ITフリーランスが考えておくべき年金

こちらでは、アプリ開発で持っている力を発揮したい、ITフリーランスの求人に応募して技術を磨いていきたいとお考えの方向けに、ライフプランの中でも重要な年金についてご紹介しています。

老後の資金は人生で重要

ライフプランニングに興味のある方ならば、「人生の三大資金」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?教育資金・住宅資金・老後資金の3つが挙げられます。幸いITフリーランスは第一線で活躍できる技術や人間性を磨き、積極的に求人を勝ち取っていくことができれば定年はありません。しかし、老後は誰しも必ず訪れるものです。フリーランスとして働けなくなったとき、生活を支えるお金として老後資金をどうやって増やすかが注目されています。

国内の年金制度

スマホのアプリ開発やITシステム構築に携わるフリーランスのSEは、個人事業主という扱いになります。老後資金というとまず年金を思い浮かべると思いますが、現行の制度上個人事業主がもらえるのは国民年金のみです。サラリーマンは厚生年金、公務員はプラス公務員共済があることを考えると最も老後の保障が手薄い被保険者となります。現行の制度だけではなく、自分で用意する方法を考えることも必要なのではないでしょうか。

どのように用意するか

フリーランスが老後資金をどのように用意するかを考えた際、「備蓄を増やす」「老後にもらえる額を増やす」という2つの方法が考えられます。備蓄を増やす方法は要するに貯蓄を増やすことです。預貯金だけでなく、不動産やその他様々な形での財産を保有、積極的に投資をするという方法があります。また、老後にもらえる額を増やす方法は国民共済や国民年金基金、民間の生命保険会社の積み立てなど、プラスアルファの年金が考えられます。

ライフプランがしっかりしているSEは自然と地に足がついた仕事ができるようになるものです。iPhoneをはじめとするスマートフォンが普及したことにより、AndroidやiOS対応アプリに対する需要は高く、アプリ開発に携わる求人件数も決して少なくはありません。目の前の求人に対して答えていくだけでなく、中期的・長期的な視点を持てるSEをぜひ目指してください。