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RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)とは


RAID(レイド)とは「Redundant Arrays of Inexpensive Disks」の略で、ハードディスクなどのストレージ(外部記憶装置)を複数台まとめて、仮想的な一台の装置として運用するディスクアレイ(*1)の代表的な実装形態です(*1,ディスクアレイとは、外部記憶装置のひとつであり主にサーバ用)。データを分散して記録することにより期待される効果は、①容量を増やすことができる。②負荷分散による高速化。③冗長化による耐障害性の向上。の主に3つです。RAIDはあくまでも運用に対しての冗長性をを確保するものであるため、バックアップとは異なる点に注意が必要です。サーバやシステムにてよく使われています。

RAIDには、コントローラカードなどの専用のハードウェアで管理する「ハードウェアRAID」と、複数のストレージ装置を束ねて一体的に運用しコンピュータ上で実行するソフトウェアによって管理する「ソフトウェアRAID」があります。データの記録方法によりRAID0からRAID6まで7種類定義されていますが末尾の数字が大きいほど優れているなどの優劣があるわけではありません。高速性や耐障害性などそれぞれに特徴があるため、RAID0とRAID1を組み合わせてRAID01(またはRAID10)として使用されたり、RAID5とRAID0を組み合わせてRAID50として使用するなど、各RAIDレベルを組み合わせて信頼性と速度を両立させる手法も存在します。