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自由業の主な職種

近年急激なインターネットの普及によって、自由業の職種も幅広くなってきました。
自由業にはさまざまな職種がありますが、特に注目が集まっている職種をご紹介します。

ライター

ライターとは、さまざまな媒体で文章を執筆する職種です。特に最近は、WEBコンテンツに掲載される文章を執筆する「WEBライター」の需要が高まっています。
募集されているテーマはITやビジネス、恋愛やグルメなどあらゆる分野に需要があるため、得意な分野での執筆ができるでしょう。収入は1記事単価、もしくは1文字単価で設定されており、パソコンさえあればいつでもどこでも執筆できる自由な職種です。

多くのライターはクラウドソーシングで案件を受注している場合が多いですが、企業と直接やり取りしているケースもあります。

ブロガー/アフィリエイター

ブロガーは自分のブログに広告を掲載し報酬を得る職種です。この広告はアフェリエイトといい、アフェリエイトで収入を得ている人を「アフェリエイター」とも呼びます。

広告報酬は掲載されている広告がクリック、もしくは購入された際にマージンがもらえる仕組みです。ブロガーとして働く場合、まずはブログにアクセスしてもらうために、常に需要がある記事を書き続けなければなりません。
近年は使いやすいブログサービスも増えているため、気軽に始められる職種でもあるでしょう。

投資家

株式投資や外貨預金などの投資を行っている人も、働き方によっては自由業の職種の一つと言えます。投資家は初期費用がかかることや、資産価値の暴落などリスクが伴う反面、大きな収入を得られることが魅力でしょう。

株主優待や不動産収入、FXなど投資方法はさまざまですが、損をしないよう常に最新の情報をキャッチアップする能力が必要です。金融市場はいつでも動いているため、値動きがある時間帯だけ働くなど、比較的自分の好きなスタイルで働ける職種です。

WEBデザイナー

WEBデザイナーは急激に需要が高まっている職種で、WEBコンテンツのデザインを行う職種です。一般的なデザイナーのように、グラフィックソフトを使用したデザインの他に、WEBサイト全体のデザインも行います。

企業のHPをリニューアルしたり、新商品の特設ページが必要になったりと、今後益々WEBデザイナーの需要は高まるでしょう。WEBデザイナー案件は同じ作業でも案件によって報酬が異なるため、受注前に仕事内容はしっかりとチェックしましょう。

YouTuber

瞬く間に人気となったYouTuberは、YouTubeで自分が制作した動画を配信する職種です。動画再生回数に応じた広告収入が得られ、企業とタイアップした商品紹介やサービス紹介で報酬を得られるケースもあります。

広告報酬を得るためには条件がいくつかありますが、コツコツと動画を投稿して人気になれば高収入が得られる夢の職種でしょう。

プログラマー

現在最も勢いがあると言っても過言ではないプログラマーは、自由業の中でも高い報酬が得られる職種です。プログラム言語を使用してソフトウェアやシステムを開発したり、作業を自動化させたり、どの業種でも需要が高まっています。

インターネットの普及により、今後さらに需要が高まる可能性あるでしょう。プログラマーになるためにはスキルや知識が必要ですが、技術力が高まればその分高収入に繋がります。
また、会社員として働くよりも、フリーランスのプログラマーとして働いた方が高収入が得られる可能性が高いです。

カメラマン

カメラを使用して写真や動画を撮影する職種です。近年はストックフォトのような販売スタイルと、出張撮影などで報酬を得るスタイルが人気となっています。どちらも被写体の魅力を最大限に引き出すセンスと知識、そして撮影技術が要求される職種です。
カメラさえあれば誰でも目指せる職種のため、気軽に好きな被写体を撮影して収入を得ている人もいます。ストックフォトは自分では売れないと思っていた写真が売れるケースもあるため、登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

自由業のメリット

様々な働き方が選択できるようになり、自由業として働くメリットも多くなってきました。

  • 時間を自由に決められる
  • 仕事を選ぶことができる
  • 収入が青天井

1つずつご紹介します。

時間を自由に決められる

自由業の最大のメリットは、いつでも好きな時に仕事ができるところでしょう。

職種によっては難しい場合もありますが、平日の夜や土日の空いた時間に仕事に取り組むなど自分の予定に合わせられます。特に小さな子供がいたり、家族の都合で短時間しか働けなかったりする方には働きやすい環境ではないでしょうか。

仕事を選ぶことができる

自分の好きな仕事内容や報酬で仕事を選べるのは、自由業のメリットの一つです。

会社員のように指示があって仕事をするのではなく、自分のやりたい仕事だけを選んで仕事に取り組めます。やりたくない仕事は自分で避けられるため、仕事へのストレスも軽減されるでしょう。
また伸ばしたいスキルがあれば、そのスキルが発揮できる案件を受注することでスキルアップにも役立ちます。

収入が青天井

働けば働いただけ収入が得られる自由業は、収入の限界がありません。職種によっては会社員で働くよりも、高い報酬を得られる可能性もあるでしょう。

例えば会社勤めのプログラマーであれば、平均年収は500万円程ですが、自由業の場合1,000万円を超えるケースもあります。

自由業のデメリット

自由に働けるからこそのデメリットも存在します。

  • 収入が不安定
  • 自己管理が難しい
  • 一定以上のスキルが必要

それぞれ詳しく確認しましょう。

収入が不安定

自由業は働いた分だけ収入を得る働き方のため、会社員のように毎月決まった収入がありません。

体調不良やプライベートが忙しくて仕事に取り組めなければ、最悪その月は収入がなくなる可能性もあります。収入が青天井なことはメリットでもありますが、その分収入が途絶えてしまう危険性もあるため注意が必要です。
社会保障や福利厚生サービスがなく、働けない時や収入が減ってしまった時のリスク管理は自由業にとって最重要課題でしょう。

自己管理が難しい

好きな時に好きなだけ働けるのが自由業のメリットですが、反対に厳しい自己管理が求められます。自由業は一人で仕事をするため代わりはいません。
体調管理も含めて、時間配分や案件調整など徹底した自己管理が必要になるでしょう。

一定以上のスキルが必要

自分のスキルによって収入が得られる自由業ですが、案件を受注するためには一定以上のスキルが求められます。職種における専門的なスキルはもちろん、契約を行う事務スキルや案件獲得のための営業スキルも必要です。
特に職種に用いる専門的なスキルは、収入の単価や案件受注にも関わるため、できる限り磨いておくことをおすすめします。

自由業の始め方

ここまで自由業のメリットやデメリットについてご紹介してきましたが、最後に自由業の始め方についてご紹介します。自由業を始めようと考えている方は、次の4つのポイントを押さえておきましょう。

  • なりたい自由業のスキルを学ぶ
  • 貯金がある状態で始めるのが吉
  • 簡単な仕事から始める
  • 環境を整え自己管理をする

なりたい自由業のスキルを学ぶ

まずはどの職種で自由業を始めるかを決めて、必要なスキルを磨きましょう。職種によって必要なスキルや難易度も異なります。

例えばWEBデザイナーであれば、Photoshopなどのグラフィックソフトが使えなければ仕事になりません。YouTuberも動画編集のスキルが必要です。
自分がどの職種で仕事をしたいか決めたら、まずは最低限のスキルが身につくように努力していきましょう。

貯金がある状態で始めるのが吉

自由業として働く場合、できるだけ貯金はある状態で始めたほうがいいでしょう。始めたては、なかなか仕事が見つからなかったり、単価の安い案件しか受注できなかったりと思うように収入が得られません。
ある程度貯金があれば、仕事に取り組むための機材購入やスキルを勉強するためのスクール費にも使えます。自由業を始める前はあらかじめ貯金をしておきましょう。

簡単な仕事から始める

なりたい職種のスキルが身についたら、簡単だと感じる仕事に応募してみましょう。専門的なスキル以外にも実績がたくさんあると、良い条件の案件受注に繋がりやすいです。
またクライアントから信頼が得られれば、単価アップや継続受注も期待できます。実績が少ない内はスキルを磨きながら、少しずつ難しい仕事内容に挑戦をして実績を増やしていきましょう。

環境を整え自己管理をする

最後に自分が快適な環境で集中して仕事ができるよう、環境を整えておきましょう。
自由業を始めるのであればどのような職種でも、仕事用のメールアドレスやSNSアカウント、HPを用意しておくと便利です。他にも名刺や報酬を受け取る専用口座の開設、さらに自由業では作りづらくなるクレジットカードの作成もしておくといいでしょう。
様々な誘惑に負けないよう仕事専用スペースを作ったり、使いやすいツールを導入したり労働環境を整えることも大事です。

時間や場所にとらわれない自由業を始めよう!

自分の好きなスタイルで働ける自由業は、新しい働き方として注目されています。収入が不安定になってしまうなどのデメリットも事前に対策をしておけば、メリットの方が大きいでしょう。

好きなことを好きなだけして収入を得ることで、今までよりも楽しく働けるのではないでしょうか。自由業には今回ご紹介した職種以外にもたくさんの職種があるので、ぜひ自分にあった職種を見つけてみてください。