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ITスクールに通えば簡単にエンジニアになれる!

はじめに ~ エンジニアになりたい方へ ~

エンジニアって何?

本記事を読んでいる方は、エンジニアという仕事に興味がある方、エンジニアへの転職を考えている方がほとんどだと思います。ここ数年、注目されることが増えてきた職種です。気になっている方も多いでしょう。注目の理由はもちろん「リモートワークができるから」「好きな時間に働けるから」「簡単に高収入が実現可能だから」と言った理由でしょう。昨今ではITスクールが一度にたくさん創立されていて、広告もたくさん打たれていることもあり、実際に利用を検討されている方もいると思います。YouTubeの広告などには「〇〇〇〇::〇〇〇〇でエンジニアを目指しましょう!」と言ったようにスクールの宣伝がたくさん出てきます。しかもスクールに通えばさも簡単にエンジニアになれるかのように宣伝しているところもあり、錯覚を覚えている方もいます。現実問題として、本当に簡単になれるのかという点、自分に向いているかは今一つ不明瞭です。ITスクールを検討する前に、本記事ではまずこの疑問点を探ってみたいと思います。

エンジニアになるためには? ~ 必要な知識と技術 ~

冒頭でも簡単に触れましたが、現実問題として、簡単にエンジニアにはなることができません。なぜなら、実際にエンジニアに求められる能力というものは、スクールに1週間通った程度で身につくほど狭いものではないからです。皆さんが想像する以上に広いのです。

以下に、求められる様々な知識の一部をまとめてみました。

    エンジニアにできる限り求められる知識の"一例"
  • ・Ruby・Python、Go、Java、PHPなどのプログラミングスキル
  • ・HTMLやCSS、JavaScriptなどのフロントエンドのスキルと知識
  • ・フレームワークの知識(Ruby on Rails、React、Laravelなど)
  • ・環境構築方法
  • ・各種ビルドツールやタスクランナーの知識
  • ・パッケージマネージャの知識(npmなど)
  • ・インフラ知識
  • ・ターミナルを操る能力

これらの知識、一人で身に付ける自信がありますか?

皆さんこれらの能力をたった数週間で学びきって、プロのエンジニアとしてデビューすることができるとお考えでしょうか?まず持って難しいですよね?しかもこれはほんの一部分です。これらを見たら少なくとも「簡単に」とは感じないでしょう。逆に言えば、これだけ要求される能力が多いということが希少価値が高いということの証明でもあるのです。学習価値も当然高く、市場価値が高くなるのは当然というわけです。これらの学習を一人で行うのは、費用面でも、精神面でも非常に大変で、さらには膨大な時間を要してしまいます。無理に独学で頑張ろうとした結果うまく進めることができずに潰れてしまい、かけた時間とお金をドブに捨てる人が後を立ちません。それでも、高収入を実現する為なら、挑戦しがいのある職種だとは思います。

上記を読んでもエンジニアになって高収入を目指したい方は、次の項目を読んでみてください。

なぜ、簡単に高収入を実現したいのか?

そもそもどうして簡単に高収入を実現する必要があるのかを考えてみましょう。世の中には様々なお仕事があります。公務員、飲食、アミューズメント、不動産、保険、建築、医療介護、他。個人の能力次第で好きな仕事に就けます。しかし、働く人には共通してある悩みがあると思います。それは

" 収入があまりにも少ない "

特に介護や福祉、保育士など、業務量の割に収入が著しく低いことがよく話題に上がります。他職種であっても、長時間の残業をこなしているのにもかかわらず非常に少ない収入でこき使われている方も多いのが実情でしょう。

なぜ収入は低くなるのか

残業時間が足りないから?上司に認められるだけの頑張りが足りないから?このように考えている方は、いつまでも給与は低いままにこき使われる"奴隷"です。そしてこの状態から抜け出すことは非常に難しいです。なぜなら、「自分に裁量がない状況が当たり前になっている」からです。「自分で仕事を決め、自分で単価を決め、自分の責任で持って働く」ということが出来ていません。その上、今置かれている現状に違和感を覚えず自分はどこかに所属して歯車として生きるのが全てだと思い込んでいるのです。企業からしたらカモ同然であり、「どんなに低く評価されても文句を言わない都合の良い歯車」としか思ってもらえません。

皆さんも経営者の立場で考えてみましょう。どんなに低い待遇でも文句一つ言わずに長時間働いてくれるような人に、お金を払いますか?頑張ったからご褒美なんてものは甘い考えです。節減できる経費はどんどん削っていくことこそ経営者に求められる責務です。余計な人件費を削って自分の懐に入れるお金を増やしたいと誰しもが思っているのです。ゆえに「自分の裁量で仕事をコントロールできない」「誰かに仕事をコントロールされている」ことはつまり、低収入に直結するということなのです。にもかかわらず、どうでしょう?みなさんは自分で何か現状でからを破るようなこともせず、ただ毎日毎日仕事に対して愚痴をこぼしていませんか?

インフルエンサーが言う「簡単に高収入を実現できる」は本当?

インフルエンサーが以下のような発信をしているのをみたことがあるでしょう。

エンジニアになれば、簡単に高収入を実現できて、好きな時間に働けます!

安い収入で死ぬ間際まで働かされている皆さんにとってはとても魅力的な言葉に感じると思います。今まで自分たちが身を削って得た収入の何倍も、簡単に得られてしまうのですから。しかしながら、その道のりは言うほど簡単ではありません。そのような話には必ず裏があるものです。しかしながら事実として「残業ゼロ」「週40時間未満の就業」「月単価100万円以上」と言った人は存在しています。皆さんが理想とするような「残業一切しない」「週40時間未満の就業」「月単価100万円以上」のエンジニアは大体がフリーランスか、あるいは自分で会社を経営している層です。つまり「自分の裁量で仕事をコントロール」できるというワケです。一方、「残業が多い」「激務」「安月給」と言った一昔前のイメージ像のエンジニアと言うのも存在します。。しかしそれは前述したとおり「自分の裁量で仕事をコントロール」できないエンジニアということです。どこかの企業に属するエンジニアは大体このようなエンジニアです。残念ながらこの状態では高収入を実現することは不可能です。

皆さんが目指すべきは「起業」もしくは「フリーランスエンジニア」になることです。ですが起業するのはそれなりの計画性が必要ですし、失敗したときのリスクが大きいため、少なくともこの記事を読んでどうするかを悩み込んでしまうような人には起業はオススメできません。まずはフリーランスエンジニアを目指してみるのがオススメです。フリーランスエンジニアになるために、今までの愚痴をただこぼして会社の歯車として人生の貴重な時間を浪費する情けない今までの自分から脱却し、学習をスタートさせてみませんか?...そうは言っても、実際に何から手をつけていいのかがわからないのが現状だと思います。

そこで役に立つのが「ITスクール」です。

~ ITスクールのメリット ~

自分で考えなくても、カリキュラム順で学習するだけでスキルが身に付く

スクールでは「どの順番で」「何を」学習するかをカリキュラムに任せることができます。前述の通り、エンジニアになるためには幅広い知識とスキルを身につけなければなりませんが、どうしても学習の順序と言うものは存在します。この学習の順序は、初心者エンジニアが独学で学ぼうとすると、選択ミスをする可能性がグッと上がってしまうのです。しかしながら、ITスクールであれば洗練されたカリキュラムを謎っていくだけでスキルが身につきます。加えて、自分の興味のある分野を中心に学習できるスクールもあります。(例えばRuby特化型コースや、インフラコースなど)。

転職先の斡旋をしてくれる

さらに優良なITスクールであれば、関連企業への就職斡旋を行っているITスクールも存在します。このような就職斡旋を行うようなITスクールは企業との営業力やパイプが強く、誰もが名前を知るような優良企業への合格実績を持つといった例も非常に多いです。もちろん目指すところは高単価のフリーランスではありますが、仕事のやり方を覚えるという意味では、学習目的と割り切って1年程度だけ「踏み台」として企業を経験してからフリーランスになるという人も多いです。そういった目的で関連企業への就職活動を行うということはおかしなことではありません。学習をしながらの就職活動は非常にハードです。面倒な転職活動はITスクールに全部任せてしまうことができる、これがITスクールのメリットと言えるでしょう。

転職活動用のポートフォリオを作れる

エンジニアとして働くには、成果物、つまりポートフォリオが求められるケースが非常に多いです。顧客としては実力のわからないエンジニアに仕事を依頼するリスクというものは大きいため、依頼するエンジニアがどの程度のものを作れるのかを知るために、ポートフォリオの質を持って仕事を依頼するかを判断するのです。フリーランスでなくとも、エンジニア転職のためにポートフォリオを求められると言うのは珍しくありません。しかし、学習をしつつ働きながらポートフォリオを作る、転職活動も行うというのは大変です。

ITスクールの課題はそのままポートフォリオとして使える!

ITスクールに通えばそのような問題は簡単に解消されます。ITスクールの課題では、「Ruby on RailsでTwitterのクローン」や「クックパッドクローン」など、実際のWEBサービスをモデルとした作品を作るような課題が出ることが基本です。ITスクールの課題はそのままサービスとして世に出せるものであり、"heroku"などにデプロイすれば、そのまんまポートフォリオとして使うことができるのです!面倒なポートフォリオを作成する手間をITスクールで学びながら作れるので、非常に価値があると言えるでしょう。

ITスクールに通うために仕事を辞めるべき?

挑戦しない人は何も手に入れられない

無謀に計画もろくに立てずに仕事をやめてしまうのはお勧めできません。完全未経験者がプログラミングに手を出してみたものの、やはり向いていなかったという人は存在します。しかしながら、何もしない人は永遠にその状況を変えることはできません。低収入で、ひどい残業をしている、その状況を変えたくてエンジニアへの転身を考えたのではないでしょうか?もちろん挑戦しないということも手段の一つです。失敗を恐れ、今の苦しいルーティンワークを永遠に繰り返しながら老後を待つのも人生だと思います。ただ、それに納得できるかは、ご自身が一番わかっているのではないでしょうか?これをどのように感じるかはみなさん次第です。今の生活からさらに悪化することを恐れ、挑戦しないで今の生活を維持するというのも選択肢としてはありでしょう。それでみなさんがどのように感じ、後悔せずに過ごせるかはみなさん次第です。

いかがでしたか!?

ITスクールで学習しきって仕舞えば、残りの人生を高収入かつ悠々自適に過ごせる、そんな人生の可能性を考えたら、何もしない人生とは今すぐおさらばするのも良いでしょう。ITスクールは、愚痴ばかり言って何も行動しないあなた自身を変えてくれる場所にもなる...まず一歩、勇気を持って踏み出して、エンジニアライフを過ごしてみてください。