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Amazon Linux は何系のディストリビューションに該当するのか


Amazon Linux は Amazon EC2 上で使用することを想定した設計となっているため、AWS との連携が非常に容易に行える等、他にも様々な特徴はありますが、今回着目していきたいのは、パッケージの管理が RPM を扱うことができる yum コマンドを採用している点と、Amazon Linux AMI では System V init システムであり、Amazon Linux 2 では Systemd のサービスとシステムマネージャーが提供されている点です。

上記の着目点を踏まえて、Amazon Linux のベースは RedHat 系のディストリビューションであると言われています。その為、RHEL や CentOS とほぼ同じように使用することができます。

ベースバージョンについてですが、Amazon Linux AMI に関しては諸説あり、RHEL6 をベースとしている説と、RHEL5.x と RHEL6 の一部をベースとしている説があります。ただし、実際には RHEL6 とかなり似ているとのことなので、使用する上では RHEL6 がベースである、という認識で問題無さそうです。一方 Amazon Linux 2 に関しては RHEL7 をベースとしていると言われております。Systemd が採用されていることからも、実際の操作は RHEL7 に近いです。