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Excelの共有編集について


Excelはブックの共有をすることで、複数のユーザーと共同で作業ができる機能です。しかし、ブックの共有の機能は制限が多いため使い勝手が良いとは言えません。この点に関してはGoogleのスプレッドシートのほうが使い勝手は良いでしょう。そこでMicrosoftは「共有ブック」を機能拡張し、「共同編集」として新たに機能を追加しました。それによりスプレッドシートと引けを取らない便利さにまで機能が向上しました。そのためMicrosoftは古い機能の「共有ブック」の使用を推奨しておらず、できるだけ「共同編集」を使用するよう勧めています。しかしながら「共同編集」の機能もすべてのExcelで使用できる訳ではありません。

WindowsやmacOSを利用している場合はMicrosoft 365を利用していてアカウントにサインインしている必要があります。また、OneDrive、OneDrive for Business、SharePoint Onlineのライブラリのブック上で共同編集が可能となります。

これらの条件に合致にしない方は「ブックの共有」を利用することになりますが、セルの結合や解除、シートの削除、条件付き書式の追加/変更、データの入力規則の追加/変更、ハイパーリンクの挿入/変更、グラフの作成、ピボットテーブルの作成などの機能が制限されているので注意してください。

共同編集ができるほうが効率的なうえに機能の制限も解除されるため圧倒的に便利なため、新しくExcelを入れることがある場合は共同編集が利用できるバージョンのExcelを導入することをオススメします。