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LPIC(Linux Professional Institute Certification)とは


LPIC(エルピック)とは「Linux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)」の略で、公式なLinuxスキルの判断基準として国際的に認められている世界で通用するIT資格です。運営はカナダに本部を置く非営利組織Linux Professional Instituteによって行われています。Linuxの認定試験としては、Red Hat社が実施しているRHCE(Red Hat Certified Engineer)試験などがありますが、LPICは世界共通基準で認定を行っており、特定のベンダーやディストリビューションに依存することなく、中立公正な立場でLinux技術を評価しています。

試験概要

「レベル1」「レベル2」「レベル3」と3段階階層になっており、前のレベルをパスしていることが次のレベルの受験条件になります。試験内容は世界各国からのボランティアによる業務内容分析(JTA)や出題問題の提供によって支えられ、最終的にはLPI本部のスタッフによる出題、サイコメトリック(計量心理学)を活用した統計処理によって作成されています。

LPICには試験日や試験会場の指定はなく、基本的に祝日を除く月~土曜日に全国100箇所以上の対象テストセンターにてCBT方式で試験が実施されています。LPICについては有効期限はありませんが、5年間の「有意性の期限」が設定されています。