Microsoft クラウドに関連するキーワード
Microsoft Azureとは?Azureと日本のクラウド化
Microsoft Azureとは
Microsoft Azureはクラウドサービスであり、Microsoft社が提供しています。サービス開始時にはWindows Azureという名称でしたが、Microsoft Azureへ名称を変更しました。以前の名称にWindowsとつくように、Windowsと高い互換性を持ちます。
Microsoft Azureで出来ること
クラウドにはSaaS、PaaS、IaaSの3種類のサービスがあります。 Microsoft Azureでは主にPaaSとIaaSを提供しています。クラウドに依存すると、ネットワークやハードウェアの保守管理などのセキュリティに関する仕事の軽減につながります。
Microsoft Azureの安全性
Azureではセキュリティ関連に10億米ドルを超える投資と、全世界で計3,500人以上のセキュリティプロフェッショナルがAzure上にあるユーザーのビジネス資産とデータを守っています。
市場のシェア率と成長率
2020年4月現在、市場のシェア率トップはAWS、Azureは2位となっています。しかし成長率に至ってはAzureが群を抜いてトップです。
データ格納
Azureではデータ格納が標準でディスク3重になっているので、2箇所のリージョンでコピーすれば6重にしてデータを格納するという事が可能です。
日本におけるAzure
国内にデータセンターを有することのメリット
1.国内に2箇所のデータセンターがある事で災害やトラブルでどちらかの拠点が被害を受けても、もう一方の拠点がカバーすることができます。
2.アクセスの遅延を最小限に抑えることができ、安定したアクセスができるようになります。
3.日本の企業向けの課金プランを提供できるようになります。
日本はクラウド抵抗国?
日本はクラウド抵抗国に分類されています。日本企業はパブリッククラウドにかける費用よりもSI費用や保守費用、パッケージ対して費用を割り振っているのです。これが日本企業のスタイルなので、この先もクラウド先進国、後続国の欧米諸国と並ぶことはないでしょう。
終わりに
ここまでAzureについて簡単にまとめてみましたが、目には見えないものなので、しっかり調べて学ばなければ、使っている自覚も持てないのだと実感しました。クラウドを導入する事を考えるのであれば、米国の運用方法を真似てみるのも良いかもしれません。