コンピューターに導入されてる「Java」が最新であるか確認の仕方

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コラム
コンピューターに導入されてる「Jav

1.はじめに

「Java」に限らず、ことプログラミングの世界においての技術というものは日々進化し、どんどん発展し続けていくモノです。技術発展の波に乗り切れず、遅れて後を追い続けいざ追いついた時それが「廃れた記述になっている」ということもしばしありえます。今回は、技術進化に遅れないとらないためにも、「Java」の基本から最新のバージョンの確認についてご紹介していきます。

2.そもそもJavaとは

1.Javaとは

「Java」は、あらゆる環境で使用することができる言語です。主に「システム開発」「Web開発」「アプリケーション開発」など、多岐にわたるあらゆる開発現場で利用されています。特に規模の大きいシステム開発やAndroidアプリの開発を得意としています。
Javaの最大の特徴は 「Java仮想マシン」と呼ばれる 「JVM(Java Virtual Machine」で稼働しているという点です。その名の通り、Javaのために疑似的に作り出された環境上でJavaは動作します。この環境が整っているコンピューターであるならば、どんなコンピューター上でも稼働することが可能です。つまりOSがMacでもWindowsでもLinux系であろうと動作することが可能ということです。とはいえ、「JVM」がないコンピューターで、稼働するということはありません。

2.Javaの「種類」

「Java」にはいくつかの種類が存在し、それぞれが開発や動作するのに必要な「役割」を担っています。以下はその種類になります。

・JRE:Java Runtime Environment

Javaアプリケーションの動作に欠かせないソフトになります。主にJavaで書かれたプログラム(Javaアプレット)を動かす際に必要となります。

・JDK:Java Standard Edition Development Kit

「Java開発キット」を指し、中には「JRE」も含まれているため、これからJavaを活用して開発をする方はこちらを選択するといいでしょう。後述の「SE」を使ってJavaを記述するのに必要となります。また、統合開発環境「IDE」との相性がいいため、これとあわせて使うことでより開発の幅が広がります。

・SE:Standard Edition

開発に必要となる最低限の機能のみを有した簡易キットになり、アプリケーション開発時には「JDK」をインストールしておく必要があります。使用場面は主に、パソコン上で動作するゲームや便利なソフトの作成です。

・EE:Enterprise Edition

上段の「SE+拡張機能」で構成されたモノつまりは、「SEを元にしてサーバーサイドの機能を追加した「SE」」になります。これにより、webサイトの構築やWebアプリケーションの開発を行うことが可能になります。EEの主な使用場面は、Webサイトのおいてあるサーバーがユーザー当てにサイト情報を送る際に使用します。具体的にいうと、ネットショッピングなどの会員登録や、ネット通販などで売られている商品をカートに入れるなどの処理です。

3.Javaの確認方法

1.Javaのバージョン確認

以下は、コンピューターにインストールされている「Java」のバージョンが「最新」であるかどのバージョンがインストールされているかの確認の方法です。

以下は「Windows 10」で「Java」のバージョン確認の方法です。

1.Windowsの「スタートメニュー」を開きます。
2.開いたプログラムリストの中にある「Java」ファイルをクリックします。
3.ファイル中にある「Javaについて」を開くことでJavaのバージョンが最新かの確認を取ることができます。

以下は「Mac」で「Java」のバージョン確認の方法です。

1.「システム環境設定」を開きます。
2.開いたら「Java」アイコンをクリックします。
3.クリックしてしばらくすると「Javaコントロール・パネル」が立ち上がります。
4.立ち上がったら「コントロール・パネル」の中にある「バージョン情報」をクリックします。
5.そこで「Java」のバージョンを確認することが可能です。

以下は「コマンド」で「Java」のバージョン確認の方法です。Windowsであれば「コマンドプロンプト」、Mac、Linux系であれば「ターミナル」にコマンドを入力することでバージョンの確認ができます。

1.Windowsであれば「コマンドプロンプト」、Mac、Linux系であれば「ターミナル」を立ち上げます。
2.立ち上がったら次のコマンドを入力します。
3.「java -version」
4.コマンドの入力ができれば「エンターキー」を押します。
5.押すとコマンドが起動して実行結果を表示します。

3.まとめ

「Java」の概要からインストールされているバージョンが最新であるかの確認方法についてご紹介しました。いずれも「GUI操作」「CUI操作」で確認を取ることが可能です。また「Java」をバージョンを最新版にアップデートすることで、発見された虚弱性を修正し、そこを突いた外部からの攻撃を防ぐことができるので、必ずアップデートを行いましょう。