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■そもそもWebエンジニアってどんな仕事をするの?

Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーション※1の設計・開発、およびリリース後の保守、運用を行います。Webエンジニアが開発しているものの例を挙げると、私たちが普段使っているスマートフォンに入っているアプリケーションやネットショッピングサイトが挙げられます。つまり、インターネットブラウザに接続されているほぼすべてのものにWebエンジニアが関わっていると言っても過言ではありません。

※1 インターネットブラウザから利用でき、Webサーバー上で動くアプリケーションやサービスのことを指します。有名なWebアプリケーションの例としては「YouTube」「Facebook」「Skype」などがあります。

Webエンジニアは「バックエンドエンジニア」と「フロントエンドエンジニア」の2つに分けられます。その違いはどういったものなのでしょうか。

■バックエンドエンジニアフロントエンドエンジニアの違い

簡単に言うと、フロントエンドエンジニアは「見える部分」を担当し、バックエンドエンジニアは「見えない部分(内部)」を担当します。もう少し2つの業務について詳しく見てみましょう。

・バックエンドエンジニア

WebサイトやWebアプリケーションにおいて、サービスを提供するためにハードウェアやOS、サーバーを選び、実装します。さらに、サーバーやデータベースの構築といった内部の処理部分の制作を担当します。使用する言語としてはJava・C++といったコンパイラ言語、もしくはPHP、Ruby、Pythonといったインタプリタ言語が挙げられます。OSとアプリケーションの機能の補佐を行うLinuxやMySQLなどのスキルも必要になります。

・フロントエンドエンジニア

WebサイトやWebアプリケーションにおいて、ユーザーの目に触れるインターフェースや操作部分の制作を担当します。ユーザーがサービス利用時に使用する端末はスマートフォン、PC、タブレットなど様々なので、それらに合った表示がされるようにデザインも行います。 使用する言語としてはHTMLやCSS、JavaScriptが挙げられます。最近ではJavaScriptをそのまま使うことは少なく、ほとんどの場合ライブラリやフレームワークを利用します。なお、デザインも担当する場合はPhotoshopやillustratorなどのスキルも必要になります。

■Webエンジニアの需要、増えてます!

インターネットブラウザで表示されるサイトはWebエンジニアが作成しているのです。よって、インターネットがある限りWebエンジニアの需要が無くなることはないと考えてよいでしょう。また、新たなWebサービスの開発を行うためにもWebエンジニアは必要なため、今後も需要が増え続けることが予想されます。

■未経験でもフリーランスのWebエンジニアになれる?

では、未経験でもフリーランスWebエンジニアになれるのでしょうか。 結論から言うと、未経験でもフリーランスWebエンジニアになることができます。その理由を見てみましょう。

①IT業界自体がかなりの人材不足

経済産業省が2019年4月に行った「IT人材需給に関する調査」によると、IT業界は全体的に人材不足であり、2025年には36万人ほど不足すると予想されています。 その中で特定ジャンルのエンジニアだけ人材が充足するということは考えにくく、Webエンジニアも不足が続くでしょう。

②Webサービスが増える=未経験者にもチャンスが増える

先述の通り、インターネットがある以上、Webエンジニアの需要は無くなることはありません。また、多くの企業が日夜Webサービスの開発に注力しています。そのため、1で挙げた人材不足も重なり、Webエンジニアは未経験者にも門戸が開かれやすい職種と言えます。現に今もフリーランスかつ未経験可のWebエンジニア求人が多数存在しています。

③ポートフォリオ(成果物)で自身のスキルをアピールしやすい

Webエンジニアの良いところは自分でWebサイトやアプリを制作できるところです。面接の際、個人で制作したWebサイトなどをポートフォリオとして提出し、未経験ながらスキルや努力が認められフリーランス契約を勝ち取ることも多々あります。

■フリーランスWebエンジニアに必要なこと

Webサービスは現在進行形でどんどん新たなシステムや機能が増えています。フリーランスの状態だと「会社で導入する新技術を学ぶ」と言う機会はありません。そのため、常に最新技術をキャッチアップしていく必要があります。

■まとめ

いかがでしたか。今回はフリーランスWebエンジニアになるために知っておいた方が良いことをまとめました。Webエンジニアは人気の職種であり、さらにフリーランスともなると大変ハードルが高いように感じる方もいるでしょう。しかし、時勢はWebエンジニアを求めています。自身のスキルを磨き、どんどん目標に向かって進みましょう。