String型(文字列)の文字数を取得する方法~JavaScript、Java、C#編~
String型
プログラミング言語には文字を扱うためにString型、Stringクラスというものがあります。プログラムやアプリケーションを作成する時、文字を扱う為のStringはよく使用されるものです。文字を扱っている時、文字列の文字数が知りたい時が出てくるでしょう。
ここではJavaScript、Java、C#で文字数を取得する方法を紹介します。
JavaScriptで文字数を取得する方法
JavaScriptで文字数を取得するにはstring.lengthプロパティを使用します。
string.lengthプロパティの基本構文
文字列.length
上記コードが基本構文となります。
「.length」を使用すると全角半角区別なく文字をカウントします。また空白もカウントします。
数値に使用するとundefinedが返ってくるため、stringに変換する必要があります。
サンプルコード
'use strict'
let str ="こんにちは"
let str2 = '名古屋 東京';
console.log(str);
console.log(str.length);
console.log(str2);
console.log(str2.length);
実行結果
こんにちは
5
名古屋 東京
6
「console.log(str.length);」を使用し、strの文字の長さ(文字数)を取得し表示しています。
次に、「console.log(str2.length);」を使用しstr2の文字の長さ(文字数)を取得し表示しています。
このようにJavaScriptではstring.lengthプロパティを使用することで文字列を取得することができます。
Javaで文字数を取得するには方法
Javaで文字数を取得するにはStringクラスのlength()メソッドを使用します。
lengthメソッドの基本構文
int 変数名 = String型の変数名.length();
上記コードが基本構文となります。
length()メソッドは文字列の文字数を返します。また、length()メソッドはint型で文字数を返すためint型の変数宣言をする必要があります。
文字列内に空白がある場合は空白もカウントします。
サンプルコード
class Sample{
public static void main(String[] args){
String str = "こんにちは";
int result =str.length();
System.out.println(str);
System.out.println("文字数は" + result);
System.out.println();
String str2 = "東京 大阪";
int result2 =str2.length();
System.out.println(str2);
System.out.println("文字数は" + result2);
}
}
実行結果
こんにちは
文字数は5
東京 大阪
文字数は5
「int result =str.length();」でstrの文字数を取得しています。
「int result2 =str2.length();」でstr2の文字数を取得しています。
そのため実行結果のように表示されます。
このようにJavaではlengthメソッドを使用することで文字列の文字数を取得することができます。
C#で文字列の文字数を取得する方法
C#で文字列の文字数を取得するには、String.Lengthプロパティを使用します。
String.Lengthプロパティの基本構文
文字列.Length
上記コードが基本構文となります。
「.length」を使用すると全角半角区別なく文字をカウントします。
using System;
public class Sample
{
public static void Main()
{
string str ="Hello World";
int result =str.Length;
Console.WriteLine("「{0}」は {1}文字 です", str, result);
string str2 ="HelloWorld";
int result2 =str2.Length;
Console.WriteLine("「{0}」は {1}文字 です", str2, result2);
}
}
実行結果
「Hello World」は 11文字 です
「HelloWorld」は 10文字 です
「int result =str.Length;」でstrの文字数を取得しています。
「int result2 =str2.Length;」でstr2の文字数を取得しています。
2つの違いは空白があるかないかです。空白もカウントするため「Hello World」は11文字となります。
そのため実行結果のようになります。
このようにC#ではString.Lengthプロパティを使用することで文字列の文字数を取得することができます。
まとめ
JavaScript、Java、C#で文字列の文字数を取得する方法を紹介しました。
共通してlengthを使用して文字数を取得していますが、プログラミング言語によって記述の仕方が変わるため注意が必要です。
またlengthはRubyなど他のプログラミング言語でも使用されています。