Java64ビット版とはなにか32ビットとの違い

Javaをインストールしているときにビットを選択してインストールしてと言われませんでしたか？自分のコンピュータが一体どんなビットをインストールしているのか分からずにインストールを拒んでしまう人もあると思います。わからないことだらけだと不安になるのでまずはJavaとはなにかビットとは何か紹介していきます。

Javaとは

ビットについて触れる前にまずJavaがどのようなことを目指して使用するかを説明します。Javaがなぜここまで人気が高いのかというと、「Javaは多くの現場で使われていること」、「汎用的でOSに依存しない」などの理由があります。 OSに依存しないという点は重要で、作成したソフトが動く環境を考えるというのはプログラマーにとって大変な問題です。 macOSなのかWindowsなのかでさえもとても重要な問題です。 そんな中でも安定して動作するプラットフォームを提供してくれるJavaという言語は人気が高いといえるでしょう。実際、Googleが開発に用いている「Google三大言語（Java、C++、Python）」の一つでもあります。応用力がある言語として昔から根強い人気を誇り、日本でも昔から変わらず人気が高い言語です。ちなみに、Javaによく似た名前のプログラミング言語に、JavaScriptがあります。実はこの2つ、名前こそよく似ていますが、全く別のプログラミング言語です。Javaは業務システムやWebサービス、Android向けアプリの開発に使われますが、JavaScriptはWebブラウザで上で色を変えたり、ポップアップ表示をさせるというような、動きがあるWebページの開発に使われることが多い言語です。

64bitと32bitの違いは？

ビット（bit）とは情報の単位のことです。
32ビットは2の32乗、64ビットは2の64乗の情報を一度に処理できるということをあらわします。
32ビット版と64ビット版の違いは、メモリーやドライブ（HDDなど）の容量の上限が挙げられます。32ビットはメモリ容量3ギガバイト前後HDD容量2テラほど認識でいます。64ビットは32ビットのほぼほぼ2倍使用できます。このようにシステム的理由でパワーが決まっているので64ビットのWindowsOSと32ビットのWindowsOSのPCでは大きく性能が変わります。32ビット版は最大2～4GBまでしかメモリーを認識できず、実際にOSで利用できるメモリーはさらに少ないといわれています。 64ビット版では製品により異なりますが、おおよそ8GB～2TBのメモリーの利用が可能となります。メモリーの容量が大きくなると、動画や画像の編集など、処理能力を必要とする作業が快適に行なうことができます。処理性能に差があるので気をつけましょう。

Windows 10での確認手順

Windowsメニューを表示し表示されたメニューから[コントロールパネル]をクリックします。そしてコントロールパネルの右上に表示されている[表示方法]が[カテゴリ▼]になっていることを確認し、[システムとセキュリティ]をクリックします。表示方法が別のものになっても該当するものを選択することができるなら問題ありません。次にシステムを選択します。[コンピューターの基本的な情報の表示]という画面が表示されますので、一覧から[システムの種類]と記載されている部分を確認します。「32ビット オペレーティング システム」と表示されている場合は32ビット版を、「64ビット オペレーティング システム」と表示されている場合は64ビット版を使用しています。macOSの場合はお使いのプロセッサによりビット数が異なりますので、別の方法でプロセッサ名を確認してください。

64bitと32bit　どちらがいいのか？

一度に大きなデータが扱えるようになるといっても、所詮実メモリが少なければ同じ事なので、64Bit版を導入するメリットは少なくなります。どちらもメインメモリがより多く必要になりメモリ量に制限がある32Bit版よりも、より扱えるメモリサイズの大きい64Bit版が優位になります。結局は使っているコンピュータのスペック次第ということになります。

まとめ

自分が使っているコンピュータの性能を知ることは非常に大切になことです。ネットサーフィンだけでは意外と性能に意識が行きません。ふとしたときにPCゲームなどをしようと思ったときに性能が足りなかったりJavaのインストールのように自身のコンピュータのビットを聞かれたりするので把握しておきましょう。意外なことにプログラミングにはあまり性能は必要ではありません。なので無理して高いコンピュータを購入する前にまずは必要な書籍や技術を習得できる環境に投資をするべきでしょう。冷静に焦らず学習を進めていき少しずつ知識を集めていきましょう。