Windows10でJavaをアップデートする方法

はじめに
本記事ではWindows10でJavaをアップデートする方法や、そもそもJavaとはなにか、Javaのバージョンの確認方法、アップデートすることで得られるメリットなども丸々説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもJavaとはなにか?
Javaは1995年にSun microsystemsにより初めてリリースされたプログラミング言語およびコンピューティング・プラットフォームで世界的に見ても人気が高く、普段利用しているサイトやアプリもJavaを使って作られています。有名どころでいうと、Twitterや楽天、オンラインゲームのマインクラフト、Blu-rayプレイヤー、AndroidアプリなどもJavaが使用されています。
このように色々なサービスで利用されているのでJavaをインストールしないと機能しないWebサイトや、アプリケーションが数多く存在します。そのためJavaをインストールした覚えがなくてもほとんどの場合、最初からコンピュータに設定されています。
Javaのバージョンの確認方法
アップデートする前に自分のPCのJavaのバージョンを確認してみましょう。まずJavaのバージョンの一覧を用意したので軽く確認してみてください。(J2SE0.5から「製品バージョン」と「開発者バージョン」に分かれ、異なるバージョン番号が付けられています。)
バージョン名 | 製品バージョン | 開発者バージョン |
JDK1.0 | 1.0 | |
JDK1.1 | 1.1 | |
J2SE1.2 | 1.2 | |
J2SE1.3 | 1.3 | |
J2SE1.4 | 1.4 | |
J2SE5.0 | 5.0 | 1.5 |
Java SE6 | 6 | 1.6 |
Java SE7 | 7 | 1.7 |
Java SE8 | 8 | 1.8 |
それでは自分のPCはどのバージョンがインストールされているか確認してみましょう。
手順は次の通りです。
- ①「コントロールパネル」を開く
- ②「プログラム」を選択
- ③Javaを選択
- ④「バージョン情報」を選択
するとバージョンの確認が出来ます。
Javaをアップデートする方法
ポップアップ通知が出た場合のアップデート方法
下図のような通知が来ている場合はそちらをクリックすれば自動的にインストーラーが起動します

Javaのアップデート画面が表示されるので「インストール」ボタンを選択し、あとは画面の指示に従っていくとインストールすることが出来ます。

Javaを手動でアップデートする方法
まずは自分のPCのJavaをアップデートする必要があるのかどうかを確認してみましょう。手順は先ほどバージョン確認するための手順とほぼ同じです。
- ①「コントロールパネル」を開く
- ②「プログラム」を選択
- ③Javaを選択
- ④「更新」をクリック
- ⑤「今すぐ確認」をクリック
以下のように「このシステムはすでに最新のJavaプラットフォームになっています。」と表示された場合はアップデートの必要はありません。

一方下図のように「Java Update利用可能」と表示された場合はアップデートの必要があるので「更新」をクリックし、画面の指示に従い更新しましょう。

Javaをアップデートするメリット
Javaをアップデートする主なメリットは2つあります。一つはウイルス対策です。上記したとおりJavaは非常に多くのシステムで活用されている言語です。もし欠陥があるとたくさんのシステムや消費者が被害を被る可能性があります。そのためJavaで深刻な脆弱性が見つかるとそれを修正したアップデートが公開されます。これによりウイルスに感染するリスクを減らすことが出来ます。
もう一つのメリットは性能を向上させることができます。Javaでは速度の向上や新機能の追加などが常に行われているため、新しいバージョンのJavaを使うことで高速かつ安全にサービスを提供することが出来ます。そのため新しいバージョンのJavaにアップロードしないとwebサイトやソフトウェアを利用する際に不具合が生じる可能性があります。
自動でJavaをアップロードする方法
わざわざ手動でJavaをアップロードするのがめんどくさいという方もいると思いますので、自動でアップロードする方法もご紹介します。操作は先ほどと変わりません。
- ①「コントロールパネル」を開く
- ②「プログラム」を選択
- ③Javaを選択
- ④「更新」をクリック
- ⑤「更新を自動的にチェックします(推奨)」にチェックを入れる
これで自動的にJavaがアップロードされるようになったのでわざわざJavaのバージョンを確認したり手動でアップロードしたりする必要がなくなりました。
おわりに
Javaとは何かの説明から始まり、バージョンの確認方法、アップロードする方法、アップロードするメリット、自動でアップロードする方法をご紹介させていただきました。上記でも記した通りアップロードは脆弱性を修正したり高速化、新機能の追加など必要な要素が含まれています。そのためこの記事を参考にして、Javaのアップデートを行ってみてください!