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Amazon EFSとは


Amazon Elastic File System (Amazon EFS) は、AWS クラウドサービスおよびオンプレミスリソースで使用するための、シンプルでスケーラブルな完全マネージド型の NFSファイルシステムを提供します。アプリケーションを中断することなくペタバイト規模にオンデマンドでスケールするよう設計されており、ファイルの追加および削除に合わせて自動で拡大および縮小されるため、拡張に合わせて容量をプロビジョニングおよび管理する必要がなくなります。

Amazon EFS では、2 つのストレージクラスを提供しており、標準ストレージクラスと低頻度アクセスストレージクラス (EFS IA) があります。EFS IAは、毎日アクセスしないファイルに対して最適化されたコスト効率の料金/パフォーマンスを提供します。また選択したライフサイクルポリシーに従ってストレージコストを最大92%もコストカットしてくれます。ファイルシステムで EFS ライフサイクル管理を有効にすることで、選択したライフサイクルポリシーに従ってアクセスしないファイルは、自動的かつ透過的にEFS IAに移されます。EFS IAストレージクラスの費用は、0.025 USD/GB-月です。

Amazon EFS は何千ものAmazon EC2インスタンスに対して大規模な並列共有アクセスを提供するように設計されており、アプリケーションが一貫した低レイテンシーで高レベルの集約スループットとIOPSを実現できるようにします。

Amazon EFSは、ホームディレクトリからビジネスに不可欠なアプリケーションまで、幅広いユースケースをサポートするのに適しており、EFSを使用して、既存のエンタープライズアプリケーションをAWSクラウドに移行することができます。その他のユースケースには、ビッグデータ分析、ウェブサービスとコンテンツ管理、アプリケーションの開発とテスト、メディアとエンターテインメントワークフロー、データベースのバックアップ、コンテナストレージが含まれます。

Amazon EFSは、耐久性と可用性を高めるために複数のアベイラビリティーゾーン (AZ) に分散されるデータを保存するリージョナルサービスです。Amazon EC2インスタンスは、AZ、リージョン、VPC にかけてファイルシステムにアクセスでき、また、オンプレミスサーバーは AWS Direct Connect あるいは AWS VPN を介してアクセスできます。