インフラエンジニアに役立つ資格とは
はじめに
インフラエンジニアとは、ネットワークサーバーの構築や運用を行う仕事です。
私たちがこうして快適にネットワークを利用できるのは、インフラエンジニアの方々のおかげです。
インフラエンジニアとして活躍するために学習しておくと役に立つ資格を紹介します。
基本情報技術者試験
IT業界で仕事をするならば取っておきたい国家資格です。
情報処理技術者試験の中で、最も基礎的な知識を問われる試験ですが、合格率は25%程度と低くなっております。
基本とついていますが簡単な試験ではないため、完全に未経験の方は「ITパスポート」から取得するとよいでしょう。
Oracle Master(オラクルマスター)
オラクルマスターとは、日本オラクル社が定めるデータベース認定試験のことです。
- ・Platinum
- ・Gold
- ・Silver
- ・Bronze
といった4段階の難易度があります。
知名度が高く、世界共通の資格基準となっているため、海外でも評価される資格です。
未経験の方はBronzeから受けると良いでしょう。
>Bronzeの合格率は60~70%と言われています。
LPIC
Linux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)の略で、Linux技術者の技術レベルを問う認定資格です。
レベル1から3までの難易度があり、3が最も高い難易度となっております。
Linuxの資格の中で最もメジャーであり、取得者も多い資格です。
シスコ技術者認定
シスコシステムズの提供するネットワークエンジニアの技能を認定する検定試験です。
- CCENT:エントリー
- CCNA:アソシエイト
- CCNP:プロフェッショナル
- CCIE:エキスパート
- CCAr:アーキテクト
と5段階あり、アーキテクトが最も高い難易度となっております。
シスコはネットワーク分野において市場シェアトップであり、シスコ製品に関する知識やスキルの需要も比例して高くなりますので、取得しておけば活躍の機会を広げることができるでしょう。
しかし、受験料が39000円と高額で、3年で失効し、再度受け直さなければならないため、更新が必要かどうかは自身のキャリアと相談しましょう。
以上がインフラエンジニアとして活躍するために取得しておいたほうがよい資格の紹介となります。
インフラエンジニアといっても、サーバーエンジニアかネットワークエンジニアかによって必要となる知識は変わってきますので、自分に必要な資格の勉強から始めてみましょう。