在宅ワーク可能なIT系の職種とは?在宅ワークのメリット・デメリット
はじめに
コロナ状況下の中、リモートワークといった家でできる仕事に着目されている世の中ですが、どのような職種があるのでしょうか。メリットとデメリットも挙げながら在宅ワークができるお仕事についてご紹介します。
在宅ワークに最適な職種
在宅ワークにはIT系の職種が最適です。特別資格がいるわけではなく、インターネットさえあればノートパソコン1つで仕事が行えます。いくつか例を挙げていきたいと思います。
デザイナー
クライアントの意向に基づきWebデザインを手がけるという仕事内容です。「Illustrator」「Photoshop」などのグラフィックソフトを使用し配色や装飾を決め、ロゴやアイコンなどの配置を決めます。基本的に全体の構成とレイアウトを決めるのがWebデザイナーです。
コーダー
HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を使いコーディングし、ミリ単位の細部までの調整をし、Web上で実際に閲覧できる形にします。コーダーにはコーディングのスキルが必須となってくるでしょう。それらのスキルは独学で学ぶ事ができます。
プログラマー
コーダーがフロントエンドだとしたら、プログラマーはバックエンドで、サーバー上で動くプログラムを構築します。使う言語はJava、PHP、C言語などです。これらの言語を使いわけ、私たちの身の回りにあるテレビやスマートフォン、ゲームなどに活用されています。
在宅ワークするために必要な環境
IT系の仕事は基本的にインターネットとパソコンがあれば仕事ができます。イラストレーターやフォトグラファーなどの例外はありますが基本この二つがあれば在宅ワークができる事でしょう。
在宅ワークのメリット
メリットとしてあげられるのは自分の好きなタイミングや自分の好きな場所で仕事ができ、子育て中のお母さんでも子供の面倒見ながら行う事ができます。メリットをいくつかご紹介していきます。
出勤しなくて良い(時間節約)
1番大きいと言っても過言ではない通勤時間の節約。人によっては片道何時間もかかってしまう通勤時間も少なくなるはずです。毎日満員電車に揺られている人もいるでしょう。在宅ワークだと家が仕事場のため通勤する必要がなく時間と体力の節約ができます。その分仕事に注力できるので、その分効率も上がるでしょう。
自分の時間を確保しやすい
時間に縛られる事なく、あなたの好きな時に働く事ができます。時間の管理さえしっかり行う事ができれば、プライベートの時間も十分に確保する事が可能です。空いた時間を趣味などの好きなことに割くこともできるようになります。
人間関係で悩まなくなる
職場での人間関係で悩んだことがある人は多いのではないでしょうか。在宅ワークだと上司のパワハラや煩わしい人間関係とは無縁になります。仕事終わりに上司から、行きたくないご飯に誘われることもなくなるので、お金も節約することができます。人とのコミュニケーションがあまり得意ではないという方にもおすすめですね。
在宅ワークのデメリット
在宅ワークのデメリットとしてあげられるのは、勤務時間とプライベートの線引きが曖昧になってしまうことです。夜遅くまで仕事をして長時間労働になってしまう恐れがあります。デメリットをいくつかご紹介していきます。
運動不足になりやすい
もちろん在宅ワークですので基本的に外に出る必要がなくなります。通勤がなくなるため人によっては全く歩かなくなるかもしれません。通勤が運動にもなるので在宅ワークする方は自分で体を動かしてあげる時間を少しでも作ってあげる事が大切です。
教えてもらいづらくなる
在宅ワークでは、オンライン上でコミュニケーションを取る為、教育をすることが困難です。オフィス勤務だと、わからない事があればすぐに助けを求め、助言を受ける事ができます。しかしオンラインではすぐに聞く事ができなかったり、細部まで伝わらず誤解が生まれてしまったりする可能性もあり、教育が難しくなってしまいます。
特にIT系の仕事では、複雑な部分を扱う事が多いですので、余計オンラインで教育が行いにくい環境にあります。
人と話す機会が極端になくなる
自宅で、パソコン1台とひたすら向き合うお仕事なので人と話す事が愕然と少なくなります。人と話す事でストレスを発散でき、気晴らしにもなりますが、こういった事ができなくなります。気づけば1日中誰かと話していないという経験をしている人も少なくないです。
在宅ワークでの注意すべき点
在宅ワークでの注意すべき点を3つご紹介していきます。
成果主義
プロセスを見ることができないので、成果主義が基本です。いくら残業をしていても成果が出ていなければ評価されることはほとんどありません。
特にIT系のお仕事では、ほとんどの場合が「成果物」を提出して初めて仕事が完了しますので、プロセス余地も「結果」が重視されやすいです。
コミュニケーション能力
社会に出て1番大事と言っても過言ではないコミュニケーション力。しかしオンラインでのコミュニケーションの為、どうしてもコミュニケーション不足が生じたり、誤解が生まれやすくなったりしてしまいます。
セルフマネジメント能力
プライベートと仕事の線引きが曖昧になりがちです。自己管理できなければ仕事が捗らず、夜遅くまで働き長時間労働につながるケースも少なくありません。自己管理をして境界線を引く事が大事です。
まとめ
在宅ワーク可能な職種はいくつかありますが、IT系の職種が特に多いです。会社勤めとは違い家でのお仕事となるので、働き方は大きく異なります。「プライベートの時間が確保しやすい」などの特権もあるので、メリットやデメリットを踏まえ、在宅ワークに挑戦してみてはいかがでしょうか。