Java Updateのエラーが起きる原因と解決策

みなさんはWindowsの通知から「Java Update利用可能」というお知らせが来たことはありませんか？

今回はこちらの解決方法をご紹介します。

Java Updateのエラーが起こる原因

タスクバーやWindowsの通知からJavaのアップデートを行おうとすると

「スクリプトエラー　 このページでスクリプトエラーが発生しました。 このページのスクリプトを実行し続けますか？」

というエラーが発生します。

実はこちらの現象が起きてしまった場合、Java Updateを正常に行うことができません。

理由として、
【OSがWindows10のバージョン】
【2019年7月までJava Updateを行っていない】
この2つに当てはまるとスクリプトエラーが起きてしまいます。

解決策としては残念ながら「Javaを再インストールし直す」しか方法はありません。

ですのでJava公式ホームページからJavaのインストーラーをダウンロードしてください。

インストール中に、
「最新ではないバージョンが検出されました。」
という表示が出るかと思いますが、古いバージョンは不要なので指示に従ってアンインストールしてください。

その後無事にインストールできれば完了です。お疲れ様でした。

そもそもJavaを最新バージョンにする必要あるの？

確かにJavaは最新バージョンにしなくても動きますし、上記で解説したような再インストールをするのも面倒ですよね。

ですがJavaは常に最新バージョンにしておいたほうが良いです。

理由は2点で、
・セキュリティリスクの増加
・性能の低下、システムが不安定になる
これらのリスクが発生してしまうので必ず最新バージョンにすることをおすすめします。

次に上記2点の解説をしていきます。

１.セキュリティリスクの増加

Javaはみなさんが思っている以上に様々な場面で使われています。

例えば、
・Webサイト
・Twitter
・ECサイト（楽天など）
・ゲーム
・FXや株価のサイト
などなどJavaはネットを利用する上で欠かせない存在です。

そしてこれだけ多くの場面で使われているがゆえに、ウイルスやハッキングの対象にされやすいということです。

ウイルスはパソコンの利用者に気付かれないように裏でこっそりと活動するため、原因がわかるまで相当時間がかかってしまいます。

ウイルスの種類によっては、
・パソコンの動きが遅くなる、起動しなくなる。
・ランサムウェアに感染して金銭を要求される。
・パソコンが乗っ取られて勝手にメールを送信される。
・パソコンが乗っ取られてサイバー攻撃の加害者になってしまう。
・個人情報が流出する。
などウイルスにかかってしまうと良いことは一つもないので、感染してしまう前にアップデートは常にしておきましょう。

２.性能の低下、システムが不安定になる

Javaは常にアップデートで性能を向上させているので、アップデートすることでパソコンの処理速度や安定性が向上します。

アップデートせずに古いバージョンのままJavaを使用していると、最新バージョンに対応したアプリやサービスの動作が重くなったり、利用できなくなることもあるので、これらに心当たりがある方は必ずアップデートを行いましょう。

Javaの自動更新は無効にしないこと

Javaの自動更新を有効にすると、パソコンを立ち上げるたびに通知がきたり、ネットサーフィンや動画を見ている最中にもお知らせがきたりと、正直目障りだと思います。

今このサイトを見ている方も自動更新を無効にしたりアップデートが面倒くさいから放置しているという経験があるはず。

ですが先程説明したようにアップデートをしなければ常に危険にさらされるリスクがあるので、面倒だとしてもアップデートはしておきましょう。

また、現在のJavaの自動更新が適応されているか確認してみましょう。
1.Windowsの「スタート」メニューを起動します。
2.「すべてのアプリ」をクリックします。(Windows10の場合)
3.「Java」プログラム・リストを選択します。
4.「Javaの構成」をクリックしてJavaコントロール・パネルを起動します。
5.「更新」タブをクリックして、設定画面にアクセスします。
6.「更新を自動的にチェック」のチェックボックスを選択します。

更新スケジュールを変更したい場合は以下になります
1.Javaコントロール・パネルの「更新」タブで、「詳細」をクリックすると、「自動更新の詳細設定」ダイアログが表示されます。
2.Java Updateの頻度と日時を変更します。（更新頻度は毎日、毎週、毎月の中から変更できます）
3.「OK」をクリックすると、通知が来るのでその時点で完了されます。

Java Updateは常に最新バージョンにすること

最後にJava Updateを最新バージョンにしたほうが良いまとめです。
・最新バージョンにしておかないとセキュリティリスクやパソコンの性能が低下してしまう。
・Javaの自動更新は無効にしないこと。
・面倒くさがらずに更新する。
Javaの再インストールが完了したら常に最新バージョンにしてくださいね。