べれば手を付けやすく、初心者が始めるにあたっても教材が豊富なため副業として始める人にも適しています。

この先の将来を見据え、個人でも儲かる副業や事業を考えている方は是非ITエンジニアを目指してみるのがいいでしょう。