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ABAPについて


ABAPとは?

ABAPとは、SAPシステムの開発でのみ使われる独自のプログラミング言語です。SAP製品を拡張して、企業独自の機能を追加したり、SAPに新たな機能を付け加える場合にABAPを使う必要があります。SAPに特化した言語なので、Javaのような有名なプログラミング言語と比べて知名度は低いのが実情です。スキルを持っているエンジニアは少ないですが、現在ABAPを使用する案件が増加しており、ニーズが高まっています。

ABAPのプログラムの特徴

ABAPはレポート、バッチインプット、Dynproというタイプに分けられます。

レポート

ABAPのレポートとは、データを出力する事を目的としたプログラムです。つまり、レポートプログラムとは「データを取得し一覧表示するプログラムのこと」と理解しておくと良いです。例えば、会計業務の財務表の作成も、データを照会・取得して報告書にまとめる業務と言えます。これらを実現しているのがレポートと呼ばれるプログラムになります。

バッチインプット

バッチインプットとは、大量のデータをまとめて処理するプログラムの事です。いわゆるバッチ処理を実現するプログラムのことを指し示します。このバッチインプットでは、①一度で大量のデータを捌くことが出来ること、②作業を自動化出来ること、③処理をユーザが利用していない時間帯に実施する事で、システムの負荷を下げる事が出来るといったメリットがあります。

Dynpro

Dynproとは「Dynamic programming」の略で、対話型の画面入力に関するプログラムのことです。対話型というのは、ユーザの入力した内容に応じ、画面表示がされていくものを言います。例えば、Googleの検索スペースにキーワードを入力すると、検索結果を表示し、リンクをクリックするとそのページを表示します。Dynproを使う事で、SAPも同じように画面を作成し、ユーザの操作内容に応じて処理の内容を変えるような画面遷移を実現する事が出来ます。




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